イタリアンシューズブランドのノースウェーブが、新たなビンディングシューズ’’ROCKIT’をリリースした。スニーカーライクのルックスで着用するシチュエーションが幅広く、ビブラムラバーのソールでグリップ力を確保したマルチパーパスシューズを紹介しよう。



スニーカーライクのビンディングシューズ ノースウェーブ ROCKITスニーカーライクのビンディングシューズ ノースウェーブ ROCKIT
イタリア関連企業が集結するトレヴィーゾ県に拠点を構えるシューズブランドのノースウェーブ。自転車だけではなくスノースポーツにも力を入れており、ロード、マウンテンバイク、スノー含め山岳で楽しむスポーツに適した製品のR&Dを行うブランドだ。

そんな50年以上の歴史を持つ老舗から新たなビンディングシューズROCKIT(ロキット)がデビューする。SPDのような二つ穴のクリートに対応する仕様ながら、アウトドア用スニーカーのようなルックスに仕上げられていることが特徴の一足だ。

つま先部分はコーティングによって保護されているつま先部分はコーティングによって保護されている
アッパーのメイン素材は近年ロードシューズなどで採用されることが多いメッシュニット。つま先にはコーティング、小指側の中足部には厚手の合成皮革素材があしらわれることで、オフロードライドで起こりうる小石や木の枝のヒットから足を守ってくれるプロテクション性能を実現した。

シューズの内側は基本的に薄手だが、タンやアキレス腱部分にクッションが設けられているため、快適な着用感を確保した。踵部分は足をホールドするために深めのヒールカップとされていることも特徴だ。

細かい調整が可能な靴紐式が採用されている細かい調整が可能な靴紐式が採用されている
EVAフォームのミッドソールにクッション性を確保しているEVAフォームのミッドソールにクッション性を確保している
クロージングシステムは写真で見て分かる通り、馴染み深い靴紐式。前足部、中足部、足首部分それぞれで好みの締め付け感に調整しやすいシステムであり、シューズのホールド感にこだわりがある方に最適だ。結んだ靴紐をまとめておくラバーバンドももちろん備えられているため、ライド中に紐が自転車に絡まる心配も少ない。

アウトソールはラバーブランドでお馴染みのビブラム製。グリップ力に定評のあるラバーを高めのブロックパターンに形作ることでグリップ力を確保している。クリートのクリップイン/アウトどちらも行いやすいように形作られていることもポイントだ。クリート取り付け部はプレートが備えられ、ペダリングパワーを受け止めてくれるはずだ。

ノブが高く、細かく配置されているため、スリッピーな路面でもグリップしてくれそうだノブが高く、細かく配置されているため、スリッピーな路面でもグリップしてくれそうだ
ミッドソールにはEVAフォームが用いられており、優れたクッション性を確保。インソールの踵部分も厚みのある作りとされているため、ミッドソールと相まって歩きやすいだろう。

カラーラインアップはBlackとBlack/Forestという2色。サイズは37〜45(ハーフサイズ展開なし)。重量は42サイズで358g。価格は16,500円(税込)。

編集部インプレッション

自然な履き心地でライドを楽しめるノースウェーブのROCKIT自然な履き心地でライドを楽しめるノースウェーブのROCKIT
いい意味で自転車シューズらしくないルックスのシューズは、箱を開けてその姿を目の前に表した時から私(筆者、藤原)をワクワクさせてくる。カジュアルすぎず、スポーティーすぎないデザインは、トレイルライドなどアウトドアアクティビティにフィットしそうだ。カジュアルすぎないことが好みのポイント。

高揚感と共に足をシューズに滑り込ませて、そのいい印象は確かなものとなる。アキレス腱とタンのクッションが足を優しく包み込んでくれるようで、着用感は快適だ。試着したシューズは40サイズ。普段のロードシューズやオフロードシューズも40サイズであり、物によってはハーフサイズアップが必要な程の若干幅が広めのシューズが好み。

靴紐を留めておくラバーバンドが備えられている靴紐を留めておくラバーバンドが備えられている
ROCKITに関しては前足部の空間が広く作られていて、横方向に余裕が生まれる感覚がある。一方で、つま先方向にはジャストサイズなので、サイズ選びとしては40が良さそう。つま先部分のフィット感のみをタイトにできるのが靴紐のメリットだ。

ただ、キツめに締め込んでも、広い空間には余裕が残ったので、足幅が広い方でも無理なく履けそう。加えて、空間があるからといってルーズな感覚があるかと言われるとそうではなく、足の甲部分でしっかりとホールドしているためずれる心配はない。自分の場合はアウトドア用の中厚手ソックスや、防水シェルソックスを履ける余裕があるので、冬場のライドでも使えるということから、この前足部の余裕はウェルカムだ。

程よい剛性のソールがライドを支えてくれるはずだ程よい剛性のソールがライドを支えてくれるはずだ
深いヒールカップが採用されており、優れたフィット性を実現した深いヒールカップが採用されており、優れたフィット性を実現した
実際にトレイルでのライドでシューズ内で足がズレて、ストレスに感じることは一切なかった。ビンディングシューズなので、クリートとペダルのフロート角による揺れの方がライダーに伝わりやすい。

ペダリングのシーンでもスニーカーライクによる柔らかなイメージから受けるディスアドバンテージは感じ取れない。クリート取り付け位置のプレートがしっかりしているため、レースのように追い込まないのであれば、十分な剛性は備えている印象だ。

木の根のあるトレイルでも高いグリップ力を発揮してくれる木の根のあるトレイルでも高いグリップ力を発揮してくれる
性能に定評のあるビブラムソールが装備されている性能に定評のあるビブラムソールが装備されている
その剛性感は歩行性を損なうことなく、舗装路面と未舗装路面でソールに違和感なく歩き続けられた。さらに湿った木の根をあえて強く踏んでもスリップすることがなく、ビブラムソールがグリップ力を発揮してくれたようだ。トレイルライドなどで歩くシチュエーションが多い場合は、ソールが硬い競技モデルより、ROCKITのようなマルチパーパスモデルが適しているだろう。

今回試着した全体的な印象は、履いていることを感じさせない自然なフィーリングの恩恵が大きいということ。ライド中、押し歩いている時、休憩でのんびり過ごしている時、いずれも心地よく足を包み、その存在感を強調しないので、アクティビティに集中できると感じる。

トレイルライドでの試着となったが、カフェライドや観光地を回るライドなどにもフィットするシューズだろう。マウンテンバイカーだけではなく、幅広いサイクリストにおすすめしたい一足だった。

ペダリング時もシューズの剛性が程よくサポートしてくれるペダリング時もシューズの剛性が程よくサポートしてくれる


ノースウェーブ ROCKIT
カラー :BLACK 、 BLACK/FOREST
サイズ:37〜45 (ハーフサイズ展開なし)
重量:358g (42サイズ)
価格:16,500円(税込)


text:Gakuto Fujiwara
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