印象的だったのは、悔しいはずのパック・ピーテルスが良きライバルであるフェム・ファンエンペルのタイトル獲得を満面の笑顔で讃えたこと。現地に赴いたフォトグラファー田辺信彦の写真とテキストで、3人の新世界チャンピオンが生まれたシクロクロス世界選手権初日を振り返る。



1万人以上の観客が詰めかけたシクロクロス世界選手権初日。2日目は前売りだけで28,000枚ものチケットが売れたという Photo:Nobuhiko.Tanabe

優勝候補、ティボー・ネイス(ベルギー)の友人たちが熱い声援を送る Photo:Nobuhiko.Tanabe

森林区間の中継にはFPVドローンが使用され、臨場感あふれる映像がテレビに流れた Photo:Nobuhiko.Tanabe

男子U23:フルラップ完走し、互いを讃える柚木伸元(朝明高校)と副島達海(大阪産業大学) Photo:Nobuhiko.Tanabe

女子エリート最終周、圧倒的なリードで走るフェム・ファンエンペル(オランダ)に観客から拍手が贈られた Photo:Nobuhiko.Tanabe

女子エリート:2番手に落ちてもなお、諦めずにプッシュし続けるパック・ピーテルス(オランダ) Photo:Nobuhiko.Tanabe

女子エリート:良きライバル関係を築くファンエンペルとピーテルス。2021年にファンエンペルがU23タイトルを奪った時もピーテルスが勝利を祝った Photo:Nobuhiko.Tanabe

23位で完走した小川咲絵(AX cyclocross team) photo:Nobuhiko tanabe

試走時間いっぱい、入念にコースの感触を確かめるワウト・ファンアールト(ベルギー) Photo:Nobuhiko.Tanabe


photo by Nobuhiko Tanabe in Hoogerheide, Nederland