2020/06/26(金) - 11:00
ガーミンがサイクルコンピューターのフラッグシップモデル「Edge1030」とエントリーモデル「Edge130」のアップデートバージョンをリリースした。Edge1030は内蔵CPU、バッテリーライフ、機能面を強化し、Edge130はソフトウェア面を充実させている。販売を記念したプレゼントキャンペーンも実施される予定だ。
Edge1030 Plus
ガーミン Edge1030 Plus (c)ガーミン
Edgeシリーズのフラッグシップである「Edge1030」がアップデートされている。Edgeシリーズのモデルチェンジでは数字も変化することが通例であるが、今回はナンバリングに変更は無く、"Plus"という言葉がモデル名に追加され「Edge1030 Plus」というモデル名となっている。
今回のアップデートバージョンは内蔵CPUの変更、バッテリー強化、機能面の充実を図っている。Edge1030が登場したのは2017年のこと。3年越しにコアとなるチップを載せ替えられたことで、昨年リリースされたEdge830のようにタッチスクリーンの反応性や処理速度が向上していることが期待できる。
同時にバッテリーライフも最大20時間から最大24時間というEdgeシリーズで最も長い駆動時間へと進化を遂げている。拡張バッテリーを使用すれば、最大44時間の連続使用が可能となる。ハイスペックでロングランタイム。非常にリッチなサイクルコンピューターと言っても過言ではないだろう。
ナビゲーションシステムも進化を遂げている
Variaとの連携ももちろん可能だ
Edge1030 Plusにはクライムプロ機能が新しく搭載された
inRearchのSOS機能も搭載された
インスタントメッセージのやり取りも可能だ
事故検知機能も備えられている
ソフトウェア面での進化の一つは、Edgeデバイスの設定、ペアリングセンサーの情報などを引き継ぎ自動設定することが可能になった点。新型を購入するたびにセンサーのペアリング、表示画面のカスタマイズなどを行わなくて良いのは非常にありがたい機能だ。
トレーニング系機能では2種類追加されている。一つはGarmin ConnectやTraining Peaksなどからトレーニングプランをデバイスにダウンロードできる同期機能。もう一つは、デバイス内に記録されたトレーニング負荷とVO2max値から、ユーザーのレベルを考慮したワークアウトを導き出してくれるサジェスチョン機能だ。ストラクチャード・トレーニングほど本格的ではないが、しっかりとした練習を行いたい方にはピッタリな機能だろう。
ナビゲーション関連のアップデートは、2019年版旺文社シティナビゲーターという地図データに更新されていることが一つ。加えて、ナビゲーションシステムを利用している際に、ナビゲートの一時停止、オフコース警告の停止が可能となった。寄り道するときにこの機能は役立つはず。再びコース上に戻るとルートを再表示してくれるという。
パワーのゾーンをタコメーターのように表示してくれる
フローなどを検知してくれるMTBダイナミクス
「素晴らしいジャンプ!」と褒めてくれる
トレーニングピークスのワークアウトをデバイスに落とし込める
ワークアウトのサジェスチョン機能が搭載された
いくつかリストアップしてくれる
ジャンプ数やジャンプ距離などを計測するMTBダイナミクスも強化されている。標高や勾配などに応じてライドの難易度表示や、コーナリングスピードなどが一貫して維持できているかを示すフローなどが表示されるようになっている。
inReachというテクノロジーを備えており、サブスクリプションに登録しておけば、インターネットの電波が届かないところでもSOS信号の発信や、定型文のメッセージ送受信が可能となっている。詳しいスペック等は下記をチェックしてほしい。
Edge130 Plus
ガーミン Edge130 Plus (c)ガーミン
フラッグシップと同タイミングでエントリーグレードの「Edge130」もアップデートされ、「Edge130 Plus」となっている。Edge130 Plusでは主に機能面での充実度が向上しており、エントリーグレードながらガーミンの魅力ある機能を活用することが可能となっている。
大きな変更点の一つはClimb Pro機能が実装されたこと。これはナビゲーション利用中に出現するヒルクライムの情報を表示してくれる機能であり、ヒルクライムのプロフィールや残り平均勾配など、ペース配分に役立てられる情報を伝えてくれるというもの。
またEdge1030 Plus同様、トレーニングプランの同期機能、MTBダイナミクスなどが追加されている。スマートトレーナーとも連動できるようになり、インドアサイクリングのデータもGarmin Connectで管理しやすくなっている。事故検出機能が実装されたことも大きなポイントだ。
クライムプロを搭載した
エマージェンシー機能も採用されている
Variaレーダーに対応している
ワークアウトの予定も確認できる
ワークアウトをデバイスに入れることが可能
ジャンプの出来を褒めてくれるMTBダイナミクス
いずれも発売日は7月16日(木)で、7月9日(木)より予約が開始される予定だ。また販売を記念し、対象店舗で購入した方に液晶保護フィルムとシリコンケース(黒)をプレゼントするキャンペーンが行われる。
キャンペーン概要
実施期間:2020年7月16日(木)~8月16日(日)
対象モデル:Edge1030plus/130plus(本体のみ・セットいずれでも可)
対象店舗:Garmin Cycle Authorized Dealer(対象店舗は後日公開)
※店舗の場合はその場でお渡し。オンラインショップでは商品配送時に同封。
※プレゼントは先着順。各店舗・オンラインショップごとになくなり次第終了となります。
ガーミン Edge1030 Plus セット
同梱品:スピードセンサーDual、ケイデンスセンサーDual、HRM-Dual、延長アウトフロントマウント(拡張バッテリー対応)、ハンドルステムマウント、microUSBケーブル、ストラップ、クイックスタートマニュアル
価格:86,000円(税抜)
ガーミン Edge130 Plus 本体のみ
同梱品:ハンドルステムマウント、microUSBケーブル、ストラップ、クイックスタートマニュアル
価格:20,800円(税抜)
ガーミン Edge130 Plus セット
同梱品:スピードセンサーDual、ケイデンスセンサーDual、ハンドルステムマウント、microUSBケーブル、ストラップ、クイックスタートマニュアル
価格:26,800円(税抜)
Edge1030 Plus
![ガーミン Edge1030 Plus](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/06/18/new-edge1030-plus.jpg)
Edgeシリーズのフラッグシップである「Edge1030」がアップデートされている。Edgeシリーズのモデルチェンジでは数字も変化することが通例であるが、今回はナンバリングに変更は無く、"Plus"という言葉がモデル名に追加され「Edge1030 Plus」というモデル名となっている。
今回のアップデートバージョンは内蔵CPUの変更、バッテリー強化、機能面の充実を図っている。Edge1030が登場したのは2017年のこと。3年越しにコアとなるチップを載せ替えられたことで、昨年リリースされたEdge830のようにタッチスクリーンの反応性や処理速度が向上していることが期待できる。
同時にバッテリーライフも最大20時間から最大24時間というEdgeシリーズで最も長い駆動時間へと進化を遂げている。拡張バッテリーを使用すれば、最大44時間の連続使用が可能となる。ハイスペックでロングランタイム。非常にリッチなサイクルコンピューターと言っても過言ではないだろう。
![ナビゲーションシステムも進化を遂げている](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/06/26/33.png)
![Variaとの連携ももちろん可能だ](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/06/26/varia%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC.png)
![Edge1030 Plusにはクライムプロ機能が新しく搭載された](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/06/26/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%97%E3%83%AD.png)
![inRearchのSOS機能も搭載された](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/06/26/inreach-sos.png)
![インスタントメッセージのやり取りも可能だ](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/06/26/inreach.png)
![事故検知機能も備えられている](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/06/26/%E4%BA%8B%E6%95%85%E6%A4%9C%E5%87%BA.png)
ソフトウェア面での進化の一つは、Edgeデバイスの設定、ペアリングセンサーの情報などを引き継ぎ自動設定することが可能になった点。新型を購入するたびにセンサーのペアリング、表示画面のカスタマイズなどを行わなくて良いのは非常にありがたい機能だ。
トレーニング系機能では2種類追加されている。一つはGarmin ConnectやTraining Peaksなどからトレーニングプランをデバイスにダウンロードできる同期機能。もう一つは、デバイス内に記録されたトレーニング負荷とVO2max値から、ユーザーのレベルを考慮したワークアウトを導き出してくれるサジェスチョン機能だ。ストラクチャード・トレーニングほど本格的ではないが、しっかりとした練習を行いたい方にはピッタリな機能だろう。
ナビゲーション関連のアップデートは、2019年版旺文社シティナビゲーターという地図データに更新されていることが一つ。加えて、ナビゲーションシステムを利用している際に、ナビゲートの一時停止、オフコース警告の停止が可能となった。寄り道するときにこの機能は役立つはず。再びコース上に戻るとルートを再表示してくれるという。
![パワーのゾーンをタコメーターのように表示してくれる](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/06/26/05.png)
![フローなどを検知してくれるMTBダイナミクス](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/06/26/mtb%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%82%B9.png)
![「素晴らしいジャンプ!」と褒めてくれる](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/06/26/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97.png)
![トレーニングピークスのワークアウトをデバイスに落とし込める](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/06/26/tp%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E2%91%A1.png)
![ワークアウトのサジェスチョン機能が搭載された](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/06/26/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%82%B5%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3.png)
![いくつかリストアップしてくれる](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/06/26/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%82%B5%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E2%91%A1.png)
ジャンプ数やジャンプ距離などを計測するMTBダイナミクスも強化されている。標高や勾配などに応じてライドの難易度表示や、コーナリングスピードなどが一貫して維持できているかを示すフローなどが表示されるようになっている。
inReachというテクノロジーを備えており、サブスクリプションに登録しておけば、インターネットの電波が届かないところでもSOS信号の発信や、定型文のメッセージ送受信が可能となっている。詳しいスペック等は下記をチェックしてほしい。
Edge130 Plus
![ガーミン Edge130 Plus](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/06/18/new-edge130-plus.jpg)
フラッグシップと同タイミングでエントリーグレードの「Edge130」もアップデートされ、「Edge130 Plus」となっている。Edge130 Plusでは主に機能面での充実度が向上しており、エントリーグレードながらガーミンの魅力ある機能を活用することが可能となっている。
大きな変更点の一つはClimb Pro機能が実装されたこと。これはナビゲーション利用中に出現するヒルクライムの情報を表示してくれる機能であり、ヒルクライムのプロフィールや残り平均勾配など、ペース配分に役立てられる情報を伝えてくれるというもの。
またEdge1030 Plus同様、トレーニングプランの同期機能、MTBダイナミクスなどが追加されている。スマートトレーナーとも連動できるようになり、インドアサイクリングのデータもGarmin Connectで管理しやすくなっている。事故検出機能が実装されたことも大きなポイントだ。
![クライムプロを搭載した](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/06/26/climb.jpg)
![エマージェンシー機能も採用されている](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/06/26/emergency.jpg)
![Variaレーダーに対応している](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/06/26/6menu12.jpg)
![ワークアウトの予定も確認できる](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/06/26/workout2.jpg)
![ワークアウトをデバイスに入れることが可能](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/06/26/workout1.jpg)
![ジャンプの出来を褒めてくれるMTBダイナミクス](https://www.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/06/26/greatjump.jpg)
いずれも発売日は7月16日(木)で、7月9日(木)より予約が開始される予定だ。また販売を記念し、対象店舗で購入した方に液晶保護フィルムとシリコンケース(黒)をプレゼントするキャンペーンが行われる。
キャンペーン概要
実施期間:2020年7月16日(木)~8月16日(日)
対象モデル:Edge1030plus/130plus(本体のみ・セットいずれでも可)
対象店舗:Garmin Cycle Authorized Dealer(対象店舗は後日公開)
※店舗の場合はその場でお渡し。オンラインショップでは商品配送時に同封。
※プレゼントは先着順。各店舗・オンラインショップごとになくなり次第終了となります。
ガーミン Edge1030 Plus セット
同梱品:スピードセンサーDual、ケイデンスセンサーDual、HRM-Dual、延長アウトフロントマウント(拡張バッテリー対応)、ハンドルステムマウント、microUSBケーブル、ストラップ、クイックスタートマニュアル
価格:86,000円(税抜)
ガーミン Edge130 Plus 本体のみ
同梱品:ハンドルステムマウント、microUSBケーブル、ストラップ、クイックスタートマニュアル
価格:20,800円(税抜)
ガーミン Edge130 Plus セット
同梱品:スピードセンサーDual、ケイデンスセンサーDual、ハンドルステムマウント、microUSBケーブル、ストラップ、クイックスタートマニュアル
価格:26,800円(税抜)
新旧比較表
Edge130 Plus | Edge130 | Edge1030 Plus | Edge 1030 | |
稼働時間 | 最大13時間 | 最大13時間 | 最大24時間 | 最大20時間 |
高速CPU | ○ | |||
気圧高度計 | ○ | ○ | ○ | ○ |
加速度計 | ○ | ○ | ○ | |
磁気センサー | ○ | |||
環境光センサー | ○ | ○ | ||
無線インターフェース | ANT+/BLE | ANT+/BLE | ANT+/BLE/Wi-Fi | ANT+/BLE/Wi-Fi |
パフォーマンス統計 | ANT+/BLE/Wi-Fi | |||
補給/水分摂取記録 | ○ | ○ | ||
FTP自動計測 | ○ | ○ | ||
MTBダイナミクス | ○ | ○ | ○ | |
電動コンポーネント対応 | ○ | ○ | ○ | |
インドアトレーナー対応 | Coming soon | ○ | ○ | |
ワークアウト | ○ | ○ | ○ | |
ワークアウトサジェスション | ○ | |||
セグメント | ○ | ○ | ○ | ○ |
クライムプロ | ○ | ○ | ○ | |
コースナビゲーション | ○ | ○ | ○ | ○ |
LiveTrack | ○ | ○ | ○ | ○ |
GroupTrack | ○ | ○ | ○ | ○ |
ライダー間メッセージ | ○ | ○ | ||
事故検出機能 | ○ | ○ | ○ | |
援助要請 | ○ | ○ | ○ | ○ |
in-Reach 互換性 | ○ | ○ | ||
オーディオアラート | ○ | ○ | ○ | |
バッテリーセーブモード | ○ | ○ | ||
バイクアラーム | ○ | ○ | ||
Find My Edge | ○ | ○ |
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