エリートがZWIFT内でハンドル操作を可能とする新機能"FutureWorks Steering"に対応する、「STERZO SMART ステアリングブロック」を発売。ハンドルを切ることでアバターを自由に操作できるようになる革新的なガジェットだ。



エリート Sterzo Smartエリート Sterzo Smart (c)カワシマサイクルサプライ
新型コロナウィルス感染症の影響もあり、人気が高まるインドアトレーニング。中でもZWIFTは、ツール・ド・フランスのバーチャルレースが開催されるなど、サイクリストにとって仮想空間に広がる新天地となりつつある。

そんなZWIFTがライドエクスペリエンスをより充実したものにする新機能を実装した。"FutureWorks Steering"と名付けられたこの機能は、ハンドルを切ることでZWIFT内のアバターを操作可能とするもの。昨年のユーロバイクにてデモが用意され、MTB用コースにて先行して実装されていた機能が、全コースへ拡大されることになった。

従来のライザーブロックの代わりに使用する従来のライザーブロックの代わりに使用する (c)カワシマサイクルサプライ
当初はコンパニオンアプリと接続したスマートフォンの加速度センサーを利用する方式でステアリングを検知していたが、違和感を感じるライダーも多かったという。その問題を解消するために、ZWIFTがターボトレーナーのリーディングブランドであるエリートとタッグを組んで用意したのが、専用の電子ステアリングブロック"STERZO SMART"だ。

STERZO SMARTをZWIFTと接続することで、ZWIFT内の全コースでステアリング機能が利用可能となる。STERZO SMARTは、扇形のベースプレートに前輪用ブロックが重ねられた構造によって、左右最大34°までスムースなハンドル操作を可能とする。内蔵されたセンサーによって左右の回転角度を計測することで、より精度の高いバーチャルステアリングを実現した。

ステアリングを左右最大34度まで切ることが出来るステアリングを左右最大34度まで切ることが出来る (c)カワシマサイクルサプライ
ステアリング機能をオンにすると他のライダーとの接触が不可能となり、前方のライダーをパスするためには横へ移動してから前へ出るよう自ら操作する必要がある。また、ドラフティングを利用するためにも、前のアバターの後ろに入るように操作しなければならない。コーナーにおいても最短のラインを選択することが出来るようになり、ZWIFTライドのリアリティ、そしてレースでの戦術性が向上するはずだ。

STERZO SMARTには、ハンドル自動復帰システムが搭載されており、切ったハンドルが元の位置に自動的に戻るようになっている。セルフステアのように働くことで、実走感のあるライドを楽しめるという。強化繊維ポリマーのベースプレートには滑り止めがついている。エリートのトレーニングマットと併用することで、最高レベルの安定性を発揮できるとのことだ。

アバターの操作を可能とすることでバーチャルサイクリングを更に楽しくしてくれるアバターの操作を可能とすることでバーチャルサイクリングを更に楽しくしてくれる (c)カワシマサイクルサプライ
対応タイヤ幅は56mmとロードからMTBまで幅広い車種で使用可能。ランタイムは単四電池で最大500時間駆動、通信規格はANT+およびBluetoothに対応している。なお現時点ではZWIFTへの接続はBluetoothのみで可能。価格は10,000円(税抜)。

また、センサー機能を省いたシンプルバージョンの"STERZO"もラインアップされる。ハンドル切れ角やセルフセンタリング機能など、基本的な設計はSTERZO SMARTと同様。ハンドルバーにスマートフォンを装着し、アシスタントアプリを介することでステアリングの動きをバーチャルライドアプリに送信できる。また、ステアリング機能を使わずとも、ハンドルを自由に動かせることは、より自然な感覚インドアトレーニングを楽しむことにも繋がるはずだ。こちらの価格は4,500円(税抜)。

センサー付きの"STERZO SMART"、シンプルな"STERZO"共に、10月ごろに初便入荷予定とのこと。取り扱いはカワシマサイクルサプライ。



エリート STERZO SMART ステアリングブロック
素材:強化繊維ポリマー
対応タイヤ幅:56mm
電源:単4電池で最大500時間駆動
最大駆動回転:34°
通信規格:ANT、Bluetooth 通信(現時点ではZwiftへの接続はBluetoothでのみ可能)
価格:10,000円(税抜)

エリート STERZO
素材:強化繊維ポリマー
対応タイヤ幅:56mm
最大駆動回転:34°
価格:4,500円(税抜)
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