ハイパフォーマンスアパレルブランドとして知られるアソスのヘルメット"JINGO"の最新モデルが登場。これまで様々なヘルメットメーカーとコラボレートしてきたJINGO RSだが、今回はイタリアのMETのハイエンドモデル、TRENTA MIPSをベースにアソスらしいデザインをあしらっている。



アソス JINGO RSアソス JINGO RS (c)ダイアテック
サイクリングアパレルの最高峰として常に名が挙げられるアソス。高機能なジャージやビブショーツなどを通して、サイクリストを支え続けてきたスイスブランドがラインアップしてきたヘルメットが"JINGO"だ。

アパレル専業ブランドであるアソスがヘルメットをラインアップするにあたって選んだのが、専業メーカーとのコラボレーション。アソスアパレルとの統一感のあるコーディネートを実現しつつ、ヘルメットに求められる安全性や快適性といった性能を高い次元で叶えられる手段だ。

アソス JINGO RSアソス JINGO RS (c)ダイアテック
今回、ベースとして選ばれたのはイタリアンヘルメットブランド・METのフラッグシップモデルであるTRENTA MIPS。UAEチームエミレーツに供給され、ツール2連覇中の若き俊英、タディ・ポガチャルも愛用するセミエアロヘルメットだ。

トップレベルのレースを戦うべく、風洞実験によって導き出された流線形のシェル形状がもたらす優れたエアロダイナミクスと、効果的に空けられたベンチレーションホールによる高い通気性を両立したオールラウンドモデルであるTRENTA MIPS。

19個もの開口部から空気を取り込み、内部チャネルを通って後部から熱気を排出することで夏場でも涼しい着用感を実現。頭頂部に設けられた"NACA VENT"ホールはベンチュリー効果を活用した設計となっており、入り口を小さくすることで勢い良く空気を取り込むよう作られている。

右側面にはアソスロゴが配置される右側面にはアソスロゴが配置される (c)ダイアテック頭頂部にはベンチュリ効果を発揮するベンチレーションが配置される頭頂部にはベンチュリ効果を発揮するベンチレーションが配置される (c)ダイアテック


加えて、後部の排気口には斜め25度の角度でデフレクターが設けられており、頭を下に向けたときでも積極的に排気を促してくれるため、アグレッシブなポジションでも高い通気性を保ってくれる。モデル名が示す通り回転衝撃吸収システムであるMIPS-C2テクノロジーを採用しており、安全面についてもぬかりなし。

METオリジナルのSafe-T Orbital フィッティングシステムが細かなフィッティングを実現。1ノッチ2mmという細かな調整を可能とするアジャスターは垂直方向に4段階、後部パッドを左右に2段階可動し、それぞれの頭部形状にしっかり合わせられる。

アソスのアイウェアとのマッチングも良好アソスのアイウェアとのマッチングも良好 (c)ダイアテックポニーテールにも対応ポニーテールにも対応 (c)ダイアテック


そんな高性能モデルに、アソス伝統の"ASSOS WERKSMANNSCHAFT"デザインを施したのが新しいJINGOだ。マットブラックベースに、クロームを組み合わせたコンビネーションカラーで、クルーでインプレッシブなデザインに。右側面にはアソスロゴが配置され、アソスのアパレルと合わせると抜群のマッチングを実現する。サイズはS、M、Lの3サイズが用意されており、METの専用リアライトの取り付けも可能。価格は47,960円(税込)。



アソス JINGO
サイズ : S(52-56cm)M(56-58cm) L(58-61cm)
重量 : 245g(M)、285g(L)
カラー : クローム
※ポニーテール対応、MET USB LED LIGHT 取り付け可能
CLIMARANG:ALL YEAR X/3
価格:47,960円(税込)

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