トレックがスポーツバイクデビューにピッタリなクロスバイクやMTBの2022モデルラインアップを発表。軽快な走行感が持ち味のFXシリーズ、フロントサスを搭載しちょっとした林道も視野に入れたDual Sportシリーズ、本格的なオフロードライドを楽しめるエントリーMTBのMarlinと、幅広いラインアップが揃っている。



トレック FX

トレック FX3 Disc トレック FX3 Disc (c)トレック・ジャパン
プロレーサーの走りを支えるハイエンドなロードレーサーやMTBからキッズバイクまで幅広いトレックのラインアップの中でも、もっとも人気があるのがクロスバイクのFXシリーズだという。

2020年にフルモデルチェンジを果たし、全グレードでディスクブレーキ化を果たしたFXシリーズ。雨の日でも制動力が落ちず、少ない力で効果的なブレーキングを可能とするディスクブレーキを搭載することで、老若男女を問わず日々の通勤や通学の足としての使い勝手を増し、その人気に拍車をかけた。

雨天でも安定した制動力を発揮するディスクブレーキ雨天でも安定した制動力を発揮するディスクブレーキ (c)トレック・ジャパンシンプルな1xドライブトレインを採用するFX3シンプルな1xドライブトレインを採用するFX3 (c)トレック・ジャパン


拡張性に優れたFXシリーズ拡張性に優れたFXシリーズ (c)トレック・ジャパン
2022年モデルでも変わらずFX1~3までの3グレードで展開される。数字が大きくなるほど使われるパーツのグレードが上がっていく。簡単にまとめると、FX1は2x8速の機械式ディスクブレーキ、FX2は2x9速の油圧ディスクブレーキ、FX3は1x10速の油圧ディスクブレーキとなっている。

各種ケーブルはフレーム内装とされており、スマートなルックスに。実用面では外気に触れづらいため、劣化も少なくメンテンナンスサイクルも長く保てる仕様だ。フロントフォークは車輪の脱落を防ぎ、安全性を高めるためにクローズエンドに。タイヤは35Cとされ、街中の舗装路で登場する段差や割れ目といった凸凹や、ちょっとしたダートも気にならない走破性を持っている。

トレック FX1 Disc トレック FX1 Disc (c)トレック・ジャパントレック FX2 Disc トレック FX2 Disc (c)トレック・ジャパン


高い拡張性もFXの魅力の一つ。ライトを始めとしたアクセサリーをステムにマウント出来るBlendrというトレック独自のテクノロジーを採用し、ハンドル周りをすっきりと保ちやすい。DuoTrapSというセンサーマウントも用意されており、サイクルコンピューターや各種スポーツアプリとの連携も容易だ。更に、ラックやフェンダー用のマウントが搭載されており、通勤通学やツーリングまで、使用用途に合わせたカスタマイズが行えることもポイントだ。



FX 3 Disc
カラー:Matte Dnister Black, Viper Red to Cobra Blood Fade, Alpine Blue to Deep Dark Blue, Crystal White
サイズ:S, M, L ,XL
※Matte Dnister Black, Viper Red to Cobra Blood FadeはXSサイズも展開
価格:99,000円(税込)

FX 2 Disc
カラー:Satin Lithium Grey, Satin Viper Red, Satin Nautical Navy, Quicksilver
サイズ:S, M, L ,XL
※Satin Nautical Navy, QuicksilverはXSサイズも展開
価格:81,400円(税込)

FX 1 Disc
カラー:Satin Trek Black, Rage Red
サイズ:S, M, L ,XL
価格:68,200円(税込)



トレック Dual Sport

トレック DualSport3トレック DualSport3 (c)トレック・ジャパン
FXがオンロードに最適化されたクロスバイクとするなら、よりマルチパーパスな方向へと舵を切ったのがこのDual Sport。63mmトラベルのSRサンツアー製サスペンションと40mm幅のタイヤを装備することで、ちょっとした段差もものともしない快適性とどんな路面にも対応する走破性を手に入れた万能バイクだ。

フレームのスペックとしてはFXとほぼ共通で、ケーブル類のフレーム内装や拡張性に優れたラックやフェンダーマウントなど、日常使いしやすくスタイリッシュなルックスのバイクとして纏め上げられている。

エルゴノミックなデザインのグリップエルゴノミックなデザインのグリップ (c)トレック・ジャパンロックアウト機能も搭載されているのでオンロードでもオフロードでも気にせず走ることが出来るロックアウト機能も搭載されているのでオンロードでもオフロードでも気にせず走ることが出来る (c)トレック・ジャパン


シングルスピードのドライブトレインを採用するシングルスピードのドライブトレインを採用する (c)トレック・ジャパン制動力に優れる油圧ディスクブレーキ制動力に優れる油圧ディスクブレーキ (c)トレック・ジャパン


2022モデルとしては、Dual Sport 3と2の2グレードでの展開。Dual Sport 3はシマノ DEOREの1x10ドライブトレインにシマノ MT200油圧ディスクブレーキを採用。Dual Sport 2はシマノ Altusの2x9ドライブトレインにテクトロHD-M275油圧ディスクをアセンブルしている。

Dual Sport 3
カラー:Matte Trek Black, Rage Red
サイズ:S, M, L ,XL
価格:96,800円(税込)


Dual Sport 2
カラー:Trek Black
サイズ:S, M, L ,XL
価格:79,200円(税込)




トレック Marlin
トレック Marlin7 トレック Marlin7 (c)トレック・ジャパン
MarlinはトレックのMTBラインアップのボトムを支えるエントリーモデル。Alpha Silverというグレードのアルミ素材を使用するクロスカントリー向けのハードテールバイクで、本格的なトレイルライドに対応する性能と、デイリーユースにも活用できる拡張性を併せ持った一台だ。

ラックやフェンダー用のアイレットに加え、キックスタンドも装着可能。オフロードライドに対応する頑丈なフレームワークとパーツアセンブルによって、多くの荷物を積載するキャンプツーリングなどにもしっかり対応するキャパシティを備えている。

ケーブル類は内装されるケーブル類は内装される (c)トレック・ジャパン Marlin7は軽量なエアサスを採用 Marlin7は軽量なエアサスを採用 (c)トレック・ジャパン


キックスタンドも取り付け可能だキックスタンドも取り付け可能だ (c)トレック・ジャパンキャリアなど様々なオプションを取り付け可能キャリアなど様々なオプションを取り付け可能 (c)トレック・ジャパン


サイズはXS, S, M, ML, L, XLの6サイズが用意され、XSとSは27.5インチホイールを、Mサイズ以上は29インチホイールを装備し、最適なフィッティングを実現していることも特徴だ。

今回発表されたのはMarlin 7と6の2車種。Marlin 7はコイルスプリングのロックショックス JUDYにシマノ DEORE 1x10ドライブトレインを、Marlin 6はコイルスプリングのSRサンツアー XCT 30にシマノ DEORE 1x10ドライブトレインを組み合わせた完成車となっている。

Marlin 7
カラー:Marigold/Red, Navy/Anthracite, Gloss Miami Green
サイズ:XS, S, M, ML, L, XL
※Gloss Miami GreenはXS, S, Mサイズ展開のみ
価格:99,000円(税込)

Marlin 6
カラー:Matte Dnister Black
サイズ:XS, S, M, ML, L, XL
価格:83,600円(税込)

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