5月19日から4日間に渡り開催される今年のツアー・オブ・ジャパン。各ステージと出場チームをプレビューし、オンラインで行われた記者会見の模様をお伝えする。



2019年以来の開催となる飯田市でツアー・オブ・ジャパン2022がスタートする2019年以来の開催となる飯田市でツアー・オブ・ジャパン2022がスタートする photo:Satoru Kato
今年のツアー・オブ・ジャパンは4日間4ステージのレースとして開催される。昨年より1日増えての開催となるが、海外チームの招聘が難しい情勢を鑑み、今年もUCI2.2クラスのレースとしての開催となる。とは言え、本来のツアー・オブ・ジャパン8日間の中でも、ハードなステージが続く後半部分を抽出した形となるため、レースの難易度は決して低くない。

長野県飯田市での第1ステージを皮切りに、第2ステージの富士山、第3ステージの相模原、そして最終第4ステージの東京まで、計418.1km、総獲得標高6960mのステージレースとなる。各ステージの詳細は以下表の通り。

5/19 第1ステージ 信州飯田 119.6km
下久堅周回コース
(パレード3.0km+9.5km+12.2km×9周+0.3km)
獲得標高=2580m

5/20 第2ステージ 富士山 78.8km
富士スピードウェイ西ゲート→東京五輪タイムトライアル周回コース→小山町須走支所→ふじあざみライン
(13.0㎞ x 4周 + 9.4㎞ + 17.4㎞)
獲得標高=2602m

5/21 第3ステージ 相模原 107.7km
橋本公園→旧小倉橋→串川橋→鳥居原ふれあいの館前周回コース
(パレード4.6㎞ + 11.1㎞ + 13.8㎞ x 7周)
獲得標高=1,728m

5/22  第4ステージ 東京 112.0km
大井埠頭周回コース
(パレード3.8km+7.0km×16周)
獲得標高=50m

第1ステージ信州飯田 コース図第1ステージ信州飯田 コース図 ©️TOJ 公式サイトより第1ステージ信州飯田 コースプロフィール第1ステージ信州飯田 コースプロフィール ©️TOJ 公式サイトより

信州飯田ステージは、2019年以来3年ぶりの開催。周回コースは同じだが、JR飯田駅前からのパレードが無くなり、スタートとフィニッシュは周回コース内に新たに設定された。獲得標高は翌日の富士山と100mと変わらないハードコースでありながら、従来は集団スプリントで勝負が決まることが多かったが、新たなフィニッシュは短距離ながら登りフィニッシュに改められた。この点が勝負にどう影響してくるか?。

第2ステージは富士スピードウェイ西ゲート前をスタート(写真は2019年)第2ステージは富士スピードウェイ西ゲート前をスタート(写真は2019年) photo:Satoru Kato東京五輪ロードレースでも通過した新旧小倉橋をバックに進む集団(写真は2021年)東京五輪ロードレースでも通過した新旧小倉橋をバックに進む集団(写真は2021年) ©️TOJ

第2ステージは富士山。富士スピードウェイ西ゲート前をスタートし、東京五輪のタイムトライアルコースの公道部分を周回したのち、ふじあざみラインを登るツアー・オブ・ジャパンのクイーンステージだ。ここで勝った者が総合優勝に大きく近づくことは間違いないが、どの程度のタイム差がつくのかがポイントだ。

第3ステージは昨年初開催された相模原ステージ。相模原市街から東京五輪ロードレースコースの一部をパレードし、周回コースでフィニッシュ。今年は周回方向が逆になり、登りフィニッシュとなる点がどのように影響するか見ものだ。前日の富士山でのタイム差次第では、逆転の可能性もあるステージだ。

最終日の表彰式には小池百合子東京都知事がプレゼンターとして登壇予定(写真は2019年)最終日の表彰式には小池百合子東京都知事がプレゼンターとして登壇予定(写真は2019年) photo:Makoto.AYANO
第4ステージは東京の大井埠頭周回コース。総合優勝争いは前日までにほぼ確定した状態で迎えることが多く、今年も平坦ステージでの1勝を狙うスプリンターの宴となるか。あるいは、ポイント賞ジャージの行方が決まることになるかもしれない。表彰式には小池百合子東京都知事が登壇する予定だ。


16チームが出場 増田成幸の連覇なるか?

出場チームは以下表の通り。ナショナルチームと大学2チームを含む計16チーム79名が出走する。発表されたスタートリストのリンクをこのページの最下部に掲載しているのでご参照を。
ツアー・オブ・ジャパン2022 出場チーム
宇都宮ブリッツェンEFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム(アメリカ)
キナンレーシングチーム愛三工業レーシングチーム
マトリックスパワータグチームブリヂストンサイクリング
チーム右京那須ブラーゼン
シマノレーシングチームヴィクトワール広島
日本ナショナルチーム弱虫ペダルサイクリングチーム
スパークルおおいたチームユーラシア・iRCタイヤ
日本大学京都産業大学
連覇が期待される増田成幸(宇都宮ブリッツェン)連覇が期待される増田成幸(宇都宮ブリッツェン) photo:Satoru Kato
2013年ツアー・オブ・ジャパンの富士山で優勝したベンジャミン・ダイボール(ヒューオン・ジェネシス・2015年当時)2013年ツアー・オブ・ジャパンの富士山で優勝したベンジャミン・ダイボール(ヒューオン・ジェネシス・2015年当時) photo:Hideaki TAKAGI今回唯一の海外籍チームとなるEFエデュケーションNIPPOディベロップメントチーム今回唯一の海外籍チームとなるEFエデュケーションNIPPOディベロップメントチーム photo:RCS Sport

昨年総合優勝の増田成幸(宇都宮ブリッツェン)に連覇の期待がかかる一方、2013年に富士山ステージで優勝したベンジャミン・ダイボールがチーム右京から参戦することはトピックだ。EFエデュケーション・NIPPO デヴェロップメントチームは日本人選手4名での参戦となり、凱旋帰国を飾れるか。Jプロツアーで5戦4勝の小林海(マトリックスパワータグ)がどこまで行けるのかにも注目したい。

一方、2018年総合優勝したマルコス・ガルシア(キナンレーシングチーム)が、新型コロナウィルス感染のため直前に出場キャンセルとなってしまったことは残念だ。



4選手が出席したオンライン記者会見

オンライン記者会見に出席した4選手 増田成幸(前列右)、織田聖(前列左)、ベンジャミン・ダイボール(後列右)、小林海(後列左)オンライン記者会見に出席した4選手 増田成幸(前列右)、織田聖(前列左)、ベンジャミン・ダイボール(後列右)、小林海(後列左) ツアー・オブ・ジャパン大会前日記者会見より
記者会見の司会はMCアリー氏と、ステージアンバサダーの福島晋一氏(左)記者会見の司会はMCアリー氏と、ステージアンバサダーの福島晋一氏(左) ツアー・オブ・ジャパン大会前日記者会見より夕方17時からはオンラインでの記者会見が行われ、昨年総合優勝の増田成幸(宇都宮ブリッツェン)、織田聖(EFエデュケーション・NIPPO デヴェロップメントチーム)、ベンジャミン・ダイボール(チーム右京)、小林海(マトリックスパワータグ)の4名が出席。ステージアンバサダーで2004年大会総合優勝の福島晋一氏も加わり、各選手が意気込みを語った。各選手のコメントの要約をお伝えしよう。

増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
今年は4日間開催となって嬉しい。ディフェンディングチャンピオンだから絶対勝たないといけないと思うとうまくいかないので、新しいレースとしていち挑戦者として臨みたい。(調子を聞かれて)絶好調の時は自分ではわからないものだけれど、今回出場するチームの5名全員が合わせてきているのは間違いない。前半2日で大勢は決まるだろう。

織田聖(EFエデュケーション・NIPPO デヴェロップメントチーム)

昨年の全日本選手権以来の日本でのレース。今回は全員日本人なので、久々にコミュニケーションが日本語で出来るのも楽しみ。ブルターニュのレースが終わったあとすぐに帰国して2週間以上経っているので、コンディションは良い。日本のレースをチェックして増田選手や小林選手が強いことは知っている。海外で走る力を見せたい。

ベンジャミン・ダイボール(チーム右京)
2015年以来のツアー・オブ・ジャパン出場で楽しみ。このレースは好きなレースだし、チームとしても個人としても重要なレースと考えている。明日の飯田のレースはハードになるだろうが、やはり富士山が一番だ。

小林海(マトリックスパワータグ)
ワクワクしている。富士山以外は僕達には色々な選択肢があり、チーム戦になったら色々な勝ち方ができる。初日から厳しい展開になってくれると良いと思っているので、ガンガン行きたい。1日1日を生き抜いて、笑って最後の東京を迎えたい。

大会前日記者会見アーカイブ


text:Satoru Kato
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