スペシャライズド・ジャパンは話題のシマノNew105を搭載したロードバイク機種を、2011年度モデルとして発売した。

早くもNew105を搭載して2011年モデルとして発売されたのは、同社の“コンペティティブロード”カテゴリーのAllez Comp(アレーコンプ)と、“エンデュランスロード”カテゴリーのSecteur Comp(セクターコンプ)の2種類。以下、スペシャライズド・ジャパンのプレスリリースより紹介する。

■フルモデルチェンジを果たしたAllez(アレー)
Allez(アレー、仏語で“行け”の意)はSPECIALIZED初のロードバイクとして1981年に発売されて以来、世界中のライダーに親しまれ、現在もロードラインナップの中核をなすモデル。2011年モデルはフルモデルチェンジを遂げ、装いも新たに登場した。

スペシャライズド Allez Comp カラー:ホワイト/ネービー/シルバースペシャライズド Allez Comp カラー:ホワイト/ネービー/シルバー
ジオメトリーは兄弟モデルのTarmacと完全に共通となり、素材や工法が異なるにも関わらずシルエットはTarmacと間違えるほど。また、斬新なグラフィックは欧州市場を意識したデザインで、ライダーのモチベーションを高めてくれる。

フレーム素材はすべてE5アルミ合金を採用。従来、カーボン製だったシートステーはアルミとなったお陰でより軽く、剛性が高くなりました。フォークはストレートタイプとなり、俊敏なハンドリングに寄与しています。

スペシャライズド Allez Comp カラー:ブラック/ホワイト/レッドスペシャライズド Allez Comp カラー:ブラック/ホワイト/レッド

スペシャライズド Allez Comp(アレーコンプ)
フレーム:スペシャライズド E5 アルミニウム, カーボンシートステー
フォーク:スペシャライズド FACT カーボン ストレートフォーク/アルミコラム, 1.5" 下側ベアリング
メインコンポ:New Shimano 105
カラー:ブラック/ホワイト/レッド、ホワイト/ネービー/シルバー
サイズ:49、52、54、56、58、61
価格:180,000円(メーカー希望小売価格、税込)






■長距離ライドの新定番、Secteur(セクター)
Secteur(セクター)は欧州5大クラシックレースのひとつ、石畳路面で有名なパリ~ルーベの石畳を指すセクター(区間)がモデル名の由来だ。長距離をいかに快適に走るかというテーマは兄弟モデルのRoubaix(ルーベ)同様で、ジオメトリーも共通となる。

スペシャライズド Secteur Comp カラー:チャコール/ブラックスペシャライズド Secteur Comp カラー:チャコール/ブラック
デザインのポイントとなるZertz(ゼルツ。衝撃吸収樹脂)は、走行中のライダーにとって不快な帯域の振動を吸収し、快適な走行を助ける。

フレームはメーン部分にE5アルミ合金、シートステーにZertz(振動吸収樹脂)入りカーボンを採用。また、フォークにもZertz入りのカーボン製を使い、フレームとフォークが一体となって快適な走行をサポートする。

スペシャライズド Secteur Comp カラー:レッド/ホワイトスペシャライズド Secteur Comp カラー:レッド/ホワイト

スペシャライズド Secteur Comp(セクターコンプ)
フレーム:スペシャライズド E5 アルミニウム, Zertz入り FACT カーボンシートステー
フォーク:スペシャライズド FACT カーボン フォーク/アルミコラム, Zertz入り
メインコンポ:New Shimano 105
カラー:チャコール/ブラック、レッド/ホワイト
サイズ:49、52、54、56、58、61
価格:200,000円(メーカー希望小売価格、税込)