東京サイクルデザイン専門学校にて開催中のファブリックサドルにマッチするバイクのデザインコンペ。6月15日にバイクを製作する学生たちがデザイン案を発表したという。その様子をファブリックのレポートより紹介する。



スニーカーのショック吸収テクノロジーを取り入れたCellスニーカーのショック吸収テクノロジーを取り入れたCell 企画への想いをプレゼンテーションで伝える企画への想いをプレゼンテーションで伝える (c)ファブリック・ジャパンファブリック・ジャパン池田新社長からデザイン確認について説明ファブリック・ジャパン池田新社長からデザイン確認について説明 (c)ファブリック・ジャパン学生たちにアドバイスをしたニック・ラーセン氏学生たちにアドバイスをしたニック・ラーセン氏 6月15日(月)に第2段階である「デザイン確認」を行いました。本企画のターゲットモデルである「Cell」はスニーカーのエアクッションから発案された、これまでに無いユニークな製品。このサドルの魅力を引き立たせるバイクデザインを、新鮮な発想でデザインしてもらうわけですが、先の第1段階の説明を基に、全9班の生徒達がデザインの方向性をまとめ、それぞれの班の特色を最大限に活かしたプレゼンテーションを披露してくれました。

「Cell」を引き立たす魅力的なデザインを提案するために、「ブランドとCell製品の特徴」、「強調するポイント」、「フレームデザイン」、「ターゲットユーザーの設定」をポイントとし、説明してもらいました。

発表されたアイディアは、例えば、「Cell」サドルのベース部分の流線的フォームからヒントを得た、流れるようなフレームデザインや「Cell」の特徴的なヘキサゴン(六角形)内部セルの形を取り上げてデザイン化したフレーム。

さらに、女性ライダーをターゲットに曲線を多用し、柔軟性やしなやかさを高めたフレームや、一見アールヌーボーアートを思わせるデザインで原宿カルチャーを表現したものや、「Cell」モデルとの連動性を持たせた透け感のあるエラストマー素材を、敏感なハンドル部分やリアサスペンション部分に採用したデザイン等でした。

これらの学生達のデザインを見て、ニック・ラーセンはとても大喜び。「ブランドに対してこれだけの熱意をもらって本当に感謝しています。それぞれのチームのターゲットユーザーの想定がとてもユニークだし、正直「Cell」モデルをここまで引立たせてくれる創造力の高いバイクデザインを見て、多くの刺激を貰いました。」

「次に進む上で再考しないといけないのは、これらターゲットユーザーに見合ったコスト設定。いくらカッコイイ自転車でも、若い人達は高い自転車を買えないし、逆にお金が自由に使える年齢層には納得のいくスペックの自転車が必要だよね。

その点をシッカリ見極めて現実的に落とし込んで欲しい。」とただアートとしてではなく、ビジネスも見据えた企画意識を持ってもらえるようにアドバイスしました。

次回はついにフレーム/フォークが制作されてきます。各班の詳細なデザインをご紹介させて頂く予定ですので、アワードの活動を楽しみにフォローしてください!



今後の活動スケジュール
2015 年6 月15 日(月)【デザイン確認】
            ・学生プレゼンテーション
            ・デザイン確認会
2015 年7 月18 日(土)【フレーム/フォーク確認】
            ・学生プレゼンテーション
            ・完成フレーム確認会 ⇒グループ選抜へ
2015 年9 月8 日(火) 【最終審査会】 
2015 年9 月12 日(土)~ 【店頭展示スタート】