ヴィットリアが新たにTPUチューブを発表。Ultra Light Speedインナーチューブは60mmバルブで30gという軽量性と高い耐パンク性能を備えた新世代チューブ。リペアキット同梱パッケージで販売される。



ヴィットリア Ultra Light Speedインナーチューブヴィットリア Ultra Light Speedインナーチューブ (c)ヴィットリア・ジャパン
長い歴史を誇るイタリアンタイヤブランドのヴィットリア。様々なカテゴリーのタイヤをラインアップする名門ブランドだが、中でもCORSAシリーズはロードレーシングタイヤの代名詞的存在として多くのサイクリストに愛されてきた。

そんなヴィットリアから新たなインナーチューブが発表された。スタンダードなブチルチューブと高性能なラテックスチューブを揃えるヴィットリアだが、第3のチューブとしてTPUチューブをラインアップに加えた。

非常にコンパクトになるUltra Light Speedインナーチューブ。左からTPU,ラテックス、ブチルチューブとなる非常にコンパクトになるUltra Light Speedインナーチューブ。左からTPU,ラテックス、ブチルチューブとなる (c)ヴィットリア・ジャパン
TPUとは熱可塑性ポリウレタンのことで、その特性からチューブ素材としても近年注目が集まっているマテリアル。100%再生可能素材でありながら、-47℃から100℃まで安定した特性を示しつつ、従来のゴム素材とは異なり射出成型によって製造可能であるため、非常に薄手かつ均一に作ることができる。

一般的なブチルチューブが1mm程度の厚さを有しているのに対し、ヴィットリアのUltra Light Speedインナーチューブは0.35mmと、半分以下の厚みで製造されている。これにより30gという優れた軽量性、そして折り畳み時のコンパクトさを実現。ツールケースやサドルバッグ、ジャージポケットに収納しても全く気にすること無く持ち運び可能になっている。

バルブはチューブと超音波溶着によって接合されるバルブはチューブと超音波溶着によって接合される (c)ヴィットリア・ジャパン
一定の伸縮性を備える一方で空気の保持力も高いため、日々の空気入れ作業が煩雑になるということも無い。薄手ながら突刺などへの抵抗力も高く、パンク耐性にも優れている。また、万が一パンクした際もゴムチューブに比べて空気漏れが遅く、安全に停車することができるという。

TPUチューブはパンク修理が難しいという意見もあるが、それは専用の補修キットが必要となるからだろう。ヴィットリアUltra Light Speedインナーチューブでは、専用の補修キットを付属したパッケージにて販売される。キットには専用パッチとクロスが入っており、簡単かつスムーズに完璧な補修を可能にするという。

リムーバブルコアを採用した60mmバルブリムーバブルコアを採用した60mmバルブ (c)ヴィットリア・ジャパン
なおUltra Light Speedインナーチューブはディスクブレーキ専用モデルとされている。リムブレーキで連続的にブレーキをかけた際にリムが高温になる状況を考慮し、安全を保証するための設定とのことだ。

TPUチューブに超音波溶着によって美しく接合されるバルブは、リムーバブル・プレスタ・コアを採用。標準で60mmバルブとされており、そのままでも最大50mmハイトのホイールに対応するが、バルブエクステンションを用いることでよりディープなホイールでも使用可能だ。今回用意されるのは700x25/30cサイズとなり、価格は4,598円(税込)。

ヴィットリア Ultra Light Speedインナーチューブヴィットリア Ultra Light Speedインナーチューブ (c)ヴィットリア・ジャパン


ヴィットリア Ultra Light Speedインナーチューブ
サイズ:700x25/30c
バルブ:60mm FV(RVC)
チューブ肉厚:0.35mm
重量:30g(avg.)
 ※ディスクブレーキ専用、リペアキット付属
原産国:ドイツ
価格:4,598円(税込)
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