ロードバイクからMTB、シティサイクルまで幅広く手掛けているドイツの総合ブランド、コラテック。質実剛健なバイクが揃うラインアップに、エントリーグレードのロードバイク"CT-ROAD"が登場した。これからフィットネスとしてスポーツバイクを始めようと考えている方向けの1台だ。



コラテック CT-ROAD(BLUE/WHITE)コラテック CT-ROAD(BLUE/WHITE) (c)コラテック
2021年シーズンはイタリアのプロチーム、ヴィーニ・ザブをサポートしているコラテック。ロードだけではなくMTBなど様々な競技向けバイクの開発を行うと同時に、生活に密着したアーバンバイクも手掛けるドイツの総合ブランドだ。

コラテックのロードバイクラインアップでは、DOLOMITIというモデルが長年エントリーグレードとして展開されてきた。そのDOLOMITIよりもさらに手に入れやすい仕様のモデル"CT-ROAD"が登場する。自転車通勤や屋外でのフィットネス、健康維持に関心が高まる今、日本オリジナルモデルとして用意された1台だ。

サドルはコラテックオリジナル品だサドルはコラテックオリジナル品だ (c)コラテックダブルバテッド加工が施されたアルミチューブが採用されているダブルバテッド加工が施されたアルミチューブが採用されている (c)コラテック

屈曲したチェーンステーはコラテックを象徴するデザインだ屈曲したチェーンステーはコラテックを象徴するデザインだ (c)コラテックコンポーネントにはシマノCLARISが採用されているコンポーネントにはシマノCLARISが採用されている (c)コラテック


フレームはスポーツバイクの素材としてポピュラーなアルミで作られており、フロントフォークはブレード部分がカーボン、コラム部分がアルミというハイブリッド仕様が採用されている。カーボンは素材自体が軽量かつ振動吸収性に優れており、快適でスポーティーな走りを実現してくれるはずだ。

アルミフレーム部分のトップチューブやシートステーにも振動吸収性を実現する形状を採用。スポーツバイクらしい軽快な反応性を確保するためにダウンチューブは大型に、ヘッドチューブはテーパードデザインとされていることも特徴だ。チェーンステーが屈曲しているのは、コラテックを代表するLPCテクノロジーによる形状だ。

シートステーは扁平とすることで衝撃吸収性を高めたシートステーは扁平とすることで衝撃吸収性を高めた (c)コラテックテーパードヘッドで高い剛性を実現しているテーパードヘッドで高い剛性を実現している (c)コラテックフォークブレードはカーボン製とし性能向上を狙っているフォークブレードはカーボン製とし性能向上を狙っている (c)コラテック


また、ジオメトリー設計自体も初心者向けにチューニングされている。長めのヘッドチューブとしアップライトな姿勢で乗れるように設計されているため、前傾姿勢が怖いという方でもチャレンジしやすい。また、ロングホイールベースとしており、高い直進安定性が確保されている。

ラインアップはBLUE/WHITE、MATT BLACK/SILVERという2色。サイズは42、44、48、52cm。アセンブルされるコンポーネントはシマノCLARISだ。価格は94,600円(税込)。入荷予定は5月上旬とされている。

コラテック CT-ROAD(MATT BLACK/SILVER)コラテック CT-ROAD(MATT BLACK/SILVER) (c)コラテック


コラテック CT-ROAD
フレーム:6061 ハイドロフォーミング ダブルバテッドアルミ
フォーク:CT カーボン/アルミコラム
コンポーネント:SHIMANO CLARIS(フロント50x34T/リア11-32T, 8s)
ホイール:ZZYZX 700c アルミ, 14mm 32h
タイヤ:KENDA K1018, 700x25C
重 量:10.1kg (48)
カラー:BLUE/WHITE、MATT BLACK/SILVER
サイズ:42、44、48、52cm
価 格:94,600円(税込)

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