ヴィットリアのアーバンタイヤより、オンロードに最適なトレッドパターンの「RANDONNEUR TECH」と「REVOLUTION TECH」をピックアップ。密集を避けるため自転車通勤が注目される中、耐パンク性能や安全性に優れた通勤にピッタリの製品だ。



ヴィットリア RANDONNEUR TECHヴィットリア RANDONNEUR TECH (c)VTJ
1953年にイタリアのマドーネで創業したヴィットリア。ロードレースやシクロクロス、MTBなどトップレベルのレースで使用されるハイエンドモデルからサイクリングで使用されるエントリーモデルまで幅広く展開している総合タイヤブランドだ。

現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、公共交通機関を避けて自転車通勤をする人が世界的に増えており、通勤ライドに向いたタイヤの需要が高まっているという。今回ヴィットリアのラインアップから紹介するのは、通勤サイクリストにぴったりな「RANDONNEUR TECH」と「REVOLUTION TECH」の2本だ。

ヴィットリア REVOLUTION TECHヴィットリア REVOLUTION TECH (c)VTJ
RANDONNEUR TECHはヴィットリアのアーバンカテゴリーに属する一本。街乗りやツーリングに適したセミスリック・トレッドを採用し、トレッドの溝のおかげで雨天時にも安心して走行可能だ。更に、ハイエンドモデルでも使用されるグラフェン2.0コンパウンドを採用しており、軽い走行感と高いグリップを兼ね備えている。

段差や落下物の多い街中を走るアーバンタイヤとして、また時間に追われる通勤タイヤとして重要なポイントとなるのが耐パンク性能だ。RANDONNEUR TECHは、トレッド下に配置した特殊な高密度ラバー層と2重の耐パンクベルトを組み合わせる"ダブル・シールディング"テクノロジーによって、3重の高い対パンク性能を与えられている。

タイヤの土台となるケーシングは33TPIのナイロン製で、E-BIKEの加速にも対応する高い強度を持つ。また、サイドウォールにリフレクティブ加工が施してあり、車のライトを反射し夜間の安全性も高めてくれる。サイズ展開は700x28/32/35/40/48c、26x1.5、27.5x1.5/1.75で多種多様な自転車に使用可能。価格は4,200円(税抜)。

3重の高い対パンク性能を備えたRANDONNEUR TECH3重の高い対パンク性能を備えたRANDONNEUR TECH (c)VTJ
独特なトレッドパターンでスリックタイヤよりも速い転がり性能を実現したREVOLUTION TECH独特なトレッドパターンでスリックタイヤよりも速い転がり性能を実現したREVOLUTION TECH (c)VTJ
対してREVOLUTION TECHは、いくつもの円弧が重なったようなトレッドパターンが特徴的。このユニークなパターンによってスリックタイヤよりも優れた転がりを実現すると同時に、コーナーリングでは溝がエッジとして作用することで高いグリップ力を発揮、更にはウェット路面において排水効果も発揮する。

グラフェン2.0コンパウンドによる転がり抵抗の低さも特徴の一つ。E-BIKEではバッテリー消費を抑えるほどの効果を発揮するという。一方、トレッド下には高密度なソリッド・シールディング耐パンクラバーを配置することで、高い耐パンク性能を備えている。

33TPIのナイロンケーシング、被視認性を高めるリフレクト・サイドウォールはRANDONNEUR TECHと同様。サイズ展開は700x28/32/35/38c、26x2.0、27.5x2.0、29x2.0(50-622)で、ロードバイクやクロスバイクだけでなく、グラベルバイクやMTBを通勤仕様にカスタムする時にもぴったりだろう。価格は4,200円(税抜)。

ヴィットリアアーバンモデルの比較チャートヴィットリアアーバンモデルの比較チャート (c)VTJ



ヴィットリア RANDONNEUR TECH
コンパウンド:グラフェン2.0
ケーシング:ナイロン33TPI
サイズ:700x28/32/35/40/48c、26x1.5、27.5x1.5/1.75
価格:4,200円(税抜)

ヴィットリア REVOLUTION TECH
コンパウンド:グラフェン2.0
ケーシング:ナイロン33TPI
サイズ:700x28/32/35/38c、26x2.0、27.5x2.0、29x2.0(50-622)
価格:4,200円(税抜)

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