スイスに拠点を構えるスコットより、日本限定のコミューターバイクSUBCROSS J1が今年も登場。ユーザーからのリクエストや理想をヒアリングし、生活にマッチしたバイクを日本仕様として企画した独自のクロスバイクだ。



スコット SUBCROSS J1 LIMITED - silver chromeスコット SUBCROSS J1 LIMITED - silver chrome (c)スコットジャパン
スコットが展開するクロスバイクの"SUBCROSS"。モデル名のSUBという言葉は、Speed Utility Bike(スピード・ユーティリティ・バイク)の略であり、その名の通り週末ツーリングや通勤通学、街乗り、フィットネスなど様々なシチュエーションで、スポーツバイクらしい軽快なスピード感を楽しめる1台となっている。

日本で展開されるSUBCROSSは、日本のサイクリストからのリクエストをもとに使用シチュエーションにマッチしたバイクとして企画、開発された日本仕様"JAPAN LIMITED"となっている。毎年人気が高いクロスバイクが今年も台数限定でリリースされた。

クッション性に優れるサドルが引き続き採用されているクッション性に優れるサドルが引き続き採用されている (c)スコットジャパンロゴはトップチューブに移動したロゴはトップチューブに移動した (c)スコットジャパン

ドライブトレインなどにはシマノ製品が用いられているドライブトレインなどにはシマノ製品が用いられている (c)スコットジャパンsilver chromeのカラーはアルミフレームらしい無骨な雰囲気を引き立てているsilver chromeのカラーはアルミフレームらしい無骨な雰囲気を引き立てている (c)スコットジャパン


SUBCROSSは長めのヘッドチューブを採用することで、ロードバイクのように深い前傾姿勢ではなく、ゆったりと構えられるポジションで乗ることを可能としている。加えてクッション性に優れるサドルがアセンブルされいるため、快適にサイクリングを楽しめるようになっている。

2021年モデルではデザインがガラリと変更された。ダウンチューブに大きくあしらわれていたブランドロゴが廃され、トップチューブに移動されるとともに、ダウンチューブには小さくSのマークを入れるデザインとなった。重厚な光沢感が溶接痕を含めアルミフレームの無骨な雰囲気を引き立てているSliver Chromeカラーも特徴だ。

Kenda Boosterという45CタイヤがアセンブルされたKenda Boosterという45Cタイヤがアセンブルされた (c)スコットジャパン
また、これまで35Cという幅のタイヤが装着されていたが、今回はさらにワイドな700×45CのKENDA BOOSTERが採用された。45mm近い幅のセミブロックタイヤは、街中の段差はもちろんダートでも優れた走破性とグリップ力を発揮してくれるだろう。自動車で言うところのSUVのようなスタイルとなっているのが今作のSUBCROSSだ。

ドライブトレインや油圧式ディスクブレーキはシマノ製。ギアは前3段、後ろは8段という計24段構成。サイズはS、M、L、XL。価格は72,000円(税抜)。日本のサイクリストのために用意されたSUBCROSS J1は、台数限定の展開のため、気になる方は早めにチェックしたほうが良いだろう。

スコット SUBCROSS J1 LIMITED - silver chromeスコット SUBCROSS J1 LIMITED - silver chrome (c)スコットジャパン


スコット SUBCROSS J1 LIMITED - silver chrome
フレーム:Sub Cross Rigid Alloy 6061 Sub Crossgeometry
フォーク:1 1/8" 700c subcross alloy Rigid fork
ハンドルバー:Syncros UC3.0 / 31.8 620mm/9° bend
フロントディレイラー:Shimano FD-M370 34.9mm
リアディレイラー:Shimano Alivio 27speed
シフター:Shimano SL-M370 R-fire plus
ブレーキレバー:Shimano BL-MT200
ブレーキShimano BR-MT200 Disc
クランクセット:Shimano FC-T3010 48x36x26 T
カセット:Shimano 11-32
サドル:Syncros UC3.0 / UC3.0W
タイヤ:Kenda Booster / 700x45C / 30 TPI
サイズ:S、M、L、XL
価格:72,000円(税抜)