1987年創業のイタリアンヘルメットブランド、MET。2016シーズンからディメンションデータをサポートする同ブランドから、2017シーズンでチームが使用する「マンタHES」「リヴァーレHES」のチームレプリカモデルが発表された。



MET マンタHES & リヴァーレHES(ディメンションデータレプリカカラー)MET マンタHES & リヴァーレHES(ディメンションデータレプリカカラー) (c)インターマックス
ディメンションデータ発足時からヘルメットをスポンサードしているイタリアのMET。そのロード用フラッグシップとしてラインナップされているのが、チームからのフィードバックを得て開発されたエアロヘルメット、MANTA HESとRIVALE HES。どちらも空力面や軽量性、通気性を磨いたプロユースモデルでありながら、リーズナブルな価格で一般ユーザーの支持を集めているモデルだ。

マーク・カヴェンディッシュ(イギリス)が今年のツール・ド・フランスで4勝を挙げた際に着用していたのがMANTA HES。エアロダイナミクスを徹底的に煮詰めている一方、200g(カタログ値、Mサイズ)という軽さに抑えていることが特徴だ。

それに対してRIVALE HESは、通気性を高め頭部のクーリング性能に重きを置いたセミエアロヘルメット。MANTA HESと同じシェル形状でエアロ効果を維持しながら、夏場でも使い勝手が良いことが特徴だ。ディメンションデータでも夏場の山岳ステージなどでは積極的に使用されている。

白緑黒を基調としたディメンションデータの17年チームキット。来年も引き続きMETを使用する白緑黒を基調としたディメンションデータの17年チームキット。来年も引き続きMETを使用する (c)www.dimensiondata.com
今年のツール・ド・フランスにおいてMETのマンタとともにステージ4勝をあげたマーク・カヴェンディッシュ今年のツール・ド・フランスにおいてMETのマンタとともにステージ4勝をあげたマーク・カヴェンディッシュ photo:Makoto.AYANOマンタとリヴァーレを使い分けるディメンションデータの選手らマンタとリヴァーレを使い分けるディメンションデータの選手ら photo:Tim de Waele


いずれもインナーシェルとアウターシェルを強固に結びつけるインモールド成型や、落車時の衝撃を分散させるポリカーボネイトパーツ「HES」、縦横に細かく調整できる「Safe-t advanced」フィッティングシステムなどMETのテクノロジーをフル投入することで軽量、快適かつ安全性の高い製品に仕上げられている。

MET リヴァーレHES(ディメンションデータレプリカカラー)MET リヴァーレHES(ディメンションデータレプリカカラー) (c)インターマックスMET マンタHES(ディメンションデータレプリカカラー)MET マンタHES(ディメンションデータレプリカカラー) (c)インターマックス


今回発売されたディメンションデータのレプリカカラーモデルは、2017年シーズンのチームキット仕様。サイズはともにM(54/58cm)、L(59/62cm)が展開されるが、リヴァーレのみS(52/56cm)も加わった3種類で販売予定だ。MANTA HESが23,800円(税抜)、RIVALE HESが15,200円(税抜)と価格も据え置枯れている。取り扱いはインターマックス。発売は2017年春以降。



MET マンタHES
サイズ:M(54/58cm)、L(59/62cm)
カラー:ディメンションデータ2017
カタログ重量:200g(M)、230g(L)
価格:23,800円(税抜)

MET リヴァーレHES
サイズ:S(52/56cm)、M(54/58cm)、L(59/62cm)
カラー:ディメンションデータ2017
カタログ重量:230g(M)、250g(L)
価格:15,200円(税抜)