2020/10/13(火) - 09:38
スペインのバスク地方で開催されるUCIレース「プルエバ・ビリャフランカ・オルディジアコ・クラシカ」に、NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンスと宇都宮ブリッツェンが出場。増田成幸が20位に入り、UCIポイントを獲得。東京五輪ロードレース代表選考ランキングで2位に再浮上し、五輪出場をほぼ確定させた。
UCI1クラスのワンデーレース「プルエバ・ビリャフランカ・オルディジアコ・クラシカ」は、今年97回目の開催となる伝統あるレース。昨年はモビスターなどUCIワールドチームも出場していたが、今年はUCIプロチームを中心に16チームがエントリー。NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンスから中根英登と石上優大、宇都宮ブリッツェンから増田成幸らがスタートリストに名を連ね、東京五輪ロード代表の座を争う3選手が揃った。
コースは、アップダウンをくりかえす1周30km超の周回コースを5周する165.7km。残り2周はさらに登りが追加されるハードな設定だ。
雨の中のレースは、スタートから1時間の平均スピードが時速45.3kmというハイスピードで展開。逃げが容認されず、落ち着かない状態が続く。レース後半、残り80kmを切った時点で先頭集団に残ったのは55名。そこからさらに人数が絞られ、残り50kmまでにおよそ半数の23名となる。この中に宇都宮ブリッツェンの増田成幸が残り、ライブ中継の映像にたびたび姿が映し出される。
残り30kmからは、7名全員を先頭集団に残したカハルーラル・セグロスRGAが先頭に集まってコントロールを開始。残り20kmを切り、最後の登り区間に入るとさらにペースが上がり、増田が遅れる。この動きで抜け出した4名から、NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンスのサイモン・カーが独走に持ち込み優勝した。
遅れた増田は、5分以上遅れた5人の集団でフィニッシュして20位となり、UCIポイント3点を獲得。中根と石上は未完走となったため、五輪代表ランキングで増田が中根を1.8点上回って2位となった。代表選考期間は10月17日まで残っているため、正式発表は18日以降になると思われるが、東京五輪男子ロードレースの日本代表は新城幸也(バーレーン・マクラーレン)と増田成幸で事実上決定した。
オリオンスクエアでのライブビューイング 増田の力走に歓声
宇都宮ブリッツェンの地元、宇都宮市のオリオンスクエアでは、レースが始まる夕方からライブビューイングが実施された。平日ということもあってレースが後半に差し掛かった午後7時前後から観客が増え、地元チームのレースを見守った。増田が先頭集団から遅れた際には一時落胆の雰囲気が漂ったものの、20位でフィニッシュする姿が映し出されると歓声が上がり、五輪代表決定を喜んだ。
UCI1クラスのワンデーレース「プルエバ・ビリャフランカ・オルディジアコ・クラシカ」は、今年97回目の開催となる伝統あるレース。昨年はモビスターなどUCIワールドチームも出場していたが、今年はUCIプロチームを中心に16チームがエントリー。NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンスから中根英登と石上優大、宇都宮ブリッツェンから増田成幸らがスタートリストに名を連ね、東京五輪ロード代表の座を争う3選手が揃った。
コースは、アップダウンをくりかえす1周30km超の周回コースを5周する165.7km。残り2周はさらに登りが追加されるハードな設定だ。
雨の中のレースは、スタートから1時間の平均スピードが時速45.3kmというハイスピードで展開。逃げが容認されず、落ち着かない状態が続く。レース後半、残り80kmを切った時点で先頭集団に残ったのは55名。そこからさらに人数が絞られ、残り50kmまでにおよそ半数の23名となる。この中に宇都宮ブリッツェンの増田成幸が残り、ライブ中継の映像にたびたび姿が映し出される。
残り30kmからは、7名全員を先頭集団に残したカハルーラル・セグロスRGAが先頭に集まってコントロールを開始。残り20kmを切り、最後の登り区間に入るとさらにペースが上がり、増田が遅れる。この動きで抜け出した4名から、NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンスのサイモン・カーが独走に持ち込み優勝した。
遅れた増田は、5分以上遅れた5人の集団でフィニッシュして20位となり、UCIポイント3点を獲得。中根と石上は未完走となったため、五輪代表ランキングで増田が中根を1.8点上回って2位となった。代表選考期間は10月17日まで残っているため、正式発表は18日以降になると思われるが、東京五輪男子ロードレースの日本代表は新城幸也(バーレーン・マクラーレン)と増田成幸で事実上決定した。
オリオンスクエアでのライブビューイング 増田の力走に歓声
宇都宮ブリッツェンの地元、宇都宮市のオリオンスクエアでは、レースが始まる夕方からライブビューイングが実施された。平日ということもあってレースが後半に差し掛かった午後7時前後から観客が増え、地元チームのレースを見守った。増田が先頭集団から遅れた際には一時落胆の雰囲気が漂ったものの、20位でフィニッシュする姿が映し出されると歓声が上がり、五輪代表決定を喜んだ。
プルエバ・ビリャフランカ・オルディジアコ・クラシカ 結果(165.7km)
1位 | サイモン・カー(イギリス、NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) | 3時間52分42秒 |
2位 | カイル・マーフィー(アメリカ、ラリーサイクリング) | +36秒 |
3位 | ウィナー・アナコナ(ベネズエラ、チームアルケア・サムシック) | |
20位 | 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) | +5分21秒 |
DNF | 堀孝明(宇都宮ブリッツェン) | |
DNF | 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン) | |
DNF | 中根英登(NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) | |
DNF | 小嶋渓円(宇都宮ブリッツェン) | |
DNF | 鈴木 譲(宇都宮ブリッツェン) | |
DNF | 西村大輝(宇都宮ブリッツェン) | |
DNF | 大久保陣(宇都宮ブリッツェン) | |
DNF | 石上優大(NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) |
東京五輪男子ロードレース代表ランキング
1位 | 新城幸也(バーレーン・マクラーレン) | 533p(9/23時点) |
2位 | 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) | 283.8p |
3位 | 中根英登(NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) | 282p |
4位 | 石上優大(NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) | 161.5p |
text:Satoru Kato
Amazon.co.jp
[エーグル] CUT&SEWN [公式] W DFTバスクストライプT長袖 レディース レッド 日本 00S (日本サイズS相当)
Fabricant(AP_PROC)_SA_AIGLE
¥5,367