練習時やイベント参加時に心強いもの、それは「緊急連絡先カード」。
今までも、手製のメモなどをヘルメットの内側やジャージのポケットに忍ばせていた人も多いだろう。

緊急連絡先カード(青文字は記入例)緊急連絡先カード(青文字は記入例)
株式会社シマノは今般、シマノ・バイカーズフェスティバルとシマノ鈴鹿ロード参加者のために緊急連絡先カードを作成した。

あってはならないことだが、自転車乗車時に重篤な怪我を負うこともある。意識がないとき、あるいはあっても言葉などでのやり取りができないときがある。救護する側にとって大事なのは、その人の血液型や年齢だし、周囲の人にとっては連絡先も重要。
これらを細大漏らさず記入できるようにしたのが、この「緊急連絡先カード」だ。

このカードの作成にあたってシマノは、鈴鹿ロードの救護ドクターとして現場経験豊富な奈良県宇陀市立病院の富和先生や奈良教育大学 笠次先生、奈良県立奈良病院 磯本先生らの指導を受けて、必要な情報を記入できるようにした。

今回特に紹介するのは、シマノが自社イベント中だけでなく、ほかの大会や幅広く自転車乗車時の携帯を勧めていることだ。
HPには「イベント時に限らず、通勤やトレーニングなど、自転車に乗る際には携帯することをおすすめします。Webからダウンロードしてぜひご活用ください」と紹介されている。

用紙はPDFファイルになっており、無償ソフトのアクロバットリーダーを使って文字を記入、印刷できるようになっている。これを切り抜きラミネート加工などすればなおいいだろう。