大雪に見舞われたシクロクロス全日本選手権の2日目、午前中に行われた男子U23と男子ジュニアで新チャンピオンが誕生。村上功太郎(松山工業高校)と小島大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM)が難易度の高いスノーレースを制した。

男子U23

男子U23 舗装路の登りで村上功太郎(松山工業高校)が先行男子U23 舗装路の登りで村上功太郎(松山工業高校)が先行 photo:Kei Tsuji
男子U23 先頭を奪う織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)男子U23 先頭を奪う織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) photo:Kei Tsuji男子U23 先行した織田を追う村上功太郎(松山工業高校)ら男子U23 先行した織田を追う村上功太郎(松山工業高校)ら photo:Kei Tsuji

午後に行われた男女エリートと比べ、まだ新雪が降り積もった状態で行われたシクロクロス全日本選手権の男子U23と男子ジュニア。轍ができてもすぐに降り積もってラインが消えるほどの本降りの雪がマキノ高原を覆う。昼にかけて気温が上昇することもなく、あられのような固形の雪が降り注いだ。

ほぼ同じコースレイアウトで行われた2週間前の関西シクロクロス(UCI-C2)の男子エリートで唯一海外選手たちに食らいつく走りを見せ、日本人選手トップの順位でフィニッシュした織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)がカテゴリー連覇をかけてU23レースに出場。スタートとともに勢い良く飛び出した織田だったが、乗車率の低い雪道に苦戦を強いられた。

しばらく独走した織田には、1周目の中盤に竹内遼(FUKAYARACING)と村上功太郎(松山工業高校)、江越海玖也(弱虫ペダルサイクリングチーム)がジョイン。この4名の先頭パックの中から竹内が抜け出しを図るも、2周目に入ると村上が独走を開始する。前日の男子U17で優勝した村上裕二郎(松山工業高校)の兄で、昨年の男子ジュニアチャンピオンである村上が、体重52kgという軽量な身体で雪のスキー場を軽快に走り始めた。
男子U23 積極的にレースをリードする竹内遼(FUKAYARACING)男子U23 積極的にレースをリードする竹内遼(FUKAYARACING) photo:Kei Tsuji
男子U23 ライバルに先行を許す織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)男子U23 ライバルに先行を許す織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) photo:Kei Tsuji男子U23 安定した走りを見せた村上功太郎(松山工業高校)男子U23 安定した走りを見せた村上功太郎(松山工業高校) photo:Kei Tsuji
男子U23 8位まで順位を下げた織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)男子U23 8位まで順位を下げた織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) photo:Kei Tsuji男子U23 単独5番手を走る久保一真(ProRide)男子U23 単独5番手を走る久保一真(ProRide) photo:Kei Tsuji
男子U23 後方から3番手まで追い上げた坂本章(Sonic-Racing)男子U23 後方から3番手まで追い上げた坂本章(Sonic-Racing) photo:Kei Tsuji男子U23 バイクを押す2番手の江越海玖也(弱虫ペダルサイクリングチーム)男子U23 バイクを押す2番手の江越海玖也(弱虫ペダルサイクリングチーム) photo:Kei Tsuji
男子U23 降りしきる雪の中を独走する村上功太郎(松山工業高校)男子U23 降りしきる雪の中を独走する村上功太郎(松山工業高校) photo:Kei Tsuji

先頭村上を江越が単独で追いかけ、その後ろでは織田や竹内を追い抜いた坂本章(Sonic-Racing)が3番手にジャンプアップ。ディフェンディングチャンピオンの織田はペースを取り戻すことができないままポジションを落としていく。村上は唯一14分を切るラップタイムを刻む走りを見せ、後続に2分18秒差をつけて勝利した。

昨年のジュニアカテゴリーに続くU23の全日本タイトル獲得。「(織田)聖さんがこういった路面の悪いコンディションに強くないことがわかっていたので、これも運だとポジティブに捉えて挑みました。昨年の世界選手権でもっと足元の悪いランを経験していたので、乗る場所と降りて走る場所をしっかり切り替えて、ピッチを落とさず前を向いて速く走ることだけを考えて走った」と、圧勝の秘訣を明かす。雪レースでは雪国出身者が上位を占めることが多いが、村上は「愛媛出身ですが、通学用の自転車で近所のよく雪の積もる山に行って遊んでいた」という。

まだ代表メンバーは決定していないが、村上は世界選手権での目標を『30位以内』に設定する。「昨年(竹之内)悠さんに帯同させてもらったヨーロッパ遠征で感じるものがあったので、その後のレースでも海外を意識して走ることができるようになりました。このチャンピオンジャージを着ることの責任を感じながら走りたいです」。
男子U23 フライオーバーをクリアする村上功太郎(松山工業高校)男子U23 フライオーバーをクリアする村上功太郎(松山工業高校) photo:Kei Tsuji
男子U23 独走する村上功太郎(松山工業高校)男子U23 独走する村上功太郎(松山工業高校) photo:Kei Tsuji男子U23 優勝した村上功太郎(松山工業高校)男子U23 優勝した村上功太郎(松山工業高校) photo:Kei Tsuji
男子U23表彰台男子U23表彰台 photo:Kei Tsuji
シクロクロス全日本選手権2018 男子U23結果
1位村上功太郎(松山工業高校)0:55:15
2位江越海玖也(弱虫ペダルサイクリングチーム)0:02:18
3位坂本章(Sonic-Racing)0:02:45
4位竹内遼(FUKAYARACING)0:04:00
5位久保一真(ProRide)0:06:03
6位片桐翼(TEAMGRM)0:06:11
7位積田連(TeamCHAINRING)0:06:31
8位織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)0:06:47
9位平原大雅(F(t)麒麟山racing)0:06:58
10位花田金之介(SAUCECX)0:07:37

男子ジュニア

男子ジュニア 降りしきる雪の中、スタートが切られる男子ジュニア 降りしきる雪の中、スタートが切られる photo:Kei Tsuji
男子ジュニア 先頭で1周目を走る柳澤創(TeamCHAINRING)男子ジュニア 先頭で1周目を走る柳澤創(TeamCHAINRING) photo:Kei Tsuji男子ジュニア 1周目の後半に小島大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM)がリードを奪う男子ジュニア 1周目の後半に小島大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM)がリードを奪う photo:Kei Tsuji

朝一番、午前9時にスタートが切られた男子ジュニア。ホールショットを奪ったのは雪道走行に慣れている山形県出身の柳澤創(TeamCHAINRING)で、1周目の中盤にかけて小島大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM)と鈴木来人(伊那北高校)が先頭に追いついた。

1年前の男子ジュニアで4位に甘んじていた小島が抜け出し、単独で先行する形で1周回を完了。合計3周回のレースで2番手を走る柳澤とのタイム差は広がり続け、ジュニアカテゴリーのAJOCCランキング首位を走る小島が1分40秒差をつけて勝利した。2位には柳澤、3位には鈴木が入っている。

「新潟県出身なので雪の上の走りは慣れていました。2週間前のマキノが終わってからしっかり練習して、この日に調子を合わせてきた」と、テンポよく雪コースを攻略して全日本チャンピオンに輝いた小島。初タイトルを獲得した小島は「世界選手権に出場したい」と、世界への挑戦に期待を膨らませた。
男子ジュニア 4番手を走る川野碧己(慶應義塾高等学校)男子ジュニア 4番手を走る川野碧己(慶應義塾高等学校) photo:Kei Tsuji男子ジュニア 3番手を走る鈴木来人(伊那北高校)男子ジュニア 3番手を走る鈴木来人(伊那北高校) photo:Kei Tsuji
男子ジュニア 後続を突き放す小島大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM)男子ジュニア 後続を突き放す小島大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM) photo:Kei Tsuji男子ジュニア 後続を突き放す小島大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM)男子ジュニア 後続を突き放す小島大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM) photo:Kei Tsuji
男子ジュニア 優勝した小島大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM)男子ジュニア 優勝した小島大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM) photo:Kei Tsuji
男子ジュニア表彰台男子ジュニア表彰台 photo:Kei Tsuji
シクロクロス全日本選手権2018 男子ジュニア結果
1位小島大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM)0:42:29
2位柳澤創(TeamCHAINRING)0:01:40
3位鈴木来人(伊那北高校)0:01:56
4位川野碧己(慶應義塾高等学校)0:02:41
5位黒田拓杜(チームローマン)0:03:05
6位山口創平(ProRide)0:05:30
7位岡山優太(MASAYAYOUNGRIDERS)0:05:33
8位高本亮太(LimitedTeam846/Team-K)0:07:43
9位大谷玄真(榛生昇陽高校)0:08:14
text&photo:Kei Tsuji
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