トレックのグラベルバイク「Checkpoint」の2021モデルが発表された。カーボンフレームのSL5と軽量アルミフレームのALR5の2モデルがニューカラーで登場し、新たにシマノのグラベルコンポーネントGRXを搭載。オフロードライドを思う存分楽しめる1台に仕上がる。



トレック Checkpoint SL 5(Dark Olive)トレック Checkpoint SL 5(Dark Olive) (c)トレック・ジャパン
アメリカのウィスコンシン州に拠点を置くトレック。ワールドチームのトレック・セガフレードをはじめ、多くのプロチームや選手をサポートするレーシングブランドとしての顔を持つ一方、多種多様な自転車の楽しみ方を提案するため、バリエーション豊かなラインアップを用意する総合バイクブランドでもある。

トレックの幅広いラインアップの中で、グラベルバイクに位置づけられているのが「Checkpoint(チェックポイント)」だ。荒れたグラベルでも快適性と安定性を発揮するジオメトリーや、45Cタイヤに対応するタイヤクリアランスなど、舗装路から未舗装路まで路面状況を問わずに走るための設計を与えられたCheckpointは、結果としてトレックのバイクラインアップの中で最もバーサタイルなモデルでもある。

落ち着いた上品なカラーのDark Olive落ち着いた上品なカラーのDark Olive (c)トレック・ジャパン
2021モデルはシマノのグラベルコンポーネントGRXを採用している2021モデルはシマノのグラベルコンポーネントGRXを採用している (c)トレック・ジャパン
キャリアやケージ、フェンダーといったアイテムを装着するマウントも多数配置されており、その日の遊び方に応じて幅広いカスタムを楽しめる拡張性の高さもCheckpointの魅力の一つ。身軽なサイクリングからキャリアをフル装備したキャンプツーリング、バイクパッキングで未舗装林道を行くアドベンチャーライドまで、何でもござれ。

そんな自転車遊びの幅を広げてくれるCheckpointの2021モデルが発表された。カーボンモデルのSL5、そして軽量アルミモデルのALR5の2モデルが新色を纏い登場。どちらもシマノのグラベルコンポーネント"GRX"を搭載し、よりグラベルバイクとしての完成度を高めている。

Checkpoint SL 5はトレック自慢のOCLVカーボンを採用することで、軽さと強度、剛性のバランスに優れたハイグレードな一台。バイクパッキングはもちろんのこと、グラインデューロなど過酷なグラベルレースでも活躍する、ハイスペックグラベルバイクだ。

ラックやフェンダーなどを取り付けられるラックやフェンダーなどを取り付けられる (c)トレック・ジャパン
ダウンチューブ下部にもボトルケージの装着が可能ダウンチューブ下部にもボトルケージの装着が可能 (c)トレック・ジャパンシマノ GRXの油圧ディスクブレーキを装備しているシマノ GRXの油圧ディスクブレーキを装備している (c)トレック・ジャパン


トレックの誇るマイクロサスペンションシステム"IsoSpeed"を搭載しており、荒れたグラベルをものともしない快適性を実現。また、スライダー式リアエンドの"Stranglehold Dropout"を採用し、リアセンター長を調整可能となっている。シングルスピードバイクとして組む時も、チェーンテンショナー不要ですっきりとしたルックスに仕上げられる。

デフォルトパッケージでは40Cタイヤを装備するが、フレームのタイヤクリアランスは45Cまで対応する。目的やコースに応じたタイヤを履き替えることで、より深くライドを楽しめるはずだ。カーボンフレームではあるが、各種マウントも数多く用意されており高い拡張性が確保されている。

2021モデルはダークオリーブカラーを採用しており、アドベンチャーバイクらしさに磨きをかけている。49~58までの5サイズ展開で、価格は319,000円(税抜)。

トレック Checkpoint ALR 5(Teal)トレック Checkpoint ALR 5(Teal) (c)トレック・ジャパン
Checkpoint ALR 5はコストパフォーマンスに優れたアルミモデル。ラフに扱っても安心なアルミフレームならではの頑丈さと、高品質なパーツアッセンブルによって、あらゆる道を走破するアドベンチャーライドをしっかりサポートしてくれる万能バイクだ。

IsoSpeedは非搭載ながら、振動吸収性に優れたカーボンフォークや40Cのグラベルタイヤ、衝撃を吸収する"IsoZone"フォームパッドを搭載したハンドルなどを組み合わせ、荒れたグラベルを走破するための快適性を確保している。スライダー式リアエンドによって、ジオメトリー調整やシングルスピード化も容易。ラックやフェンダーが取り付けられるマウントが多数用意されており、どんなライディングスタイルにも対応する。

2021モデルはビビッドな色味が目を引くティールカラーを採用。上位モデル同様にシマノGRXを搭載しグラベルバイクとして完成度を高めている。49~58までの5サイズ展開で、価格は219,000円(税抜)。

45Cサイズまで対応したタイヤクリアランスを備える45Cサイズまで対応したタイヤクリアランスを備える (c)トレック・ジャパン
ビビッドな色味が目を引くTealカラービビッドな色味が目を引くTealカラー (c)トレック・ジャパンハンドルやステムはボントレガーで統一ハンドルやステムはボントレガーで統一 (c)トレック・ジャパン


最大4本のボトルやツール缶を搭載できる最大4本のボトルやツール缶を搭載できる (c)トレック・ジャパンスライダー式のリアエンドを採用しホイールベースを可変することができるスライダー式のリアエンドを採用しホイールベースを可変することができる (c)トレック・ジャパン




トレック Checkpoint SL 5
コンポーネント:シマノ GRX
カラー:Dark Olive
サイズ:49、52、54、56、58
価格:319,000円(税抜)

トレック Checkpoint ALR 5
コンポーネント:シマノ GRX
カラー:Teal
サイズ:49、52、54、56、58
価格:219,000円 (税抜)

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