東京都内を中心とする新しいレースシリーズ「東京ワンダーレース」が9月より開催される。立川競輪場でのトラックレースを皮切りに、クリテリウム、シクロクロス、ヒルクライム、エンデューロまで、あらゆる自転車レースをプロデュースしていくという。



東京ヴェントスが監修するTokyo Wonder Race東京ヴェントスが監修するTokyo Wonder Race 写真はイメージ

BCクリエイト代表の二戸康寛氏BCクリエイト代表の二戸康寛氏 (c)Makoto.AYANO東京立川市を拠点に自転車文化の発展と、サイクルスポーツの認知拡大に取り組む「BCクリエイト」が、立川および多摩地区を足がかりに、新しいレースシリーズの構想「東京ワンダーレース」を発表した。BCクリエイトは今季誕生した東京多摩地区の地域密着型チーム「東京ヴェントス」の運営会社でもある。

東京バンクス  立川ステージの会場となる立川競輪場東京バンクス 立川ステージの会場となる立川競輪場 BCクリエイト代表を務める二戸康寛氏は次のように話す。「東京ワンダーレースは、シリアスレーサーからビギナーサイクリストまで、誰もが気軽に参加できるレースをコンセプトに、東京都内を中心に様々なレースイベントを企画してゆきます。

国内で最も多くのサイクリストを有しながら、レースイベントの機会に恵まれない東京において、サイクルスポーツの普及と自転車による地域活性に働きかけ、来る東京オリンピックに向けスポーツ自転車の更なる認知拡大という目的が背景にあります。日本の首都であるがゆえに、開催場所の確保、レースイベントに対する理解など、乗り越えなければいけない壁は多いですが、年間を通じた開催に向け取り組んでゆきます」。

400mバンクがある立川競輪場(写真は東京国体)400mバンクがある立川競輪場(写真は東京国体) photo:Hideaki.Takagi第1回東京ワンダーレースは、9/23(火曜・祝日)に立川競輪場を会場にロードレーサー限定のトラックレースを開催。競輪場をロードレーサーで走れるメリットを活かし、レース初心者でも参加しやすいタムトライアル中心のレースを企画した。エントリーは8/18から開始されている。

第2回は11月開催で「旬のレース」を企画中。開催場所交渉中のためまだ公表できない状態だが、場所の確約が取れれば8月末〜9月頭に発表があるという。また、年明け3月には立川市内の某公園において「面白いレース」が開催される予定だという。同レースシリーズの公式サイトもすでにオープンし、情報公開を始めている。以下BC クリエイト合同会社からのリリースでレース概要を紹介しよう。

誰でも気軽に参加出来る自転車レースシリーズ
「Tokyo Wonder Race」スタート!


自転車にも慣れた、ジャージも揃った、レースにも出てみたいけど、近所で手頃なレースがあまりない…。そういった東京近郊のサイクリストの悩みに応える自転車レースシリーズ「Tokyo Wonder Race」がスタートします!

シリアスレーサーからビギナーサイクリストまで「誰でも気軽に参加できる自転車レースイベント」をメインコンセプトとした自転車レースシリーズ、東京近郊、自然豊かな多摩地域をメインフィールドに、クリテリウム、シクロクロス、ヒルクライム、エンデューロからトラックレースまで、あらゆる自転車レースをプロデュースしていきます。

杮落としとなる第一弾のイベントは「東京バンクス 〜立川ステージ〜」。立川市にある立川競輪場を舞台に、サイクリストのあこがれヴェロドローム(自転車競技場)をロードバイクで疾走するトラックレースイベントを開催。

ここ数年、海外のビッグレースでも、イギリス、オランダ、オーストラリア出身選手中心にトラックレースから転身してきた選手の活躍が目を引きますが、そんなトラックレースで腕試しできるのがこのイベントの最大の魅力。しかも、本来トラックレースの場合、競輪自転車やトラックバイクなど専用自転車での走行が一般的ですが、今回はロードバイク(種目により TT バイクでも可能)で走行できるという手軽さも売りです。

今回、レース種目も初心者でも参加しやすいようタイムトライアル種目を中心に構成。キッズ向けのレースも含め全6レースを用意しました。普段、触れる機会の少ないヴェロマニアのためのフィールドを満喫してください。



【競技種目】
◆個人種目(定員:100 名)※3 種目すべてに出走可能
①600m 速度競争
1周400メートルのトラックを1周半・600メートルで着順を競うスプリントレース
5名1組で出走し、上位 2 名が次のラウンドへ進める勝ち抜け戦。
4 戦勝ち抜いてスピードキングを目指せ!

②1000m タイムトライアル
トラック2周半(1000m)で行う個人タイムトライアル。一流選手だと約 70秒。目標タイムを決めてフルもがき!

③サバイバルレース
東京バンクスオリジナルの持久力勝負のレース。1組約20名でペースバイクについてスタート。2周目から、偶数周回はハイペース、奇数周回はスローペースを繰り返し、集団から脱落するとリタイアとなる全11周・4400m のサバイバル。ハイペース周回のスピードは徐々にあがり、10 周目には50キロオーバーに! 見事最終ラップまで生き残り、ラスト一周のスプリント勝負を目指せ。

◆チーム種目(定員:各レース 10 チーム)※2000m/4000m いずれかを選択
④2000m チームタイムトライアル
⑤4000m チームタイムトライアル
1チーム4名(最低3名)、ホームストレートとバックストレートから2チーム同時出走し、追いつかれた場合はリタイアとなってしまう団体追い抜きルールのチームタイムトライアル。自慢のチームワークで最速トレインを目指せ!

◆キッズ種目
⑥サバイバルレース(無料)
高学年8周(3200m)、低学年(平バンク4周)のレース。
(ルールは一般に準じます。)

【参加料】
・個人エントリー:¥4,500(①〜③の個人3種目すべてに出走可能)
・チーム TT 2000m(3〜4 名):¥4,000
・チーム TT 4000m(3〜4 名):¥4,000

【参加申込み】
・スポーツエントリー: http://www.sportsentry.ne.jp/event/t/44468

【主催】
東京バンクス事務局
構成:立川市体育協会、BC クリエイト合同会社
住所:東京都立川市錦町 1-15-28(BC クリエイト合同会社内)
TEL/FAX:042-595-7322
Mail: [email protected]
Web: www.tokyowonderrace.com
【協力】
立川競輪場、自治会連合会高松支部
【会場】
立川競輪場(住所:東京都立川市曙町 3-2-5)


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