トライアスロンにおいて大きなシェアを誇るプロファイルデザインから、エアロダイナミクスを追求したハイエンドモデル「AERIA ULTIMATE II ERGO/35C」が登場した。前作から120gの軽量化を実現しつつ、より細やかなフィッティングを実現したエアロバーだ。



プロファイルデザイン AERIA ULTIMATE II ERGO/35Cプロファイルデザイン AERIA ULTIMATE II ERGO/35C (c)カワシマサイクルサプライ
タイムトライアルやトライアスロンの世界では定番ブランドとしての地位を確立しているプロファイルデザイン。同社はハンドルからホイール、ボトルケージに至るまで、多くのカテゴリーにおいてエアロダイナミクスを追求したパーツをラインアップしている。

今回紹介する「AERIA ULTIMATE II ERGO/35C」は、同社の代表的なプロダクトであるエアロバーのハイエンドモデル、AERIA ULTIMATEのアップデートバージョン。アームレストの刷新と35Cカーボンエクステンションバーの採用により、前作から120gの軽量化に成功している。

1632通りの調整が可能となっている1632通りの調整が可能となっている (c)カワシマサイクルサプライ
大幅に軽量化した一方で、低いポジションを実現し優れたエアロダイナミクスに貢献するロースタックデザインは前作から継承している。新たに採用されたエルゴアームレストは96通りの位置調整機能を有しており、リーチや幅、高さに至るまで細やかなセッティングが可能。ロースタックバーでありながら、アームレストの高さを48mm~128mmの範囲で調整できるため、エアロと快適性を両立したポジションを設定できる。

新たに採用された35Cエクステンションバーは、自然な手首の角度で握りこめる35°のスキーベンド形状とされ、エアロでありながらパワーを発揮しやすい設計だ。無段階で突き出し量を調整でき、必要な長さにカットすることもできる。

角度35°のスキーベンド形状である35Cエクステンションバーを採用角度35°のスキーベンド形状である35Cエクステンションバーを採用 (c)カワシマサイクルサプライ
更なるエアロダイナミクスを追求するライダー向けに、専用設計のAERIA ULTIMATE V2ステムとセットのパッケージも用意されている。ライダーのポジションに応じて、70mmと100mmからステム長を選択可能だ。

また、優れた空力性能を発揮するHSF/AERIAハイドレーションシステムや、エクステンションバーの中にDI2ジャンクション&バッテリーを収納できるAeroport Di2アダプターといったオプションパーツも充実している。

カラーはマットブラックで重量は780g。価格はエアロバーのみが107,500円(税抜)、エアロバーとステムのセットが115,600円(税抜)だ。取り扱いはカワシマサイクルサプライ。



プロファイルデザイン AERIA ULTIMATE II ERGO/35C
ベースバー:Aeria Ult Wing II UD Carbon
ベースバー幅: 420mm(C-C)
ブラケット:Aeria Ult Top Bracket DM Alloy Anodized
ブラケット傾き調整:0-15°
アームレスト:ERGO(10mmパッド付属)
アームレストスタック:48mmから128mm(5mm刻み)
アームレスト幅:124mmから254mm(18.5mm刻み)
アームレストローテーション:7°
エクステンションバー:35C(素材:カーボン、長さ400mm、高さ80mm、角度35°)
カラー:マットブラック
税抜価格:107,500円(ステムなし)、115,600円(ステム付属)


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