マトリックスパワータグは、チーム公式サイトとSNSで2021年体制を発表した。メンバーは昨年体制とほぼ変わらないものの、新鮮・斬新に今シーズンを戦うとして「新(SHIN)」を2021年のテーマに掲げる。



マトリックスパワータグ2021年のテーマとメンバーマトリックスパワータグ2021年のテーマとメンバー ©︎MATRIX POWERTAG
Jプロツアーの個人総合と団体総合の2連覇を達成したマトリックスパワータグが、2021年体制を発表した。VC福岡に移籍した向川尚樹と、研修生として所属していた植益和行の2名が退団。昨年途中から加入した小林海の他に新たな選手の補充は行わず、昨年メンバーを継承して今シーズンに臨む。
マトリックスパワータグ2021年体制
フランシスコ・マンセボ・ペレス
ホセ・ビセンテ・トリビオ・アルコレア
アイラン・フェルナンデス・カサソラ
レオネル・アレクサンダー・キンテロ・アートアーガ
小森亮平
吉田隼人
安原大貴
小林 海
狩野智也
橋本凌甫
真鍋和幸
永良大誠
瀧山里玖
監督:安原昌弘
フランシスコ・マンセボ(右)とレオネル・キンテロは2021年も継続して所属フランシスコ・マンセボ(右)とレオネル・キンテロは2021年も継続して所属 photo:Satoru Kato2020年9月からマトリックスパワータグに合流した小林海2020年9月からマトリックスパワータグに合流した小林海 photo:Satoru Kato

2021年のテーマは「新(SHIN)」。メンバー発表のコメントの中で「国際色豊かな顔ぶれになっても監督が注ぐ浪花の精神は不動、極みの道に終わりはなく同じメンバーでも 核も刺客も変化しながら進化し、繰り返す日々の中で探求しチャレンジを重ねて新化を遂げる...。同じだけど同じゃない、今季は”新(SHIN)”をテーマに新鮮、斬新に戦います。」としている。

昨年シーズン前半は苦戦を強いられたマトリックスパワータグだったが、フランシスコ・マンセボが再来日を果たしたシーズン後半はレースを席巻。改めてマンセボの存在感を見せつけられた。一方で、スペイン語の通訳が出来る小林海が加入し、4名のスペイン語圏選手との意思疎通がスムーズになったことも大きかったと安原監督は語っている。この勢いを2021年も維持できるか?


text:Satoru Kato