2018/04/25(水) - 17:47
5月20日から27日に開催される日本最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の富士山ステージの新コースが発表された。2020年東京五輪ロードレースのフィニッシュ地点となる富士スピードウェイをスタート地点とし、ふじあざみラインの山頂フィニッシュとする32.9kmのステージに変貌を遂げる。
これまでふじあざみラインの11.4kmのみでレースが行われてきたツアー・オブ・ジャパンの富士山ステージ。今年はコースが大きく変わることが3月28日に開催された発表会の席上でアナウンスされていた。詳細については明らかになっていなかったが、富士山ステージが開催される5月25日まで1ヶ月となったタイミングで新コースが発表された。
スタート地点は、2020年東京オリンピックのロードレースのフィニッシュ地点となる富士スピードウェイ。その西ゲートをスタートし、1周約6kmの外周道路を2周したのち、標高差1160m、平均勾配10%、最大勾配22%のふじあざみラインに向けて走る。フィニッシュ地点はこれまでと同じ富士山5合目。3月に起きた土石流の影響により、ふじあざみライン中間地点となる「馬返し」前でのフィニッシュも検討されたそうだが、地元の小山町の協力もあり、例年通りの開催が可能になった。
この変更により、富士山ステージの距離は32.9kmとなる。大会ディレクターの栗村修氏は「ふじあざみライン突入前からのレーススタートがようやく実現し、上りセクションに入る前から攻撃を仕掛けることによって、新たなレース展開が生まれる可能性があります」と、大会公式サイトでコメントしている。
text:Satoru.Kato
これまでふじあざみラインの11.4kmのみでレースが行われてきたツアー・オブ・ジャパンの富士山ステージ。今年はコースが大きく変わることが3月28日に開催された発表会の席上でアナウンスされていた。詳細については明らかになっていなかったが、富士山ステージが開催される5月25日まで1ヶ月となったタイミングで新コースが発表された。
スタート地点は、2020年東京オリンピックのロードレースのフィニッシュ地点となる富士スピードウェイ。その西ゲートをスタートし、1周約6kmの外周道路を2周したのち、標高差1160m、平均勾配10%、最大勾配22%のふじあざみラインに向けて走る。フィニッシュ地点はこれまでと同じ富士山5合目。3月に起きた土石流の影響により、ふじあざみライン中間地点となる「馬返し」前でのフィニッシュも検討されたそうだが、地元の小山町の協力もあり、例年通りの開催が可能になった。
この変更により、富士山ステージの距離は32.9kmとなる。大会ディレクターの栗村修氏は「ふじあざみライン突入前からのレーススタートがようやく実現し、上りセクションに入る前から攻撃を仕掛けることによって、新たなレース展開が生まれる可能性があります」と、大会公式サイトでコメントしている。
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