丸型頭にフィットするヘルメットでお馴染みのカブトは、アジア人の顔に合わせたフィットを実現したアイウェアも展開している。そのラインアップに新型フラッグシップモデル"122"が追加された。プロ選手たちも着用するハイエンドアイウェアを紹介しよう。



カブト 122(ホワイト/モーブグリーン)カブト 122(ホワイト/モーブグリーン) (c)カブト
近年、世界各国のアイウェアブランドからリリースされる最新モデルの多くは、ゴーグルのような大型一眼レンズを備えている。顔を覆う面積が広くなることで、アイウェアを通して得られる視界も広くなりつつ、プロテクション性も向上する機能的なメリットも持つのが大型一眼レンズだ。

大型一眼レンズというトレンドに沿ったモデル"122"を日本のカブトもリリースした。122に搭載されるレンズは、横137mm、縦56mmというワイド形状かつ、アジア人の顔に合わせたカーブのシリンダー(円筒)形状とされ、広い視野とともに優れたフィット性を実現していることが特徴だ。レンズには撥水發油コーティングが施されており、ストレスとなる汚れを寄せ付けにくくなっていることもポイントだ。

カブト 122PH(アースグリーン/レッドクリア調光)カブト 122PH(アースグリーン/レッドクリア調光) (c)カブトカブト 122PH(マットブラック/レッドクリア調光)カブト 122PH(マットブラック/レッドクリア調光) (c)カブト


フレームはノーズピースとレンズ下部のパーツ、テンプルの3つで構成され、レンズの上部はフレームレスとされ、高い位置までレンズでカバーすることで、広い視野を獲得している。深い前傾姿勢でスプリントする時なども、フレームに邪魔されることなくレンズを通した視界を得ることができるため、ライドに集中できるはずだ。

フレーム内側には度入りレンズを入れた専用インナーフレームを装着することも可能。コンタクトレンズよりもメガネの方が安心できるという方でも着用可能なアイウェアに仕上げられている。通常のメガネに比べれば、保護機能でも勝るほか、突然の降雨などでもクリアな視界を確保できるため、レースユースなどにもマッチするだろう。

カブト 122(アースブルー/モーブグリーン)カブト 122(アースブルー/モーブグリーン) (c)カブト
フラッグシップモデルにあたる122は、同梱されるレンズが異なる2種類のパッケージが揃う。一つは通常モデルでモーブグリーンという緑色系のミラーレンズと、乱反射防止コーティングが施されたクリアレンズという2種類が揃ったパッケージだ。フレームカラーはホワイト、マットブラック、アースブルー、アースグリーンの4色。価格は16,500円(税込)。

もう一つは様々なテクノロジーを搭載したミラー調光レンズが備えられた122 PHというモデル。赤色ミラーのコーティングが施されており、調光性能が落ちる高温環境下でも一定の遮光性を実現しているという。また、レンズ内側には防曇シートがあしらわれており、湿度が高い環境下でもレンズが曇りにくく、クリアな視界を維持できることが特徴だ。フレームカラーは通常モデルと同様。価格は22,000円(税込)。

日本人にフィットする形状のアイウェア カブト 122日本人にフィットする形状のアイウェア カブト 122 photo:So Isobe
インナーフレームにも対応している122シリーズインナーフレームにも対応している122シリーズ


カブト 122
フレーム:グリルアミドTR90
レンズ:ポリカーボネート
レンズサイズ:横137mm×縦56mm
付属レンズ(可視光線透過率) : モーブグリーン(20%)、ARクリア(90%)
特殊レンズコーティング : 外面撥水撥油コート、乱反射防止コート(クリアレンズのみ)
レンズカーブ : シリンドリカル6カーブ
フレームカラー:ホワイト、マットブラック、アースブルー、アースグリーン
価格:16,500円(税込)

カブト 122PH
フレーム:グリルアミドTR90
レンズ:ポリカーボネート
レンズサイズ:横137mm×縦56mm
付属レンズ(可視光線透過率):レッドクリア調光(65%~13%)
特殊レンズコーティング : 外面撥水撥油コート、内面防曇シート
レンズカーブ : シリンドリカル6カーブ
フレームカラー:ホワイト、マットブラック、アースブルー、アースグリーン
価格:22,000円(税込)

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