2年の休止期間を経て、3日間のステージレースとして戻ってきたライド・ロンドンクラシック(UCI.ワールドツアー)が閉幕。23歳スプリンターのロレーナ・ウィーベス(オランダ、チームDSM)が世界王者エリーザ・バルサモ(イタリア、トレック・セガフレード)らを抑え、3戦全勝という圧倒的な強さで総合優勝に輝いた。



3年振りにレースカレンダーに戻ってきたライド・ロンドンクラシック3年振りにレースカレンダーに戻ってきたライド・ロンドンクラシック (c)RideLondon
スペインでのステージレース2連戦(イツリア、ブルゴス)を終え、UCI女子ワールドツアーの舞台はイギリスへ。ウィメンズ・ツアー(6月6〜11日)を前に、ロンドン五輪を記念して2013年から始まったライド・ロンドンクラシックが開幕した。2年の休止期間(2020、2021年)を経て、ワンデーレースから今年3日間にパワーアップして戻ってきた。

その名の通りイギリス・ロンドン周辺で争われる3日間のコースは、いずれも集団スプリントが濃厚の平坦コース。そのため大会にはワンデーレース時代だった2019年大会の覇者ロレーナ・ウィーベス(オランダ、チームDSM)やヘント〜ウェヴェルヘムなど今季ワールドツアー3勝を収めている世界王者エリーザ・バルサモ(イタリア、トレック・セガフレード)、ロッタ・コペッキー(ベルギー、SDワークス)などトップスプリンターが揃った。

第1ステージ:マルドン〜マルドン(136.5km)

マルドンを発着点とする136.5kmのコースで行われた第1ステージは、2度に渡る大規模落車の影響からか、逃げが生まれないまま終盤に突入する珍しい展開に。終盤にイギリス個人TT王者のアンナ・ヘンダーソン(イギリス、ユンボ・ヴィスマ)が飛び出すものの残り1kmで捉えられ、勝負は大方の予想通り集団スプリントに持ち込まれた。

ウィーベスとバルサモに、22歳の新鋭エマセシル・ノルスゴー(デンマーク、モビスター)が加わって同時にスプリントを開始。残り50mから更に踏み込んだウィーベスがバルサモを引き離し、ウィーベがワンデーレースだった2019年大会に続いて勝利した。

シェルマー川を沿って走る第1ステージシェルマー川を沿って走る第1ステージ (c)RideLondon
2019年の前回大会に引き続き初日で勝利を挙げたロレーナ・ウィーベス(オランダ、チームDSM)2019年の前回大会に引き続き初日で勝利を挙げたロレーナ・ウィーベス(オランダ、チームDSM) (c)RideLondon
第2ステージ:チェルムスフォード〜エッピング(141.7km)

かつてチームスカイで活躍し2020年に引退したイアン・スタンナードの出身地、チェルムスフォードを出発する大会2日目。この日のコースもカテゴリー山岳のない平坦路で争われ、レース序盤から僅かな可能性に掛けてヴェロニカ・エワーズ(アメリカ、EFエデュケーション・TIBCO-SVB)が単独で飛び出した。

それを追うメイン集団ではリーダージャージのチームDSMがコントロールを担当した。2つあるボーナスタイムが付与される中間スプリントを前日勝者のロレーナ・ウィーベス(オランダ、チームDSM)がプロトンの先頭で通過・加算すると、残り26kmでエワーズを吸収。この日の集団スプリントもウィーベがバルサモやノルスゴーを下し、2日連続の勝者となった。

チェルムスフォードからエッピングに向かう第2ステージチェルムスフォードからエッピングに向かう第2ステージ (c)RideLondon
リーダージャージを着たロレーナ・ウィーベス(オランダ、チームDSM)が2日目も制すリーダージャージを着たロレーナ・ウィーベス(オランダ、チームDSM)が2日目も制す (c)RideLondon
第3ステージ:ロンドン〜ロンドン(85.3km)

最終日の舞台はロンドン・テムズ川の近くに設定された7kmコース。テクニカルなコーナー連続する平坦コースを6周回する85.3kmのレースは、序盤から選手が飛び出しては吸収する展開を繰り返しながら3日連続の集団スプリントへ。

シャーロッテ・コール(オランダ、チームDSM)が残り500m地点からウィーベスを引き連れ先頭に立ち、その背後には初日2位に甘んじたバルサモとキアラ・コンソンニ(イタリア、バルカー・トラベル&サービス)がつく。緩い左コーナーで集団が右側に寄るなか、ウィーベスが1人コース左側からスプリントを開始する。右側に残されたバルサモやコンソンニが遅れて踏み込むのの、いち早く腰を上げたウィーベスとの差は縮まらない。そしてそのままウィーベスが最終日でも勝利を飾った。

ロンドン市内の周回コースを巡る最終日ロンドン市内の周回コースを巡る最終日 (c)RideLondon
3日連続勝利を挙げたロレーナ・ウィーベス(オランダ、チームDSM)3日連続勝利を挙げたロレーナ・ウィーベス(オランダ、チームDSM) (c)RideLondon
「今日はチームが強力なリードアウトを形成し、残り500mからシャーロッテ(コール)が私を完璧な位置まで導いてくれた。チームがいなければ3連勝なんて不可能で、この勝利はチームによる力のおかげ。多くの人が忘れているかもしれないが、自転車ロードレースはチームスポーツなんだ」と3勝全勝とライバルを圧倒したウィーベスは語った。この結果ウィーベスは総合優勝はもちろんポイント賞も獲得。スプリント力に加えチーム力の差も見せつけたウィーベスは、7月24日に初開催されるツール・ド・フランス・ファムに向けて弾みをつけた。

総合表彰台:2位エリーザ・バルサモ(イタリア、トレック・セガフレード)、1位ロレーナ・ウィーベス(オランダ、チームDSM)、3位エマセシル・ノルスゴー(デンマーク、モビスター)総合表彰台:2位エリーザ・バルサモ(イタリア、トレック・セガフレード)、1位ロレーナ・ウィーベス(オランダ、チームDSM)、3位エマセシル・ノルスゴー(デンマーク、モビスター) (c)RideLondon
5月27日(金)第1ステージ マルドン〜マルドン(136.5km)
1位ロレーナ・ウィーベス(オランダ、チームDSM)3:30:25
2位エリーザ・バルサモ(イタリア、トレック・セガフレード)
3位エマセシル・ノルスゴー(デンマーク、モビスター)
4位ロッタ・コペッキー(ベルギー、SDワークス)
5位ヴィットリア・グアジーニ(イタリア、FDJヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)
5月28日(土)第2ステージ チェルムスフォード〜エッピング(141.7km)
1位ロレーナ・ウィーベス(オランダ、チームDSM)3:39:13
2位マルタ・バスティアネッリ(イタリア、UAEチームADQ)
3位エマセシル・ノルスゴー(デンマーク、モビスター)
4位ロッタ・コペッキー(ベルギー、SDワークス)
5位キアラ・コンソンニ(イタリア、バルカー・トラベル&サービス)
5月29日(日)第3ステージ ロンドン〜ロンドン(85.3km)
1位ロレーナ・ウィーベス(オランダ、チームDSM)2:01:01
2位エリーザ・バルサモ(イタリア、トレック・セガフレード)
3位ロッタ・コペッキー(ベルギー、SDワークス)
4位キアラ・コンソンニ(イタリア、バルカー・トラベル&サービス)
5位ラケーレ・バルビエーリ(イタリア、リブレーシング・エクストラ)
個人総合成績
1位ロレーナ・ウィーベス(オランダ、チームDSM)9:10:02
2位エリーザ・バルサモ(イタリア、トレック・セガフレード)0:19
3位エマセシル・ノルスゴー(デンマーク、モビスター)0:28
4位ロッタ・コペッキー(ベルギー、SDワークス)0:31
5位キアラ・コンソンニ(イタリア、バルカー・トラベル&サービス)0:34
その他の特別賞
ポイント賞ロレーナ・ウィーベス(オランダ、チームDSM)
山岳賞アンナ・ヘンダーソン(イギリス、ユンボ・ヴィスマ)
ヤングライダー賞ジュリア・ボルグストローム(スウェーデン、AGインシュランス・NXTGチーム)
チーム総合成績バルカー・トラベル&サービス
text:Sotaro.Arakawa
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