全日本選手権は毎年必ずおもしろい!今年はこれまで見た中でも最高の展開だったかもしれません。

全日本選手権エリート男子は涙と歓喜と笑いに包まれて全日本選手権エリート男子は涙と歓喜と笑いに包まれて illustration: がめんだ

展開が見所満載で、しかもどの選手に感情移入しても泣けるレースだった今年の全日本選手権エリート男子。手に汗握る各チームの走り、その中でもおそらく最強だったのがチームNIPPO

もう泣けた〜〜〜、去年は愛三の西谷泰治に次ぐ2位だった宮澤選手が満を持しての優勝ですからね。本人の実力もさることながら、佐野選手のアシストが半端なかったようです。これには他チームの選手も「佐野選手が強すぎて辛かった」とコメントしているほど。

最後のホームストレートにシマノレーシングの野寺秀徳、鈴木真理、チームNIPPOの佐野淳哉、宮澤崇史が入ってきた時に、そこから野寺選手がアタックを仕掛けた時には鳥肌が立ちました。まさか勝ちを狙っているのか?と。最後はチームNIPPOに捕まりますが、引退宣言しているのに最後までこの走り…。感動しました!!

でも最後の引退セレモニーではチームメイトや関係者と爆笑のオンステージを繰り広げ、涙と笑いに包まれた野寺選手らしい最後を飾っていました。野寺選手、本当にお疲れさまでした!