今シーズンよりチームスカイが採用しているピナレロ傘下のパーツブランドMOSTから、DOGMA/GANシリーズ向けのカスタムパーツが登場。レースでの使用を念頭に置いた軽量・高剛性を追求した特別なパーツ類で、全て受注生産により作られるという。



MOST XLightダイレクトマウントハンガーMOST XLightダイレクトマウントハンガー (c)カワシマサイクルサプライ
激坂攻略のために32Tのカセットとアルテグラのリアディレイラー、ダイレクトマウントハンガーが取り付けられたクリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ)のバイク激坂攻略のために32Tのカセットとアルテグラのリアディレイラー、ダイレクトマウントハンガーが取り付けられたクリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ)のバイク photo:Kei Tsuji
ピナレロが展開するコンポーネントブランド、MOST(モスト)。ピナレロバイクにマッチしたコックピットパーツやバーテープ等のアクセサリーを手がけており、2018シリーズはチームスカイが同社のハンドル・ステムを使用している。そんなMOSTから軽量カスタムパーツのXLightシリーズが登場した。

ダイレクトマウントハンガーは、その名の通りリアディレイラーのダイレクトマウントを可能にするパーツ。シマノのR9100系デュラエースやR8000系アルテグラ、カンパニョーロの12速モデルディレイラーに対応しており、剛性を強化することで変速時のレスポンス向上が図れる製品だ。また従来のハンガーとディレイラーの組み合わせより約5gの軽量化になるという。アルミの削り出しによって作られ、ディスクブレーキモデルとの互換性はなし。価格は9,420円(税抜)。

MOST XLight TiシートポストMOST XLight Tiシートポスト (c)カワシマサイクルサプライ
XLight Tiシートポストは、T1100カーボンを使用した通常のシートポストにチタン粉末から作成した軽量クランプパーツを合わせた製品。標準シートポストから約50g軽量化を果たした重量180gに仕上がる。スタンダードな20mmオフセットと0mmオフセットから選択可能だ。価格は75,370円(税抜)。

アンカープラグにもより軽量なXLightモデルがラインアップ。チタン粉末から作成したTiタイプと、アルミCNC加工のALタイプが販売される。重量はそれぞれ13.5gと16gで、標準パーツから約15gの軽量化が図れる。エポキシ接着剤を用いてフォークコラム内へ取り付けるため、装着後の位置調整や取り外しは不可となる点に注意して欲しい。Tiタイプが6,910円(税抜)、ALタイプが4,400円(税抜)だ。

MOST XLightアンカープラグ Tiタイプ(左)、ALタイプ(右)MOST XLightアンカープラグ Tiタイプ(左)、ALタイプ(右) (c)カワシマサイクルサプライ


MOST XLightダイレクトマウントハンガー
重量:17g
価格:9,420円(税抜)

MOST XLight Tiシートポスト
重量:180g
価格:75,370円(税抜)

MOST XLightアンカープラグ
Tiタイプ:13.5g、6,910円(税抜)
ALタイプ:16g、4,400円(税抜)

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