ツール・ド・フランスにて未来のマイヨジョーヌ候補が純白のジャージを争うマイヨブラン。1992年以降に生まれたヤングライダーたちがしのぎを削るこの賞の有力選手を紹介。



1992年1月1日以降の選手が対象のヤングライダー賞

2016年にマイヨブランを獲得したアダム・イェーツ(イギリス、オリカ・バイクエクスチェンジ)2016年にマイヨブランを獲得したアダム・イェーツ(イギリス、オリカ・バイクエクスチェンジ) photo:Bettini
1975年のツール・ド・フランスで初めて導入されたマイヨブランは、将来のマイヨジョーヌ候補がしのぎを削るもう一つの総合争い。現在マイヨブランを争っているメンバーが5年後、10年後にマイヨジョーヌを巡って競り合うことになる。ジャージスポンサーは眼鏡販売会社のクリス社。

日本語で「新人賞」と訳されがちだが、マイヨブランの対象となるのはプロ1年目の新人だけではなく、誕生日が1992年1月1日以降の選手。つまり正確には「ヤングライダー賞」であり、25歳以下の選手が対象となる。

ヤングライダー賞対象選手が総合優勝に輝いたのは過去に数例ある。1983年にローラン・フィニョン(フランス)、1997年にヤン・ウルリッヒ(ドイツ)、2007年にアルベルト・コンタドール(スペイン)が、マイヨジョーヌとマイヨブランを同時に獲得している。2010年に総合2位でフィニッシュしたアンディ・シュレク(ルクセンブルク)は3度目のヤングライダー賞を獲得。総合優勝したコンタドールがその後のドーピング違反発覚で失格になったことで、史上4例目のヤングライダー賞対象選手による総合優勝が決まった。



再びイェーツ兄弟がタイトル獲得?ライバルはマインティーズやブッフマン

アダムの双子の兄弟サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット)アダムの双子の兄弟サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット) photo:Kei Tsuji / TDWsport
マイヨブラン候補の筆頭は、2016年ブエルタ・ア・エスパーニャ総合6位のサイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット)だろう。Sイェーツはツール・ド・ロマンディで総合2位。2016年にマイヨブランを獲得した双子の弟アダム・イェーツからタイトルを引き継ぐことができるだろうか。

2016年に2分16秒差でヤングライダー賞2位に甘んじたルイス・マインティーズ(南アフリカ、UAEチームエミレーツ)は再び「イェーツ」のライバルになるだろう。そんなマインティーズを下してクリテリウム・デュ・ドーフィネでヤングライダー賞を獲得したのがエマヌエル・ブッフマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)。2016年大会ヤングライダー賞3位のブッフマンは次世代のジャーマンオールラウンダーだ。

ルイス・マインティーズ(南アフリカ、UAEチームエミレーツ)ルイス・マインティーズ(南アフリカ、UAEチームエミレーツ) photo:Kei Tsuji / TDWsportエマヌエル・ブッフマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)エマヌエル・ブッフマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ) photo:Kei Tsuji / TDWsport

イェーツ兄弟とマインティーズ、ブッフマンと同じ1992年生まれのワレン・バルギル(フランス、サンウェブ)の他、ティエシー・ブノート(ベルギー、ロット・ソウダル)やミカエル・ヴァルグレン(デンマーク、ティンコフ)もヤングライダー賞対象選手。2016年ブエルタの山岳ステージで優勝を飾り、ツール・ド・ロマンディでヤングライダー賞を獲得、そしてフランス選手権タイムトライアルで優勝したピエール・ラトゥール(フランス、アージェードゥーゼール)はツール初出場だ。

なお、出場選手の中で最年少は22歳になったばかりのエリー・ジェスベール(フランス、フォルトゥネオ・ヴィタルコンセプト)。年齢に捉われなければ、合計49名がツール初出場で、13名がグランツール初出場を果たす。


ツール・ド・フランス2016ヤングライダー賞
1位 アダム・イェーツ(イギリス、オリカ・バイクエクスチェンジ)         89h09’30”
2位 ルイス・マインティーズ(南アフリカ、ランプレ・メリダ)             +2’16”
3位 エマヌエル・ブッフマン(ドイツ、ボーラ・アルゴン18)             +42’58”
4位 ワレン・バルギル(フランス、ジャイアント・アルペシン)            +47'32"
5位 ウィルコ・ケルデルマン(オランダ、ロットNLユンボ)             +1h19'56"
6位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、エティックス・クイックステップ)   +1h55'27"
7位 ヤン・ポランツェ(スロベニア、ランプレ・メリダ)              +2h13'42"
8位 エドゥアルド・セプルベダ(アルゼンチン、フォルトゥネオ・ヴィタルコンセプト)+2h23'45"
9位 アレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン、アスタナ)              +2h37'10"
10位 パトリック・コンラッド(オーストリア、ボーラ・アルゴン18)        +2h41'50"



歴代のマイヨブラン獲得者(同年の総合成績)
2016年 アダム・イェーツ(イギリス)         総合4位
2015年 ナイロ・キンタナ(コロンビア)        総合2位
2014年 ティボー・ピノ(フランス)          総合3位
2013年 ナイロ・キンタナ(コロンビア)        総合2位
2012年 ティージェイ・ヴァンガーデレン)       総合5位
2011年 ピエール・ロラン(フランス)         総合10位
2010年 アンディ・シュレク(ルクセンブルク)     総合1位
2009年 アンディ・シュレク(ルクセンブルク)     総合2位
2008年 アンディ・シュレク(ルクセンブルク)     総合12位
2007年 アルベルト・コンタドール(スペイン)     総合1位
2006年 ダミアーノ・クネゴ(イタリア)        総合12位
2005年 ヤロスラフ・ポポヴィッチ(ウクライナ)    総合12位
2004年 ウラディミール・カルペツ(ロシア)      総合13位
2003年 デニス・メンショフ(ロシア)         総合11位
2002年 イヴァン・バッソ(イタリア)         総合11位
2001年 オスカル・セビリャ(スペイン)        総合7位
2000年 フランシスコ・マンセーボ(スペイン)     総合9位
1999年 ブノワ・サルモン(フランス)         総合16位
1998年 ヤン・ウルリッヒ(ドイツ)          総合2位
1997年 ヤン・ウルリッヒ(ドイツ)          総合1位
1996年 ヤン・ウルリッヒ(ドイツ)          総合2位
1995年 マルコ・パンターニ(イタリア)        総合13位
1994年 マルコ・パンターニ(イタリア)        総合3位
1993年 アントニオ・マルティン・ベラスコ(スペイン) 総合12位
1992年 エディ・ボウマンス(オランダ)        総合14位
1991年 アルバロ・メヒア(コロンビア)        総合19位
1990年 ジル・ドリオン(フランス)          総合15位

text:Kei Tsuji in Saint-Lo, France
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