サーヴェロのエアロロード「S3 Disc」がモデル名を変更し「Sシリーズ」として新登場した。見る角度によって色を変化させるカメレオンカラーと、スピード感溢れるデザインのブラックがラインアップする。また、リムブレーキモデルはS3として継続展開される。



S3のモデル名が変更になり2021年モデルから「Sシリーズ」となったS3のモデル名が変更になり2021年モデルから「Sシリーズ」となった (c)東商会
エアロダイナミクスとカーボンテクノロジーに秀でたカナダのバイクブランド、サーヴェロ。同社を代表するエアロロード、S5のテクノロジーを取り入れたセカンドグレード「S3 Disc」が2021年モデルで名称を変更し新たに「Sシリーズ」として登場した。フレーム自体は従来から変更はなく、リムブレーキモデルもS3の名前で継続展開される。

2カラーラインアップとなるSシリーズだが、注目は昨今トレンドとなっているカメレオンカラーだ。S5やPシリーズでも採用された鮮やかなカラーで、見る角度によってメタリックブルーからパープルへと色を変化させる所有欲の高い1台に仕上がる。もう一方は、ブラックベースに白ロゴのシンプルなカラーで、こちらはスピード感溢れるライングラフィックもデザインされている。

サーヴェロ S-Series Disc(Purple Chameleon)サーヴェロ S-Series Disc(Purple Chameleon) (c)東商会
見る角度によって色が変化するカメレオンカラーが新色で追加された見る角度によって色が変化するカメレオンカラーが新色で追加された (c)東商会
サーヴェロのS3といえばエアロロードの定番として長年多くのライダーに愛用されてきたモデル。2019モデルから専用のケーブルフル内装システムを導入しており、スマートなルックスを獲得しつつ、ハンドル周りのエアロ性能を改善している。ボリュームあるエアロシェイプによって優れた空力性能を発揮する一方で、どんなライダーにも扱いやすいハンドリングを追求していることも大きな特徴だ。

カーボン素材の扱いに長けたサーヴェロらしく、ライダーと一体感の高い走りとなるようフレームの剛性バランスも緻密に計算されている。パワフルなペダリングパワーを受け止めるBB周りのねじれ剛性、高いコントロール性に寄与するステアリング剛性、快適性を生み出すための垂直方向のしなり、これらを絶妙なバランスで兼ね備えることで優れたライドフィールを生み出している。

SシリーズとS3 Rimはともに48、51、54、56の4サイズ展開。機械式ULTEGRA完成車とフレームセットが共通してラインアップし、SシリーズのブラックカラーのみULTEGRA DI2完成車も展開される。価格は下記スペック欄を参照してほしい。取り扱いは東商会。

サーヴェロ S-Series Disc(Grey/Silver/Grey)サーヴェロ S-Series Disc(Grey/Silver/Grey) (c)東商会
サーヴェロ S3 Rim(Graphite/Black/Red)サーヴェロ S3 Rim(Graphite/Black/Red) (c)東商会


サーヴェロ S-Series Disc(Grey/Silver/Grey)
サイズ:48、51、54、56
価格:770,000円(税抜、シマノR8070完成車)
   540,000円(税抜、シマノR8020完成車)
   360,000円(税抜、フレームセット)

サーヴェロ S-Series Disc(Purple Chameleon)
サイズ:48、51、54、56
価格:540,000円(税抜、シマノR8020完成車)
   360,000円(税抜、フレームセット)

サーヴェロ S3 Rim
サイズ:48、51、54、56
カラー:Graphite/Black/Red
価格:489,000円(税抜、シマノR8000完成車)
   320,000円(税抜、フレームセット)

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