フランスのUCIワールドチーム、アージェードゥーゼール・シトロエンが今季使用するチームバイクを発表。バイクがエディメルクスからBMCに、コンポーネントとホイールがカンパニョーロに切り替えられている。



アージェードゥーゼール・シトロエンが駆るBMC TEAMMACHINE SLR 01アージェードゥーゼール・シトロエンが駆るBMC TEAMMACHINE SLR 01 (c)BMC Switzerland
シトロエンをサブスポンサーに迎え、2021年からアージェードゥーゼール・シトロエンとして走るフランスチームのバイクは、昨年モデルチェンジを果たしたばかりのBMC TEAMMACHINE SLR 01。従来使用してきたエディメルクスからのスイッチであり、BMCは今季クベカ・アソス(旧NTTプロサイクリング)との2チームサポート体制となる。

従来シマノ+ローターのクランクセットだったコンポーネント、そしてホイールはプロトン内で少数派のカンパニョーロにスイッチし、12速のSUPER RECORD EPSとPOWER2MAXのパワーメーターを組み合わせる。同チームは2019年初頭にカンパニョーロ(11速)を使用していたが、ロータークランクとの互換性の関係でシーズン途中にシマノのデュラエースDI2にスイッチしたという経緯がある。

12速のSUPER RECORD EPS DISCを使用する12速のSUPER RECORD EPS DISCを使用する (c)Campagnolo従来のリムブレーキからディスクブレーキに従来のリムブレーキからディスクブレーキに (c)Campagnolo

 TEAMMACHINE SLRの専用ハンドルにワフーのコンピューターをマウント TEAMMACHINE SLRの専用ハンドルにワフーのコンピューターをマウント (c)BMC Switzerland
BMCへの切り替えによって、これまでリムブレーキで通していたアージェードゥーゼール・シトロエンはディスクブレーキ化を果たすことに。ホイールはマヴィックからカンパニョーロのBORA WTO(チューブレス)とBORA ULTRA DISCに変わり、タイヤヴェレデスティンからピレリに。従来ハンドル周りやシートポストはデダエレメンティ製だったが、この部分もTEAMMACHINE SLRの専用品に統一される。大きくサプライヤー変更が進められた中、サドル(フィジーク)とペダル(ルック)、コンピューター(ワフー)はこれまで同様だ。



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