リオデジャネイロオリンピックの男子ロードレース参加資格が発表された。イタリア、スペイン、ベルギー、コロンビア、イギリスから5名が出場。日本からは2名がロードレースに出場する。



11月に開催されたリオ五輪プレレース11月に開催されたリオ五輪プレレース photo: Rio 2016リオデジャネイロ近郊の海岸線のアップダウンを走るリオデジャネイロ近郊の海岸線のアップダウンを走る photo: Rio 2016UCI(国際自転車競技連盟)が発表したのはリオ五輪ロードレースならびにタイムトライアルの参加資格を獲得した61カ国。参加資格はまず第1基準としてUCIワールドツアーの国別ランキング(2015年1月1日~12月31日)をもとに決定され、次に同ランキングで資格を逃した国はUCIコンチネンタルツアーの国別ランキングをもとに枠を得ている。

最も多くの参加資格を得たのはイタリアとスペインで、それぞれロードレースに5名、タイムトライアルに2名が出場する。ベルギー、コロンビア、イギリスもロードレースに5名が出場するが、UCIロードレースのタイムトライアルでトップ10を逃したためタイムトライアルの参加資格は1名となる。フランスやドイツ、オーストラリア、オランダなどがロードレース4名の参加資格を得た一方で、アメリカは2名にとどまっている。

日本はUCIワールドツアーランキングでの参加資格を逃したものの、UCIアジアツアーのナショナルランキングでイランとカザフスタンに次ぐ3位に入ったことで2枠を獲得。タイムトライアルの参加資格は0だ。

なお、女子ロードレースの参加資格は男子とは異なり、基準となるのは2015年6月1日~2016年5月31日のランキング。国別ランキング1〜5位に4名、6〜13位に3名、14〜22位に2名の参加資格が与えられる。1月17日の最新のランキングで日本は206ポイントの25位で、22位の台湾と66ポイント差。現状は参加資格のランキング外だが、1月23日に開催されるアジア選手権で優勝することができれば1枠獲得となる。

リオ五輪ロードレースは8月6〜7日に開催。タイムトライアルは8月10日に開催される。



リオ五輪男子ロードレース参加資格(カッコ内はタイムトライアル)

5名
イタリア(2)
スペイン(2)
ベルギー(1)
コロンビア(1)
イギリス(1)
4名
フランス(2)
ドイツ(2)
オーストラリア(2)
ポーランド(2)
チェコ(2)
オランダ(2)
ポルトガル(1)
ノルウェー(1)
スロベニア(1)
スイス(1)
3名
アルゼンチン(1)
カナダ(1)
デンマーク(1)
イラン(1)
モロッコ(1)
ロシア(1)
ウクライナ(1)


2名
アメリカ(2)
ベラルーシ(2)
アルジェリア(1)
オーストリア(1)
カザフスタン(1)
ニュージーランド(1)
トルコ(1)
ベネズエラ(1)
ブラジル(0)
クロアチア(0)
エストニア(0)
アイルランド(0)
日本(0)
韓国(0)
ラトビア(0)
リトアニア(0)
南アフリカ(0)
スウェーデン(0)
1名
アゼルバイジャン(0)
ブルガリア(0)
チリ(0)
コスタリカ(0)
ドミニカ共和国(0)
エクアドル(0)
エリトリア(0)
エチオピア(0)
ギリシャ(0)
グアテマラ(0)
香港(0)
ルクセンブルク(0)
メキシコ(0)
ナミビア(0)
プエルトリコ(0)
ルーマニア(0)
ルワンダ(0)
セルビア(0)
スロバキア(0)
チュニジア(0)
アラブ首長国連邦(0)


text:Kei.Tsuji

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