バーレーン・ヴィクトリアスが7月1日に開幕するツール・ド・フランスで着用する特別カラーのチームキットを発表。また4月にトレック・セガフレードと契約解除したアントニオ・ティベーリ(イタリア)の獲得を明らかにしている。



白ベースに青緑とゴールドの差し色の入ったツール・ド・フランス特別ジャージ photo:Team Bahrain Victorious

ジロ・デ・イタリアが閉幕し、7月1日開幕のツール・ド・フランスに向けて動き出したロードレース界。出場チームの中でもバーレーン・ヴィクトリアスは先んじて、同大会で着用する特別チームキットを発表した。

そのテーマとなったのはバーレーンの主要産業である真珠。「パールは何世紀にも渡ってバーレーンの経済を支え、真珠貿易の中心地として繁栄してきた」とチームが説明するように、ジャージサプライヤーであるアレのジャージには真珠の白を基調にアラビア湾の水を表す青緑、そして袖には真珠の輝きを表現したゴールドがあしらわれた。またルディプロジェクトのヘルメットやエリートのボトル、バイクにも同様のカラーリングが施されている。

バイクやヘルメットもホワイト基調の新カラーで彩られる photo:Team Bahrain Victorious

バーレーンはツールへの出場メンバーを明らかにしていないものの、ミケル・ランダ(スペイン)を中心に総合上位を狙う予定。また新キットのモデルとなったマテイ・モホリッチ(スロベニア)はもちろん、昨年大会で逃げから勝利に迫った23歳のフレッド・ライト(イギリス)も3年連続で出場予定だ。

元ジュニア世界王者ティベーリを獲得

またバーレーンは新キットを発表した翌日の6月1日、今年4月にトレック・セガフレードとの契約を解除したアントニオ・ティベーリ(イタリア)の獲得を発表した。「選手として、また人間として新しい1ページを迎えることができ、喜びに感じている。オファーを受けた時、加入することに迷いはなかった。既にチームのイタリア人スタッフや選手は知っており、皆暖かく迎えてくれた」とティベーリはプレスリリースでそう語っている。

トレックと契約解除に至ったアントニオ・ティベーリ(イタリア) photo:CorVos

ティベーリは2019年のTT世界選手権を制し、2020年にプロデビューを果たした21歳。今年はツアー・ダウンアンダーやUAEツアーでシングルリザルトを収めるなど活躍したものの、昨年6月に猫の頭部を空気銃で撃ち殺害したことが発覚。またティベーリの「謹慎期間中の行動がトレック・セガフレードの定める競技復帰の基準に満たなかった」ため、トレックとの契約が双方の合意の下解除された。

チームの代表であるミラン・エルゼン氏は「アントニオ(ティベーリ)はいくつかの間違いを犯したが、本人はそれを自覚している。我々は規律や人格形成、指導によって彼の競技外での長期的な成長も支援していきたい」とコメント。またティベーリ本人も「このチームの力を借りて過去の過ちから学び、成長を証明したい」と語っている。

text:Sotaro.Arakawa

最新ニュース(全ジャンル)