工業立国ドイツの総合バイクブランド、コラテック。ハイエンドモデルとして位置付けられるコンフォートロード「R.T.CARBON」の2015モデルが登場。リア11速化を果たした新型シマノ105仕様の完成車が追加され、2種類のニューカラーが登場した。



コラテックのハイエンドモデルに位置付けられる「R.T.CARBON」は、カーボン素材の長所の1つである優れた振動吸収性を最大限に活かし開発されたコンフォートロード。ロングライドやツーリングから、エンデューロを始めとした長距離のレースまで、様々なシチュエーションに対応する一台だ。

コラテック R.T.CARBON(MATT CARBON / YELLOW)コラテック R.T.CARBON(MATT CARBON / YELLOW) (c)グローブライド
フレームの設計にはtubing、casting、mouldingの頭文字をとったコラテック独自の技術「TCM+テクノロジー」が用いられている。軽量フレームの設計を軸に、衝撃吸収性に優れるカーボン構造体と厚みを持ったTCM+チューブを採用し、接合部のないモノコック構造とすることで軽量化を図ると同時に、剛性と品質を高めている。

フロントフォークには、ユニークなブレード形状を持つ「PRO CONTROL FORK」を採用。クラウン部分を後方へとオフセットさせることにより横方向の安定性と優れた衝撃吸収性による快適性を引き出し、テーパードヘッドチューブと併せてシャープなハンドリング特性を実現している。

エンド部分を一段下げた「ロープロファイルチェーンステー」は、チェーンとチェーンステーのクリアランスを広げることにより、コンパクトドライブやトリプルクランクなどを装着した場合にもチェーンがフレームと接触することを防ぎ、ダメージを低減。荒れた路面を走る場合の不安を解消している。

コラテック R.T.CARBON(CARBON / RED)コラテック R.T.CARBON(CARBON / RED) (c)グローブライド
ジオメトリーには「プロサイズシステム」を採用。これはシートチューブの長さを基準とするのではなく、トップチューブ長をメインに考えるレース用バイクのサイズ選択を考慮したオリジナル規格のこと。ライダーの骨格や筋力、ポジションにフィットしたフレームを選択する上で、より広い選択肢を提供することが可能になっている。

販売パッケージは完成車のみ。2015モデルではリア11速化を果たしたシマノ新型105をはじめ、9070系デュラエースDi2、9000系デュラエース、6870系アルテグラDi2、6800系アルテグラ、4600系ティアグラの6種類のコンポーネントから選択できる。ホイールは同じくシマノのWH-RS11だ(ティアグラ仕様のみシマノWH-R501)。

サイズは46cm、48cm、50cmの3サイズ展開。カラーMATT CARBON / YELLOWとCARBON / REDの2色がラインナップされる。取り扱いはグローブライド。

コラテック R.T.CARBON
フレーム:CARBON TCM+ カーボンモノコック
フォーク:R.T.カーボン、PRO CONTROL FORK
サイズ:46cm、48cm、50cm
価 格:
シマノ 9070系デュラエースDi2仕様 629,000円(税抜)
シマノ 9000系デュラエース仕様 469,000円(税抜)
シマノ 6870系アルテグラDi2仕様 419,000円(税抜)
シマノ 6800系アルテグラ仕様 319,000円(税抜)
シマノ 5800系105仕様 277,000円(税抜)
シマノ 4600系ティアグラ仕様 249,000円(税抜)


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