老舗代理店のフカヤが手掛けるオリジナルブランドのダボスから、ロードやクロスバイク向けのフロントラックFR-1がリリースされた。ミノウラブランドのKCL3-Fをベースとして、よりコンパクトかつ軽量なフロントラックとされている。



ダボス FR-1ダボス FR-1 (c)フカヤ
名古屋の老舗総合代理店フカヤがプロデュースするオリジナルブランドのダボスから登場したFR-1は、ミノウラが製造を担うフロントラック。ミノウラブランドからリリースされているKCL-3Fのようなルックスとしながらも、構造や素材を見直すことで軽量性を獲得していることが特徴だ。

具体的には荷物を載せる天板部分はスチール素材として強度を確保しつつ、脚部分の素材をアルミへ変更。天板サイズが29×43cmから、28.5×21.5cmへとコンパクト化も行われている。結果としてKCL-3Fの重量が1.8kgというところ、FR-1は695gと半分以下の重量を実現している。重さでハンドル操作がシビアになる点がフロントラックの悩みどころであるが、FR-1は発進時などでハンドルが取られにくいはずだ。

天板の右前方、中央前方にネジ穴(25mmピッチ M4)が設けられており、ライトやアクションカメラのマウントブラケットを装着することが可能となっている。荷物をラックに載せた状態でもライトは地面を照らすことができ、アクションカメラは画角に荷物が入り込む心配もなくなるだろう。

装着はフォーククラウンのネジ穴も利用する装着はフォーククラウンのネジ穴も利用する (c)フカヤ天板の右前方、中央のステーにマウント用のネジ穴が設けられている天板の右前方、中央のステーにマウント用のネジ穴が設けられている (c)フカヤ

ダボ穴を利用して自転車に固定するダボ穴を利用して自転車に固定する (c)フカヤ天板の右前方にはライトやアクションカメラのブラケットマウントを装着することができる天板の右前方にはライトやアクションカメラのブラケットマウントを装着することができる (c)フカヤ


天板を含めFR-1の耐荷重は5kgまで。コンパクトなサイズ感ながらもカバンなどを安定しておくことができる。注目を集めている自転車通勤、通学において荷物を背負わないために、フロントラックを使用するというのは一つの解決策となるだろう。

取り付けはフォーククラウン中央の貫通孔と、フォークレッグのダボ穴(左右)の3箇所で行う。ディスクブレーキ搭載バイクの場合、フォーククラウンに取り付けられる穴が存在するか確認したほうが良いだろう。価格は5,800円(税抜)。



ダボス FR-1
サイズ:横28.5×縦 21.5cm
耐荷重:5kg
重 量:本体 695g (天板・脚)、取付小物 195g
価 格:5,800円(税抜)

リンク