オンロードからグラベルまで対応する汎用性の高さが特徴的な3Tのオールロード「EXPLORO」に、日本限定となるシマノ105完成車が登場。舗装路でのアプローチにも適したフロントダブル仕様で、3Tのオールロードがより身近になる30万円台まで価格を抑えた1台に仕上がる。



3T EXPLORO PRO 105 Japan Limited3T EXPLORO PRO 105 Japan Limited (c)あさひ
パーツブランドである3T初のバイクフレームとして誕生した「EXPLORO(エクスプローロ)」。北米を中心に広がりを見せるグラベルライドや、バイクパッキングでライドを楽しむアドベンチャーツーリング、はたまた一般的なロードユースまで幅広く対応するカーボンオールロードバイクだ。

2016年に発表された同モデルは、エアロダイナミクスに一日の長を持つサーヴェロと、グラベルロードを多数ラインアップするOPENサイクルという、2ブランドの創業者であるジェラルド・ブルーメン氏の指揮によって開発された1台。オフロードを高速で駆けるためのエアロフォルムを纏った、革新的なオールロードに仕上がっている。

3T EXPLORO PRO 105 Japan Limited3T EXPLORO PRO 105 Japan Limited (c)あさひ
ボリュームあるカムテール形状のダウンチューブや、コンパクトなリア三角などエアロロード然としたルックスはEXPLOROの大きな特徴。グラベル用途のワイドタイヤをセットした時にスムーズな空気の流れを生み出すようチューブ形状を最適化している。700Cだけでなく、MTBタイヤもセットできるよう650B(27.5インチ)のホイールにも対応。700Cの場合は40Cが、650Bでは2.1インチまで対応する広いタイヤクリアランスを備えている。

そんなEXPLOROに今回、日本限定となるシマノ105完成車が登場した。ミドル帯のPROグレードフレームを採用し、かつアルミパーツをアセンブルすることでコストを抑えており、完成車価格34万円(税抜)というバリューモデルに仕上がっている。3Tのコンプリートバイクの中では最も価格の低いモデルであり、オールロードをより身近にしてくれる存在となることだろう。

フロントチェーンリングは48/32Tのコンパクトなダブル仕様、スプロケットもワイドな11/34Tとし、舗装路の多い日本特有のアプローチでも軽快に、かつ険しい林道のアップダウンにも十分に対応するスペックを備える。この日本限定仕様車は現在3T取り扱い店舗にて予約受付中だ。入荷は5月中旬予定。

3T EXPLORO PRO 105 Japan Limited3T EXPLORO PRO 105 Japan Limited (c)あさひ


3T EXPLORO PRO 105 Japan Limited 2x11s
コンポーネント:SHIMANO 105
クランク:PRAXIS ALBA 48/32T
ステム:3T APTO PRO
ハンドル:3T SUPERERGO PRO
サドル:WTB SL8
タイヤ:WTB RIDDLER 700x37c
ホイールセット:SHIMANO RS-170 700c
重量:9.5kg
価格:340,000円(税抜)

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