2019/01/09(水) - 14:27
カナディアンバイクブランド、アルゴン18の新作グラベルロード「DARK MATTER」をピックアップ。45mm幅のタイヤクリアランスを持つフルカーボンフレームに、ロードレーシングモデルを参考にしたジオメトリーを採用することで、ダートでも高い走行性能を発揮する1台に仕上がる。
アルゴン18 DARK MATTER photo:Makoto.AYANO
カナダのモントリオールに拠点を置くレーシングバイクブランド、アルゴン18。ワールドチームのアスタナに2017年より機材サポートを行い、昨年はツアー・オブ・オマーン総合優勝やアムステル・ゴールド・レース優勝などを含む計30勝の勝利に貢献してきた。またオーストラリアやデンマーク、カナダのトラックチームにもバイク供給を行っており、ワールドカップでのメダル獲得を支える一面も持つ。
そんなアルゴン18から新たに登場したグラベルロードが「DARK MATTER（ダークマター）」だ。カーボンレーシングモデル専業で開発を行うブランドだけに、グラベルロードながら未舗装路を速く軽快に駆け抜けるための性能が与えられた1台となる。
低い位置に下げられたシートステイ部はエアロダイナミクスにも優れる 
ヘッド部には高さ可変の3Dシステムと、ケージ等を取り付けるボルトホールが有る
大きく下げられたチェーンステーがチェーンヒットを防ぎ、短めなリアセンターによってクイックな運動性能を追求 
45mmタイヤまで許容するクリアランスをもつ
フレームはカーボンモノコックにて作られ、正面から風が当たるフォーク、ダウンチューブ、シートステーはエアロ形状を採用している点が特徴。アルゴン18独自のHDS（ホリゾンタル・デュアル・システム）に基づき、トップチューブやシートステーなどフレーム上側はしなりを生み出し快適性を高めるデザインに。一方でヘッド～ダウンチューブ～チェーンステーにかけては剛性を高め、優れたパワー伝達性を発揮するよう設計されている。
またロードのレースモデルにインスパイアされたジオメトリーもポイント。リアセンターを短くすることで反応性を高め機敏な走りを実現するとともに、低めのBBドロップと長めのホイールベースによってダート路での安定性も確保している。ショートチェーンステーを実現するため、ドライブ側のみ下方に逃がすことでタイヤクリアランスを確保する造形もグラベルロードならではだろう。
着脱できるFディレイラーハンガーによりフロントシングル/ダブルを選択できる 
スルーアクスルはスマートで確実な固定を狙うアーレンキー着脱式を採用
電動、ケーブルなど方式を問わないスムーズなシステムを採用 
ディスクキャリパー取付部はフラットマウントタイプだ
ダート走行による小石のヒットやチェーン暴れからフレームを保護するために、ダウンチューブ下側と右チェーンステーにはプロテクターを装備。フォーク内側とリアエンド部分にはフェンダーマウントも備わっている。タイヤクリアランスは最大45mm幅までの設定だ（フェンダー装備の場合は40mmまで）。また着脱可能なフロントディレイラー台座も付属し、フロントシングル/ダブルを好みに応じて選択可能である。
アルゴン18のアイコンとも言える「3Dヘッドチューブ」も他モデルと同様に搭載している。0、15、30mm長のヘッドキャップを用意し、ヘッドパーツ上側のベアリングの高さを段階的に変更することができるシステムだ。ヘッドチューブ長を仮想的に変更することで、高めのハンドル位置でもヘッド剛性低下を防ぐ。ディスクブレーキは前後フラットマウントで、140/160mmローターに対応している。
販売はフレームセットにて行われ、XXS、XS、S、Mの4サイズ展開。あらゆる機械式/電動式コンポーネントとの互換性を持つ。価格は25万円（税抜）。取り扱いは日直商会だ。
アルゴン18 DARK MATTER
カラー：Sand Gloss
サイズ：XXS、XS、S、M
価格：250,000円（税抜）
アルゴン18 DARK MATTER photo:Makoto.AYANOカナダのモントリオールに拠点を置くレーシングバイクブランド、アルゴン18。ワールドチームのアスタナに2017年より機材サポートを行い、昨年はツアー・オブ・オマーン総合優勝やアムステル・ゴールド・レース優勝などを含む計30勝の勝利に貢献してきた。またオーストラリアやデンマーク、カナダのトラックチームにもバイク供給を行っており、ワールドカップでのメダル獲得を支える一面も持つ。
そんなアルゴン18から新たに登場したグラベルロードが「DARK MATTER（ダークマター）」だ。カーボンレーシングモデル専業で開発を行うブランドだけに、グラベルロードながら未舗装路を速く軽快に駆け抜けるための性能が与えられた1台となる。
低い位置に下げられたシートステイ部はエアロダイナミクスにも優れる ヘッド部には高さ可変の3Dシステムと、ケージ等を取り付けるボルトホールが有る 大きく下げられたチェーンステーがチェーンヒットを防ぎ、短めなリアセンターによってクイックな運動性能を追求 45mmタイヤまで許容するクリアランスをもつ フレームはカーボンモノコックにて作られ、正面から風が当たるフォーク、ダウンチューブ、シートステーはエアロ形状を採用している点が特徴。アルゴン18独自のHDS（ホリゾンタル・デュアル・システム）に基づき、トップチューブやシートステーなどフレーム上側はしなりを生み出し快適性を高めるデザインに。一方でヘッド～ダウンチューブ～チェーンステーにかけては剛性を高め、優れたパワー伝達性を発揮するよう設計されている。
またロードのレースモデルにインスパイアされたジオメトリーもポイント。リアセンターを短くすることで反応性を高め機敏な走りを実現するとともに、低めのBBドロップと長めのホイールベースによってダート路での安定性も確保している。ショートチェーンステーを実現するため、ドライブ側のみ下方に逃がすことでタイヤクリアランスを確保する造形もグラベルロードならではだろう。
着脱できるFディレイラーハンガーによりフロントシングル/ダブルを選択できる スルーアクスルはスマートで確実な固定を狙うアーレンキー着脱式を採用 電動、ケーブルなど方式を問わないスムーズなシステムを採用 ディスクキャリパー取付部はフラットマウントタイプだ ダート走行による小石のヒットやチェーン暴れからフレームを保護するために、ダウンチューブ下側と右チェーンステーにはプロテクターを装備。フォーク内側とリアエンド部分にはフェンダーマウントも備わっている。タイヤクリアランスは最大45mm幅までの設定だ（フェンダー装備の場合は40mmまで）。また着脱可能なフロントディレイラー台座も付属し、フロントシングル/ダブルを好みに応じて選択可能である。
アルゴン18のアイコンとも言える「3Dヘッドチューブ」も他モデルと同様に搭載している。0、15、30mm長のヘッドキャップを用意し、ヘッドパーツ上側のベアリングの高さを段階的に変更することができるシステムだ。ヘッドチューブ長を仮想的に変更することで、高めのハンドル位置でもヘッド剛性低下を防ぐ。ディスクブレーキは前後フラットマウントで、140/160mmローターに対応している。
販売はフレームセットにて行われ、XXS、XS、S、Mの4サイズ展開。あらゆる機械式/電動式コンポーネントとの互換性を持つ。価格は25万円（税抜）。取り扱いは日直商会だ。
アルゴン18 DARK MATTER
カラー：Sand Gloss
サイズ：XXS、XS、S、M
価格：250,000円（税抜）
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