2021/01/26(火) - 12:53
欧州ロードシーズンがスペインで開幕。集団スプリントで決着した「クラシカ・コムニタ・バレンシアナ」で、ロレンゾ・マンザン(フランス、トタル・ディレクトエネルジー)が勝利を挙げている。
1969年に初回大会が開催された「クラシカ・コムニタ・バレンシアナ」は、欧州のプロチームが冬場の定番合宿地としてトレーニングを重ねるスペイン、バレンシア地方を駆け抜けるワンデーレース。2005年以来16年ぶりにUCI公式レースとして開催され、序盤は標高500m台の山岳コースを、中盤以降は海沿いの平坦コースを組み合わせた96.9kmのショートレースだ。
4つのUCIプロチーム(アルケア・サムシック、トタル・ディレクトエネルジー、バルディアーニCSFファイザネ、エオーロ・コメタ)がスタートラインに並んだレースは、序盤からアタックの応酬に。常に抜け出しが掛かるものの、短距離レースゆえ、集団スプリントに持ち込みたいプロチーム勢が徹底マークで逃げを潰す展開が続いた。
コース後半に入るとアルケア・サムシックが吹きさらしの横風区間を利用して集団分裂を企てるも、不発に。一時は20名ほどの集団が抜け出したものの、バルディアーニCSFファイザネや新生チームのエオーロ・コメタ率いるメイン集団が残り10km地点で吸収し、大集団スプリントで決着することとなった。
緩い右コーナーに設置されたフィニッシュゲートを真っ先にくぐったのは、イン側の最速ラインで加速したロレンゾ・マンザン(フランス、トタル・ディレクトエネルジー)だった。「自分の予定にはなかったレースだったけれど、キャンプ中のコンディションが良かったのでメンバー入りしたんだ。開幕レースでの勝利以上に嬉しいことはないよ」と語るトタル2年目のスプリンターが、ミケル・アリスティ(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ)やアモリ・カピオ(フランス、アルケア・サムシック)を破り、2021年初勝利をチームに届けている。
1969年に初回大会が開催された「クラシカ・コムニタ・バレンシアナ」は、欧州のプロチームが冬場の定番合宿地としてトレーニングを重ねるスペイン、バレンシア地方を駆け抜けるワンデーレース。2005年以来16年ぶりにUCI公式レースとして開催され、序盤は標高500m台の山岳コースを、中盤以降は海沿いの平坦コースを組み合わせた96.9kmのショートレースだ。
4つのUCIプロチーム(アルケア・サムシック、トタル・ディレクトエネルジー、バルディアーニCSFファイザネ、エオーロ・コメタ)がスタートラインに並んだレースは、序盤からアタックの応酬に。常に抜け出しが掛かるものの、短距離レースゆえ、集団スプリントに持ち込みたいプロチーム勢が徹底マークで逃げを潰す展開が続いた。
コース後半に入るとアルケア・サムシックが吹きさらしの横風区間を利用して集団分裂を企てるも、不発に。一時は20名ほどの集団が抜け出したものの、バルディアーニCSFファイザネや新生チームのエオーロ・コメタ率いるメイン集団が残り10km地点で吸収し、大集団スプリントで決着することとなった。
緩い右コーナーに設置されたフィニッシュゲートを真っ先にくぐったのは、イン側の最速ラインで加速したロレンゾ・マンザン(フランス、トタル・ディレクトエネルジー)だった。「自分の予定にはなかったレースだったけれど、キャンプ中のコンディションが良かったのでメンバー入りしたんだ。開幕レースでの勝利以上に嬉しいことはないよ」と語るトタル2年目のスプリンターが、ミケル・アリスティ(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ)やアモリ・カピオ(フランス、アルケア・サムシック)を破り、2021年初勝利をチームに届けている。
クラシカ・コムニタ・バレンシアナ2021結果
1位 | ロレンゾ・マンザン(フランス、トタル・ディレクトエネルジー) | |
2位 | ミケル・アリスティ(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ) | |
3位 | アモリ・カピオ(フランス、アルケア・サムシック) | |
4位 | エンリケ・サンス(スペイン、エキポ・ケルンファルマ) | |
5位 | ダビ・ゴンザレス(スペイン、カハルラル・セグロスRGA) | |
6位 | ルーカ・パチオーニ(イタリア、エオーロ・コメタ) | |
7位 | ミケル・アロンソ(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ) | |
8位 | フィリッポ・フィオレッリ(イタリア、バルディアーニCSFファイザネ) | |
9位 | ロリー・タウンセンド(アイルランド、キャニオンDHBサンゴッド) | |
10位 | ファンホセ・ロバト(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ) |
text:So sobe
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