好天に恵まれたお台場海浜公園で第5回目となるシクロクロス東京が幕を開けた。初日はC1からC4、マスターズなどが開催され、多くのシクロクロッサーがお台場の砂と戯れた。各レースをダイジェストでレポート。



レース会場は観光客も集まるお台場海浜公園レース会場は観光客も集まるお台場海浜公園 photo:Kei Tsuji / CX TOKYO
C3 砂浜と格闘する選手達C3 砂浜と格闘する選手達 photo:Kei Tsuji / CX TOKYOC3 林セクションに向かうC3 林セクションに向かう photo:Kei Tsuji / CX TOKYO



絶好のアウトドア日和に恵まれた2月13日、お台場海浜公園でシクロクロス東京が幕を開けた。この日開催されたのはC4、CM2+CM3、C3+U17、CL2/U15、CM1/CJ、そしてC2とC1の計9レース。エントリーカテゴリーであるC4は3レースが行われるなど、国内でのシクロクロスブームを実感するにふさわしい盛り上がりを見せた。

CJトップの織田聖(Above Bike Store Cycle)とCM1トップの筧五郎(56CYCLE)CJトップの織田聖(Above Bike Store Cycle)とCM1トップの筧五郎(56CYCLE) photo:Kei Tsuji / CX TOKYOCJ フライオーバーでエアーを決める織田聖(Above Bike Store Cycle)CJ フライオーバーでエアーを決める織田聖(Above Bike Store Cycle) photo:Kei Tsuji / CX TOKYOC2 西垣内裕治(日野自動車レーシングチーム )C2 西垣内裕治(日野自動車レーシングチーム ) photo:Kei Tsuji / CX TOKYOこの日会場を訪れたのは公式発表で6000人。昨年の4000人を大きく上回り、最高峰のC1レースが始まる頃にはコースサイドに人が途切れないほどに。コースサイドにはジェレミー・パワーズら翌日レースを控える招待選手も登場し、ファンとの交流を楽しんでいるようだった。

大きくレイアウトが変更され、従来と逆回りとなった今年のコース。折からの好天によってCX東京の代名詞でもある砂はサラサラで、ホイールが深く埋まりきってしまうほど。踏みしめられた轍をどう処理するかが順位の分かれ目となった。

2日間のキックオフとなったC4のエントリーはなんと184名。女子カテゴリーのCL2は44名がエントリーし、大会に華を添えることに。

会場を大きく盛り上げたのは同時出走したマスターズとジュニアの混走レース。両カテゴリーのトップを走る織田聖(Above Bike Store Cycle Club)と筧五郎(56CYCLE)が激しいデッドヒートを繰り広げることになった。

抜きつ抜かれつを繰り返す2名の戦いに決着をつけたのは織田だった。砂浜区間で筧を数度巧みにブロックすると、遂に両者の間隔が開く。「世界選手権で学んだレース運びを実践しました」という織田が30秒ほどのリードを守り先頭でゴールに飛び込んだ。

C1昇格を賭けたC2レースでは、激しい先頭争いからトップを守り続けた西垣内裕治(日野自動車レーシングチーム)が優勝し、迎えたC1レース。JCXランキングで男子エリート出走権を獲得できたなかったC1ライダーたちによるレースでだが、上位3名にはエリートの出走権が与えられる。強風で時おり砂煙が舞う中、定刻通り15時40分に70名近いライダーが一斉にスタートを切った。



会場ではレッドブルが振舞われる会場ではレッドブルが振舞われる photo:Kei Tsuji / CX TOKYOコースを試走するジェレミー・パワーズ(ASPIRE RACING )コースを試走するジェレミー・パワーズ(ASPIRE RACING ) photo:Kei Tsuji / CX TOKYO

CX東京初出展のタベルナ・エスキーナは大人気CX東京初出展のタベルナ・エスキーナは大人気 photo:Yuya.Yamamoto明日のエリートレースに向けてコンディションを整える竹之内悠(Toyo Frame)明日のエリートレースに向けてコンディションを整える竹之内悠(Toyo Frame) photo:Yuya.Yamamoto

観戦のお供にビールはいかが?観戦のお供にビールはいかが? photo:Yuya.Yamamotoレース終わりに乾杯!レース終わりに乾杯! photo:Yuya.Yamamoto


C1スタートC1スタート photo:Kei Tsuji / CX TOKYO


C1 スタートとともに先頭に出る重田兼吾(TeamCUORE/順天堂大学)C1 スタートとともに先頭に出る重田兼吾(TeamCUORE/順天堂大学) photo:Kei Tsuji / CX TOKYOC1 水を巻き上げて進む辻善光(Team Zenko)C1 水を巻き上げて進む辻善光(Team Zenko) photo:Kei Tsuji / CX TOKYOC1 2位争いを繰り広げる松木健治(有限会社村上建具工房ハイランダー)、山本誠一(space)、平尾浩一(662-496部)C1 2位争いを繰り広げる松木健治(有限会社村上建具工房ハイランダー)、山本誠一(space)、平尾浩一(662-496部) photo:Kei Tsuji / CX TOKYOホールショットを奪ったのは、エントリーリストの中でも随一の成績を持つ重田謙吾(Team
Cuore)。1周めのホームストレートを終えてサンドセクションに入ると、ぐいぐいと後続を引き離しにかかり、そのまま独走する。結局9周回のレース中で一度も先頭を譲ることなく、終始安定した走りで圧勝した。

優勝した重田は「半年前に負った怪我の影響で、今シーズンを棒にが振ってしまい、JCXランキングでエリートの出場権を獲得することができなかった。だから、今日はエリートの出場権獲得を絶対目標に走り、有限実行することができて良かった。序盤は自分のペースで、後半にかけては翌日のことを考えて抑え気味で走った。明日は自分なりの走りをしたい」とコメントした。

2・3位争いは5名が絡む接戦に。序盤はTシャツ+ホットパンツの関西のアイドル「デイブ」の相性で親しまれる平尾浩一(662-496部)が2位、山口雄大(Pinazou TestTeam)が3位でレースを進め、一旦は4位以下に差をつける。しかし、残り5周に差し掛かるタイミングで松木健治(有限会社村上建具工房ハイランダー)が3位に浮上し、その後平尾に追いつく。しばらくすると後方から山本誠一(space)がジョインし、表彰台争いは平尾、松木、山本の3名のパックで終盤に。

しかし、最終周でどんでん返しが。最終周で3名のパックから抜け出した松木2位が獲得。3位は平尾と山本の争いになるかと思われたが、表彰台に滑り込んだのは、2名の後方から追い上げてきた佐藤利英(Team
Chainring)。昨年のCX東京C1レースでも3位表彰台を獲得した佐藤がクレバーな走りで2年連続となる表彰台を獲得してみせた。

C1 独走でフィニッシュする重田兼吾(TeamCUORE/順天堂大学)C1 独走でフィニッシュする重田兼吾(TeamCUORE/順天堂大学) photo:Kei Tsuji / CX TOKYO
翌日はキッズレースやエンデューロを経て、午後からはクライマックスとなる男女エリートカテゴリーレースが開催される。CL1の出走は12時45分、エリート男子の出走は13時40分の予定だ。都合のつく方は是非会場へ、会場に足を運べない方はJ SPORTSオンデマンドでエリート男子レースを観戦しよう。



シクロクロス東京2016 Day-1リザルト
C1(9Lap)

1位 重田兼吾(TeamCUORE/順天堂大学)57:59
2位 松木健治(有限会社村上建具工房ハイランダー) 58:53
3位 佐藤利英(Team Chainring )59:00
4位 山本誠一(space)59:04
5位 平尾浩一(662-496部) 59:04
6位 箭内秀平(日本ろう自転車競技協会)59:27
7位 山口雄大(Pinazou Test Team)59:42
8位 佐復真人(WildBoars OTR )1:00:14
9位 渡邊卓人(Circles Racing Club)1:00:37
10位 伊藤知幸  1:00:39

C2 (6Lap)
1位 西垣内裕治(日野自動車レーシングチーム )39:58
2位 小嶋太郎(日本ろう自転車競技協会)40:23
3位 長瀬友暉(K2T2)40:53

C3(4Lap)
1位 古野裕一(TeamOyajiAsaren)27:45
2位 新井正之(れっつばいんみー )28:09
3位 早瀬憲太郎(日本ろう自転車競技協会)28:22

C4-A(4Lap)
1位 那須高志(TEAM辻浦)
2位 佐藤拳人(Bluelug)
3位 石川正道(じて吉)

C4-B(4Lap)
1位 吉田幸司(ニコー製作所)28:28
2位 中前元久(バルバクラブカナザワ)30:02
3位 高山祐次郎(TEAM AGRI)30:04

C4-C(4Lap)
1位 阿部秀昭 28:21
2位 小久保登志貴(TEAM AGRI)28:29
3位 川上徹造(BeX ISOYA)29:03

CL2(4Lap)
1位 西形舞(TRCパナマレッズCX) 33:00
2位 伊藤 圭菜子 33:09
3位 平野美穂(ARI MURACA)33:40

CM1(6Lap)
1位 筧五郎(56CYCLE) 37:34
2位 藤井修(きゅうべいsports)39:02
3位 中野政彦(Tean Speed) 39:48

CM3+CM2(4Lap)
1位 岡田修一 31:04
2位 小菅一弘(WEMO 2005)32:13
3位 上村正彦  32:44

CJ(6Lap)
1位 織田聖(Above Bike Store Cycle)36:57
2位 江越昇也(TEAM ProRide)38:46
3位 江越海玖也(横浜高校自転車競技部)40:57

U17(4Lap)
1位 積田連(Team Chainring)27:57
2位 上野悠佑太(Team MOMO)28:59
3位 後藤大地(Team MOMO) 29:10

U15(4Lap)
1位 高木亮太(Team-K )26:41
2位 中島渉(FELT-mistral )27:10
3位 鈴木皓士(WESTBERG/ProRide)31:30

text:Yuya.Yamamoto&So.Isobe
photo:Kei.Tsuji/CXtokyo

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