世界王者クヴィアトコウスキーのレプリカヘルメット　スペシャライズド S-WORKS EVADE KWIATO

ロードレース用エアロヘルメットの先駆者であり、代表格ともいえるスペシャライズドS-WORKS EVADEに世界王者ミカル・クヴィアトコウスキーのレプリカカラーが追加された。先だって販売されたレプリカフレーム同様のグラフィックの限定仕様だ。

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スペシャライズドS-WORKS EVADE KWIATO (c)スペシャライズド
2013年にデビューし、特異な形状で話題をさらったS-WORKS EVADE。発売当時ほぼ存在しなかったロード用エアロヘルメットというカテゴリーだが、2年後の今、プロトンを見渡すと半数以上のプロライダーが何がしかのエアロ効果を謳ったヘルメットを被っている。

そんなエアロヘルメットブームの火付け役ともなったS-WORKS EVADEに、2014世界チャンピオンのミカル・クヴィアトコウスキーのレプリカカラーをまとった限定モデルが登場した。

専用の風洞施設における実験と、数多くの実戦で磨き上げられたエアロヘルメットを彩るのは、世界チャンピオンを象徴するUCIレインボーカラーをモチーフにした鮮やかなグラフィック。クヴィアトコウスキーのニックネームである「フラワーマン」「パワー」を表すスプラッシュ柄へと昇華されたアルカンシェルは、躍動感に溢れるクヴィアトコウスキーのライディングスタイルを表現している。昨年販売されたレプリカフレームと共通のグラフィックでもあるので、限定フレームのオーナーにとっては嬉しい仕様だろう。

スペシャルカラーのEVADEを被って走るミカル・クヴィアトコウスキー（ポーランド、オメガファーマ・クイックステップ (c)CorVos
カラー以外は通常のS-WORKS EVADEと同じ仕様。40kmのTTで通常のヘルメットに対し、46秒のアドバンテージを稼ぎ出す空力性能や、少ない数ながらも考え抜かれたエアインテークの配置が実現する優れた通気性といった特長は、この限定モデルでも同じだ。

また、帽体の形状はアジアンフィットが採用される。日本人4000人の頭型データを元に設計されたヘルメット内部の形状は日本人に多い幅広の頭にぴったりとフィットする。

ヘルメットとしての安全性もしっかりとしている。シェルにはケブラーを用いた特許取得の特殊機構を採用し、欧州の厳格な強度規格をパスする強度を確保している。サイズはS/MとL/XLの2種類となっている。価格も通常モデルと同じ27,000円(税込)。

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スペシャライズド S-WORKS EVADE KWIATO
サイズ：S/M、L/XL
カラー：クフィアト
価　格：27,000円（税込）