ホーヘルハイデのレース会場に詰めかけたファンはなんと4万人以上。マチューとワウトの美しい戦いは、オランダとベルギーの大応援団の期待を遥かに凌ぐものだった。現地に赴いたフォトグラファー田辺信彦の写真とテキストで、シクロクロス世界選手権の最終日を振り返る。



ホーヘルハイデの不動産屋にはマチューと父アドリのサイン入りアルカンシェルジャージが飾られていた。この場所はファンデルプール家の地元なのだ Photo:Nobuhiko.Tanabe

男子ジュニア:レオ・ビシオの勝利にチームメイトが湧き立つ Photo:Nobuhiko.Tanabe

波乱の落車で幕を開けた男子ジュニア。痛々しい姿になってもなお力強く走る Photo:Nobuhiko.Tanabe

男子ジュニアにはカータ・ヴァスの弟も出走した。姉が弟をサポート Photo:Nobuhiko.Tanabe

男子U23:優勝候補のライアン・カンプ(オランダ)はシケインに突っ込み、痛恨の落車 Photo:Nobuhiko.Tanabe

小さなファンがマチューのコースインを待つ Photo:Nobuhiko.Tanabe

前日に女子エリートレースを制したフェム・ファンエンペル。サインを求める子供たちが群がっていた Photo:Nobuhiko.Tanabe

アイコニックな階段上にはマンションが建った。多くの住人たちがマチューを応援 Photo:Nobuhiko.Tanabe

ここ数年のシクロクロス世界選手権で一番の大観衆が詰めかけた。トップ2人が途轍もないスピードで駆け抜けていく。 Photo:Nobuhiko.Tanabe

サイドバイサイドでシケインをバニーホップしていくマチューとワウト Photo:Nobuhiko.Tanabe

2位ファンアールト、1位ファンデルプール、3位イゼルビット Photo:Nobuhiko.Tanabe


photo by Nobuhiko Tanabe in Hoogerheide, Nederland