自転車用ライトのリーディングカンパニーであるキャットアイが、AMPPシリーズの新モデル「AMPP130」をリリースした。ラバーバンドで簡単に装着できる、夜のシティライドにちょうど良い130ルーメンの充電式ライトだ。



キャットアイ AMPP130(ブラック)キャットアイ AMPP130(ブラック)
1954年に創業した国内サイクルアクセサリーブランド、キャットアイ。自転車用ライトやリフレクター、ベルなど安全に関わる製品を数多く揃え、定番ブランドとして数多くのサイクリストから支持を集めている存在だ。

今回紹介するAMPPはVOLTと並ぶ定番フロントライトシリーズの一つであり、バッテリー内蔵式を採用するなど手頃な価格を実現しているシリーズだ。そのラインアップに今回最大約130ルーメンのAMPP130が加わることとなった。

手のひらにすっぽりと収まるコンパクトサイズのボディながら、自転車用灯火装置のJIS規格(JIS C9502)に準拠した前照灯だと言う。街灯の多い場所を走る際などに活躍してくれるフロントだろう。

本体上部のボタン操作でモードを切り替えられる本体上部のボタン操作でモードを切り替えられる photo:Michinari TAKAGI
ワイド配光のオプティキューブテクノロジーを採用ワイド配光のオプティキューブテクノロジーを採用 photo:Michinari TAKAGI
本体上部に笠が搭載され、上方への光を制限する本体上部に笠が搭載され、上方への光を制限する photo:Michinari TAKAGI
レンズにはキャットアイが誇るオプティキューブテクノロジーが採用されており、ムラのない光をワイドに届けてくれる配光を実現。ボディ側部にはクリア窓が設けられ、光が側方にも届く設計となっているため、周囲にサイクリストの存在をアピールしてくれる。また、今作はレンズ上部にシェードが設けられ、上方への光が若干カットされる配光となっている。ライトの取り付け角度を調整すれば、対向する歩行者を眩惑させにくいだろう。

モードは点灯と点滅という2種類のみ。非常にシンプルな設計で使いやすい上に、モードメモリ機能によって消灯時のモードで点灯を開始することが可能となっている。

ラバーバンドで装着するため、作業が非常に容易だラバーバンドで装着するため、作業が非常に容易だ photo:Michinari TAKAGI
点灯モードでは約4時間(130ルーメン)、点滅モードでは約35時間(130ルーメン)というランタイムを備える。バッテリーインジケーターが備えられており、電池残量が低下するとボタンが赤く点灯するため、充電のタイミングが把握しやすくなっている。また、インジケーターが点灯後も約30分は前照灯としての明るさをキープしてくれるという。

ライトはラバーバンドで取り付ける方式を採用しており、脱着作業は非常に容易。また、ライト本体を360°どの方向にも回すことができるため、取り付けるバイクのハンドル形状に合わせて真直ぐに取り付けられる。重量は62gと軽量で、ハンドリングに影響がないため使いやすい。防水性能はIPX4と雨の日のライドでも安心して使用できる。

防水ラバーキャップを外すとmicro USBポートが現れる防水ラバーキャップを外すとmicro USBポートが現れる photo:Michinari TAKAGImicro USBケーブルを本体に繋いで充電micro USBケーブルを本体に繋いで充電 photo:Michinari TAKAGI

AMPP130には充電式リチウムイオン電池が搭載されており、充電はボディ後端部に設けられたMicro USBから行う。充電時間は2.5時間と短時間で充電が完了できる。

VOLTシリーズは円筒型であるのに対し、AMPPシリーズはエッジが効いているシャープなデザインを採用している。カラーはホワイトとブラック、ブルーの3色が展開される。価格は2,970円(税込)、AMPP130は実店舗限定の販売となる。

足元まで幅広く照らしてくれる足元まで幅広く照らしてくれる photo:Michinari TAKAGI
クリア窓が設けられており、サイドへ光が届く設計クリア窓が設けられており、サイドへ光が届く設計 photo:Michinari TAKAGI


キャットアイ AMPP130
サイズ:86×35×33mm(ラバーバンド除く)
重量:62g
光源:LED 1個
使用電池:リチウムイオン電池 3.7V 800mAh
使用時間:点灯:約4時間(130ルーメン) 中心照度10ルクス(10mでの測定)
点滅:約35時間(130ルーメン)
充電時間:約2.5時間
防水性能:IPX4
付属品:ラバーバンド、USBケーブル
カラー:ホワイト、ブラック、ブルー
価格:2,970円(税込)

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