世界有数のサイクリングコース、瀬戸内しまなみ海道を舞台に国内外から7000人にも及ぶサイクリストが集結するファンライドイベント、サイクリングしまなみ2022が10月30日(日)に開催される。高速道路本線の走行や、瀬戸内の美しい島々や自然を堪能できる国際色豊かなサイクリングイベントだ。



高速道路を走る サイクリングしまなみ2022高速道路を走る サイクリングしまなみ2022 photo:Kenji.Hashimoto
日本屈指のサイクリングコースとして知られるしまなみ海道。元は地元住民の生活道路として広島県尾道市から愛媛県今治市を繋ぐ西瀬戸自動車道に併設された自転車道であるが、海上の上を自転車で渡る事が出来る珍しさや、古くから景勝地として知られる瀬戸内の絶景も相まって、2014年には米CNNが選ぶ世界で最も美しい7つのサイクリングロードに選出。日本のみならず世界から注目を集めるサイクリングコースとなった。その、しまなみ海道を舞台に行われる日本最大級のファンライドイベントが「サイクリングしまなみ」だ。

初回大会は2014年に開催され、国内外から8000人に及ぶサイクリストが集結。以降、4年に1度大規模な大会を行い、間の偶数年には規模を抑えた大会を開催することになっている。そのため、今回の2022年大会は大規模開催の年であり、参加人数は約7,000人という国内最大級のサイクリングイベントとなる予定だ。

因島大橋の下を通過する参加者の隊列。このあと橋を渡って今治をめざした因島大橋の下を通過する参加者の隊列。このあと橋を渡って今治をめざした photo:Kenji.Hashimoto
コースはもちろんしまなみ海道を使用し、瀬戸内海に浮かぶ向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島の6つの島を渡っていく魅力溢れる8つのルート。ビギナーやファミリーで楽しめる30kmのライドから今治尾道間を往復する140kmコースまで、幅広いレベルの人が楽しめるコースが設定されている。そして、特徴的なのが、すべてのコースに高速道路走行区間が組み込まれているということ。普段は自動車しか通れない広々とした道で、開放感溢れるサイクリングを楽しむことが出来るのだ。

各コースで瀬戸内ならではの多島美や、温暖な気候がもたらす豊かな自然を楽しめるのはもちろんの事、エイドステーションも各島ごとに受け継がれてきた文化や歴史を反映した食べ物が用意される。島に暮らす人々の温かいおもてなしの心に触れ、瀬戸内ならではの「おもてなし」を受けながら、ライドを楽しめるはずだ。

沿道では島の人々が家族総出で応援してくれる沿道では島の人々が家族総出で応援してくれる (c)サイクリングしまなみ
プレミアムエントリーが4月18日から。一般申込は4月25日からスタート

そんなサイクリングしまなみ2022の申し込みは4月から開始予定。出走権と地元の特産品、オリジナルジャージがセットになったプレミアムエントリーは4月18日(月)から始まり、一般枠は1週間おくれて25日(月)から開始する。大会サイトもオープンしている。(※リンクはこちらから)日本屈指のサイクリングコース、しまなみ海道を使った4年に1度のビックイベント。是非参加してみてはいかがだろうか。



サイクリングしまなみ2022
開催日:10月30日(日)
申込み期間:4月18日(月)~5月20日(金)
大会会場:瀬戸内しまなみ海道及びその周辺地域
主催:サイクリングしまなみ2022実行委員会

最新ニュース(全ジャンル)