独創的なカーボン製品をデザインするバイクアヘッドから、エアロダイナミクスに注力したホイール"BITURBO AERO"が登場した。リムやスポークブレード、ハブ周りの造形をブラッシュアップすることで、空力性能に磨きがかけられたモデルだ。



バイクアヘッド BITURBO AEROバイクアヘッド BITURBO AERO (c)ポディウム
バイクアヘッドが展開しているフルカーボンのバトンホイールシリーズ"BITURBO(ビターボ)"。前後セットで1249gのBITURBO ROADをはじめ、MTBのクロスカントリーレースで使われるBITURBO XCなど、軽量性や耐久性などそれぞれの性能にフォーカスしたモデルが用意されている。

そのラインアップにBITURBO AEROというエアロダイナミクスに注力したモデルが登場する。風を切り裂くようなブレード状のスポークを備えているBITURBO ROADよりも優れた空力特性を実現するべく、専門家と協力し、ホイールの造形をデザインした。

このモデルのためのスペシャルハブが採用されているこのモデルのためのスペシャルハブが採用されている (c)ポディウム
BITURBO AEROは48.5mmという現代のエアロオールラウンドホイールのスタンダードとも言えるリムハイトを獲得。スポークのブレードもプロペラのような形状かつ太めに作られており、ハブ周辺で集合するデザインとなっている。また、全体的にリムがボリュームアップを果たしているが、BITURBO ROADのような横風での安定性を実現しているとバイクアヘッドは言う。

モノコック構造のホイールは、一般的なスポークシステムのようにリムがスポークに引っ張られることがないためリムを軽量に作ることができ、重量のバランスをホイールの中心に近づけられると言う。これまでバイクアヘッドが培ってきたモノコックホイールテクノロジーに加え、エアロダイナミクスが与えられているため、高速域でのパフォーマンスにも期待ができそうだ。

バルブ部分はナットの座りが良くなるような形状とされているバルブ部分はナットの座りが良くなるような形状とされている (c)ポディウム
クリンチャーとチューブレスに対応するリムの内幅は20mmに設定されている。ハブはDTスイスのテクノロジーを使った特別仕様のものがアセンブルされる。ホイール重量は1,450g。フロントハブは12×100mm、リアハブは12×142mm。価格はフロントが264,000円(税込)、リアが330,000円(税込)。



バイクアヘッド BITURBO AERO
構造:6スポーク、カーボンモノコック
耐荷重:95kg(ライダー+荷物)
リムハイト:48.5mm
リム内幅:20mm
フロントハブ:12×100mm
リアハブ:12×142mm
フリーボディ:シマノ(スラム、カンパニョーロは別売)
重量:1,450g
付属品:ホイールバッグ、チューブレステープ、チューブレスバルブ
価格:フロント 264,000円(税込)、リア 330,000円(税込)

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