世界有数の規模を誇る自転車総合メーカー、メリダからUCIワールドチームである「バーレーン・メリダ」カラーのレプリカバイクが発売される。同社のオールラウンドモデルであるSCULTURA4000をベースとした限定モデルを紹介しよう。



メリダ SCULTURA4000 バーレーン・メリダ チームレプリカモデルメリダ SCULTURA4000 バーレーン・メリダ チームレプリカモデル (c)ミヤタサイクル
世界有数の自転車生産規模を誇る台湾メーカーのメリダ。有名ブランドのOEMを数多く手がける中で高い生産力と技術力を培ってきたバイクブランドだ。2013年からはランプレ・メリダへのサポートを開始し、日本でも宇都宮ブリッツェンが使用するなど、成長著しいバイクブランドの一つだ。

そんなメリダは今年から中東籍初のUCIワールドツアーチームである「バーレーン・メリダ プロサイクリングチーム」へ機材供給する。バーレーン・メリダは2014年ツール・ド・フランス覇者であるヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア)や我らが日本の新城幸也を始めとする選手が在籍する有力チームだ。

今回、限定発売される特別バイクはバーレーン・メリダのチームバイクを模して作られたレプリカモデル。メリダのロードバイクラインアップの中でもミドルグレードにあたるSCULTURA4000がベースとなっている。

バーレーン・メリダの選手も同じカラーリングのバイクに乗るバーレーン・メリダの選手も同じカラーリングのバイクに乗る photo:Miwa.Iijima/CorVosヴィンチェンツォ・ニーバリらと肩を並べ走る新城幸也ヴィンチェンツォ・ニーバリらと肩を並べ走る新城幸也 photo:Miwa.Iijima/CorVos


カラーリングは高級感と上品さのあるネイビーブルーを基調とし、フロントトライアングルの内側には光沢のあるレッドラインをスタイリッシュに配置。差し色として随所に施されたゴールドラインがワンポイントとして効いているお洒落なデザインだ。まさに中東のバーレーン王国をイメージさせるゴージャスなカラーリングとなっている。

フレームはチームのメインバイクとなるSCULTURAのミドルグレードで、カーボンのグレードを落とし、プロバイクよりゆったりとしたジオメトリーを採用している。チューブの後端部を切り落とし空力性能を高めているのも特徴の一つだ。シマノDi2もインストール可能なフレーム構造となっており、将来的なアップグレードにも十分に対応する。

コンポーネントはシマノ105を採用し、BBはオーソドックスなPF86となる。サイズは44、47、50、52、54cmの5種類で、価格は189,900円(税抜)だ。全国で100台の数量限定商品となるので気になる人は早めにチェックして欲しい。取り扱いはミヤタサイクル。



メリダSCULTURA4000 「バーレーン・メリダ プロサイクリング チーム」レプリカモデル
仕様 : 2017年モデルSCULTURA4000と同様
フレーム:Scultura CF2 PF86
フロントフォーク:Road carbon Race
クランクセット:FSA Gossamer 50-34 Mega PF86
F ディレーラー:Shimano 105 D
R ディレーラー:Shimano 105 SS
ホイール:MERIDA comp SL 24 pair
販売価格: 189,900 円(税別)
販売台数: 限定100 台
発売時期: 2月下旬
サイズ : 44、47、50、52、54cm

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