ピナレロのシクロクロスバイクが完全新設計の「CROSSISTA」として復活する。DOGMAのフレームデザインにシクロクロスのための工夫を加え、東レの最高峰カーボンを使うことでスピード、応答性、快適性、そして軽さや担ぎやすさなどレースで求められる性能を満たしたハイパフォーマンスマシンだ。


ピナレロ CROSSISTA+ピナレロ CROSSISTA+ (c)ピナレロジャパン
グラベルロードモデルのGREVIL+、GREVILに続きアナウンスされたCROSSISTA+、CROSSISTA(クロシスタ)は、2016年モデルまでラインナップされていた「FCX」の後継モデルとなるピュアレーシングシクロクロスバイクだ。

緩やかな曲線を描くONDAフォークやFlexステイデザイン、そしてエアロダイナミクスを向上させるFlatback(フラットバック)形状のダウンチューブなど基本設計はツール・ド・フランスを制覇したDOGMAシリーズ由来だが、人間工学を用いたスピードと応答性、快適性、そして軽さや担ぎやすさ、更に高速化の一途を辿るトップレースを見据えた空力性能など、全く新しいピュアレーシングモデルとして設計されたという。もちろんアドベンチャーツーリング用として生まれたGREVIL+、GREVILとも一線を画する。

トップチューブは右肩で担ぐことを踏まえた左右非対称設計トップチューブは右肩で担ぐことを踏まえた左右非対称設計 (c)ピナレロジャパン
泥汚れを考慮し、シートクランプはPRINCEやGANと同じトップチューブ上から締めるタイプに。クランプ自体も当たり面積を42%増すことでシート下がりの確率を減らしている泥汚れを考慮し、シートクランプはPRINCEやGANと同じトップチューブ上から締めるタイプに。クランプ自体も当たり面積を42%増すことでシート下がりの確率を減らしている (c)ピナレロジャパンシートポストもDOGMA  K10と同じく快適性を向上させたタイプシートポストもDOGMA K10と同じく快適性を向上させたタイプ (c)ピナレロジャパン


シクロクロスバイクとして最も特徴的な工夫は、トップチューブ断面が担ぎやすさを考慮した形となっていることだろう。ランニング時に右肩への食い込みが和らぐよう接触する部分のアールを緩やかにした非対称形状であり、特に泥や砂、階段などが多いレースで負担を減らしてくれるはず。開発にあたっては3Dプリンターモデルを用いて形状を煮詰めていったという。

オフロードの振動吸収性能を増すためのデザインが、パリ〜ルーベでも使われるグランフォンド用ロード、DOGMA K10から引き継ぐピナレロ伝統のONDAフォークとFLEXシートステイ。フロントフォークのオフセット量は安定性や快適性を高めるべく50mmに設定された。

もちろんピナレロのお家芸であるアシンメトリック(左右非対称)デザインが引き継がれており、先述のトップチューブのほか、ドライブ側チェーンステーはタイヤクリアランスの確保のために若干下側にオフセット。33mmタイヤ装着時のチェーンステークリアランスは左右9mmずつ(リム幅によって変化)確保されており、泥レースへの対応はもちろん、最大42mm幅タイヤをセットすることも可能だという。レース以外、例えばオフロードツーリングに連れ出すにも嬉しい配慮だ。

DOGMA  K10譲りのONDAフォークとFLEXシートステイ。路面の凹凸を打ち消すためのデザインだDOGMA K10譲りのONDAフォークとFLEXシートステイ。路面の凹凸を打ち消すためのデザインだ (c)ピナレロジャパン
ダウンチューブはDOGMAと同じく空力抵抗減を踏まえた「Flatbackプロファイル」ダウンチューブはDOGMAと同じく空力抵抗減を踏まえた「Flatbackプロファイル」 (c)ピナレロジャパン33mmタイヤ装着時に左右9mmずつのクリアランスを確保。最大42mm幅まで対応する33mmタイヤ装着時に左右9mmずつのクリアランスを確保。最大42mm幅まで対応する (c)ピナレロジャパン


また、ダウンチューブはDOGMAと同じく空力抵抗減を踏まえた「Flatbackプロファイル」を採用し、高速化の一途を辿るシクロクロスレースにも対応させているという。いわゆるカムテール形状であるため、例えばダウンチューブを掴んで担ぎに移行する際も手にフィットし易そうだ。

泥や水など、特殊かつ過酷な環境下で走ることもあるシクロクロスだけに、細やかな配慮も忘れられてはいない。例えばシートクランプが良い例だろう。DOGMAの場合クランプボルトはシートチューブ後ろ側に配置されているが、このままでは後輪で巻き上げた泥や汚れが侵入してしまう。そこでPRINCEやGANに使われているシートチューブ上部からボルトを締め込むクランプを用い、さらに強い衝撃が加わることを考慮し当たり面積を42%増した新しいFSCシートクランプを開発。新しいくさび形状によって、レース中にサドルが下がってしまう可能性をできる限り排除している。

ピナレロ CROSSISTA(450 カーボン/レッド)ピナレロ CROSSISTA(450 カーボン/レッド) (c)ピナレロジャパン
ピナレロ CROSSISTA(449 ホワイト/カーボン)ピナレロ CROSSISTA(449 ホワイト/カーボン) (c)ピナレロジャパンピナレロ CROSSISTA+ピナレロ CROSSISTA+ (c)ピナレロジャパン


先に登場したGREVILと同じく、CROSSISTAも東レのTORAYCA T1100 1Kカーボンを用いた最上級モデルの「+」、そしてT700 UDカーボンを用いたベーシックモデルという2ラインナップ展開となる。どちらも49、50.5、52、54、56、58(cm)と6サイズが用意され、それぞれ乗り味を最適化した"Made4You"コンセプトを適応している。どちらも12mmスルーアクスルのフラットマウントだ。

CROSSISTA+はフレームセット(税抜き540,000円)のみ、CROSSISTAはフレームセット(税抜き380,000円)とR8000アルテグラ完成車(税抜き530,000円)の2種類展開となる。全て2019年2月頃より出荷開始予定だという。



ピナレロ CROSSISTA+
フレーム:TORAYCA T1100 1Kカーボン
フォーク:デディケイテッドONDAフォーク
ボトムブラケット:イタリアン
ヘッドセット:Drop-Inベアリングシステム(1-1/8" - 1-1/2")
カラー:451 カーボンマット
フレームサイズ:49、50.5、52、54、56、58(cm)
価格:540,000円(税抜、フレームセット)

ピナレロ CROSSISTA
フレーム:T700 UDカーボン
フォーク:デディケイテッドONDAフォーク
ボトムブラケット:イタリアン
ヘッドセット:Drop-Inベアリングシステム(1-1/8" - 1-1/2")
カラー:448 カーボンマット、449 ホワイト/カーボン、450 カーボン/レッド
サイズ:49、50.5、52、54、56、58(cm)
価格:380,000円(税抜、フレームセット)
   530,000円(税抜、R8000アルテグラ完成車)

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