チームブリヂストンサイクリングが、競輪選手であり、トラック競技日本代表メンバーでもある脇本雄太の加入を発表。脇本は「国内トップレベルのチームで活動できることで、更なる競技力向上に努める」と語っている。



10月のアジア選手権トラック、男子ケイリンで2連覇、自身4度目のアジア王者に輝いた脇本雄太(中央)10月のアジア選手権トラック、男子ケイリンで2連覇、自身4度目のアジア王者に輝いた脇本雄太(中央) (c)JCF
2017年、2018年のトラックワールドカップ・ケイリン競技で優勝し、アジア自転車競技選手権大会でも同種目で2019年大会、2020年大会連覇を果たすなど、UCIの男子エリートケイリンランキングで上位10名に名を連ねる脇本。現役の競輪選手でもあり、日本選手権競輪では出走レースを全て1位で勝ち上がる21年ぶりの完全優勝を遂げるなど活躍中だ。

チームブリヂストンサイクリングは橋本英也など現役競輪選手を所属させているが、短距離種目で見ると脇本は太田りゆに続く2人目となる。アジア最強のケイリンスペシャリスト、脇本の加入によってチームはより層を厚くするだろう。以下はプレスリリースに掲載された脇本のコメント。

ブリヂストンのトラックバイクを駆る脇本雄太ブリヂストンのトラックバイクを駆る脇本雄太 (c)JCF
「チームブリヂストンサイクリングに加入させていただき、より自分の競技パフォーマンスが向上することへの期待とうれしさでいっぱいです。国内トップレベルのチームで活動できることで、更なる競技力向上に努めます。これからブリヂストンサイクルの皆さんと共に、2020年の活躍、そして自転車競技の魅力を伝え、ファンを増やすことに取り組んでいきたいと思います」。

脇本雄太プロフィール
生年月日 :1989年3月21日(30歳)
身長 :180cm
出身地 :福井県
主な戦績 :
2016年 リオデジャネイロ2016オリンピック・ケイリン出場
2017年 トラックワールドカップチリ大会・ケイリン優勝
2018年 トラックワールドカップフランス大会・ケイリン優勝
2019年 アジア自転車競技選手権大会2019・ケイリン優勝
アジア自転車競技選手権大会2020・ケイリン優勝