ゲラント・トーマス(イギリス、チームイネオス)が新型コロナウィルスた闘う医療関係者を支援するチャリティーとして1日12時間のzwiftライドを3日連続で行うチャレンジを行い、約4,600万円の募金を集めた。



3日連続12時間Zwiftチャレンジを敢行するゲラント・トーマス(チームイネオス)3日連続12時間Zwiftチャレンジを敢行するゲラント・トーマス(チームイネオス)
ツール・ド・フランス2018優勝者のゲラント・トーマス(イギリス、チームイネオス)が先週行ったZwift3日間チャレンジは、イギリスのNHS(国民保健サービス)の医療関係者を応援する目的で、1日12時間のzwiftライドを3日連続で行い、寄付を募るというもの。4/15から4/18にかけて行われ、36万ポンド(4600万円)以上の募金があった。

zwiftを利用したこのチャリティライドはイギリス、ウェールズにあるトーマスの自宅ガレージ発信で行われ、トーマス自身やzwift、チームイネオスなどのSNSを通じて告知され、『新型コロナと闘う医療関係者を支援するため、自転車に乗ります。ぜひNHSの支援団体 NHS Charities Together に募金して』と、#GsNHSZwiftShifts のハッシュタグとともに呼びかけられた。

1日12時間とは、医療関係者の勤務シフト時間に合わせたもの。zwift上では16日木曜から金曜日、ウェールズの現地時間朝7:30(日本時間15:30)からチャリティグループライドイベントが開催され、世界各国のファンがトーマスとともにローラーを漕いだ。

チャレンジの模様 トーマスのFacebookより

トーマスは自宅ガレージのトレーナーにセットしたバイクに乗り、ときに歌を歌いながら、ゆりかごにセットした赤ちゃんを横目に、木曜から金曜日、12時間シフトx3日間の過酷なチャレンジに挑んだ。水曜日には「ハードワークのご褒美」としてチョコレートとマシュマロが乗ったスイートなピッツァでカーボローディングする模様をSNSに投稿するなど、ときにユーモアを交えながら完走し、走行距離は1,220kmをマーク。募金額は合計で4,600万円に達した(募金は現在も継続中)。



コンタドールが2011ジロ&ツール優勝バイクをオークション 売上を寄付

アルベルト・コンタドールは過去のグランツール優勝バイクをオークションにかけ、落札で得た265万円を赤十字に寄付する。

アルベルト・コンタドールとオークションにかけた2011ジロ&ツール優勝バイクアルベルト・コンタドールとオークションにかけた2011ジロ&ツール優勝バイク (c)Alberto Contador
自転車競技史上に5人だけ存在するツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャのグランツール完全制覇達成者アルベルト・コンタドール(スペイン)が、コロナウイルス問題に対して、自身が2011ジロ&ツールで優勝を飾ったスペシャライズド製のバイクをオークションにかけた。

結果、そのバイクは22.550ユーロ(約265万円)で落札された。コンタドールはその金額を医療に役立てられるよう赤十字を通じて寄付するとしている。



text&edit:Makoto.AYANO
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