GARNEAU(ガノー)よりエンデュランスロードバイク「AXIS SL2」が登場した。アップライトなジオメトリーやロングホイールベースを採用して快適性を高めたエントリーモデルだ。ロングライドモデルの上位グレード、「GENNIX E1」とともに紹介しよう。



ガノー AXIS SL2
ガノー AXIS SL2(WHITE)ガノー AXIS SL2(WHITE) (c)アキコーポレーション
AXIS SL2はエンデュランスフィットを採用したエントリーグレードのロードバイク。フレームの素材にはダブルバテッド加工を施した6066番アルミニウム合金を使い、ハイドロnervフォーミングでチューブを成型することで、バイクの使用用途に合わせた剛性と快適性の調整を可能とした。強くアーチの掛かったシートステーはサドルへの突き上げをカットするための構造だ。

コンフォート系のエントリーモデルながらヘッドチューブは下側1.5インチ径とし、コーナリング性能やブレーキング性能を確保。ヘッドチューブやホイールベースを長く設計することで直進安定性や路面追従性、長時間のライドでも必要以上に疲れがたまらないポジションを可能としている。

ハイドロnervフォーミングで成型されたトップチューブは複雑な形状をしているハイドロnervフォーミングで成型されたトップチューブは複雑な形状をしている photo:Yuya.Yamamoto高いコーナリング性能の実現を狙った下側1.5インチのテーパードヘッドチューブ高いコーナリング性能の実現を狙った下側1.5インチのテーパードヘッドチューブ

ライダーの出力を受け止めるBB周りは強固に溶接されているライダーの出力を受け止めるBB周りは強固に溶接されている 振動吸収性を高めるためアーチ型となったシートステー振動吸収性を高めるためアーチ型となったシートステー


メインコンポーネントには11スピード化を果たしたシマノ105をアッセンブルするため信頼性も文句なし。ホイールにはシマノWH-RS11を、ハンドルやステム、サドルにはFORZAのパーツを採用した。完成車重要は440mmサイズで8.85kgだ。フレームサイズは5種類が用意され、最小サイズは410mmと背の低いライダーでも乗りこなしやすいサイズ展開となっている。カラーはWHITE、GRAYという2カラーで、価格は155,000円(税別)だ。

ガノー AXIS SL2(GRAY)ガノー AXIS SL2(GRAY) (c)アキコーポレーション
ガノー AXIS SL2
フレーム:6066 DB & 6061 ALUMINUM
フォーク:UD CARBON FORK
コンポーネント:SHIMANO 105
ホイール:SHIMANO WH-RS11
タイヤ:CLEMENT STRADA LGG 700X25C
重量:8.85kg (440mm)
サイズ:410、440、470、500、530mm
カラー:WHITE、GRAY
価格:155,000円(税別)



ガノー GENNIX E1
ガノー GENNIX E1(BLACK/RED)ガノー GENNIX E1(BLACK/RED) (c)アキコーポレーション
GENNIX E1はロングライドなどに対応するコンフォート系のカーボンロードバイク。縦方向にしなやかなハイストレングスカーボンファイバーを採用し、柔軟性を最大化するカーボンレイアップを行っている。フレーム自体も中央部にかけて細くなるトップチューブや薄いシートステー、反ドライブ側チェーンステーの中央部を扁平形状とするなど、振動吸収性を高める工夫が見て取れる。

もちろん走行性能にも妥協無く、ヤワさを回避すべくインターミディエイト・モジュールファイバーを配置し横方向の剛性を高めている。ヘッドチューブやダウンチューブのボリュームもなかなかのものだ。

ジオメトリーはAXIS SL2と同様ヘッドチューブを長めにすることでアップライトなポジショニングを可能としている。また、ホイールベースも直進安定性を向上させるために、レーシングモデルであるGENNIX R1と比較して25mm(Sサイズ比較)延長されている。

シートステーはトップチューブまで延長された造形だシートステーはトップチューブまで延長された造形だ ケーブルルーティングは内蔵仕様だ。シマノDi2にも対応しているケーブルルーティングは内蔵仕様だ。シマノDi2にも対応している

ボトル装着時のエアロダイナミクスを考慮したダウンチューブボトル装着時のエアロダイナミクスを考慮したダウンチューブ 高い剛性を実現するオーバーサイズ化されたフォーククラウン高い剛性を実現するオーバーサイズ化されたフォーククラウン


ヘッドチューブ、フォーク、ダウンチューブそしてBBエリアの空力性能を高めていることも特徴だ。特にダウンチューブはボトルを装着することを前提とし、周囲の気流を整えるべく複雑な造形がなされている。フロントフォークはエアロダイナミクスを向上させる専用設計で、ケーブル類はもちろんフレーム内蔵式。機械式・電動コンポーネント両対応だ。

2015年モデルではメインコンポーネントにシマノ105を採用した完成車が用意された。ハンドル、ステム、シートポストはFORZAのパーツのアッセンブリだ。ホイールはシマノWH-RS11が搭載されている。完成車重量は480mmサイズで7.75kgと軽量だ。

サイズは450(XS)、 480(S)、 510(M)、 540mm (L)という4サイズで、最小サイズは背の低いライダーでも容易に乗れるジオメトリーだ。2015年モデルではカラーバリエションが変更され、BLACK/RED、BLACK/WHITEという2カラーとなった。

ガノー GENNIX E1(BLACK/WHITE)ガノー GENNIX E1(BLACK/WHITE) (c)アキコーポレーション
ガノー GENNIX E1
フレーム:GARNEAU GENNIX E1, RTCC1 CARBON WITH AEROLEAP TECHNOLOGY
フォーク:GARNEAU AIR UNI-T MONOCOQUE CARBON 1-1/4-1-1/8 STEERER
コンポーネント:SHIMANO 105
ホイール:SHIMANO WH-RS11
タイヤ:CLEMENT STRADA LGG 700X25C
重量:7.75kg (480mm)
サイズ:450(XS)、 480(S)、 510(M)、 540mm (L)
カラー:BLACK/RED、BLACK/WHITE
価格:230,000円(税別)

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