フランスのレキップ紙が伝えたところによると、ドーピング発覚者に対して年俸の5倍の罰金を課すことを盛り込んだチーム契約の追加条項へとサインを拒否し続けたとして、カチューシャがヘルト・ステーグマン(ベルギー)との契約を打ち切った。今後ステーグマンの移籍先に注目が集まる。

カチューシャと決別したヘルト・ステーグマン(ベルギー)カチューシャと決別したヘルト・ステーグマン(ベルギー) photo:Cor Vosカチューシャがドーピング発覚者に対して、年俸の5倍に相当する額の罰金を課す追加条項を選手契約に盛り込もうとしたのは6月のこと。数名がこの“アンチドーピング条項”へのサインを拒否し、6月にはその中の一人、ケニー・デハース(ベルギー)をチームは放出。デハースはすでにサイレンス・ロットに合流している。

同じくサインを拒否したステーグマンは、6月のドーフィネ・リベレ以降、レースに出場していない。カチューシャは頑に拒否し続けたステーグマンとの契約を8月5日付けで解除した。

カチューシャの監督を務めるジェフ・ブラックヴェルト氏はレキップ紙の中で「他の選手はサインを済ませたが、ステーグマンだけ最後まで条項にサインしなかった。これはチームにとってもステーグマンにとっても良い決別だ。ステーグマンは明日から移籍先を探すことになるだろう。とにかくチームはもうステーグマンに給料を払う必要が無くなった」とコメントしている。

ロビー・マキュアン(オーストラリア)の心強い発射台として活躍したステーグマン。自身もツール・ド・フランスでステージ2勝の経験があり、今シーズンはチャレンジ・マヨルカルタ・デル・ソルでステージ優勝を飾っていた。

ベルギーのニュースブラッド紙は、Bboxブイグテレコムがステーグマンと接触したと報じているが、詳細はまだ明らかにされていない。

最新ニュース(全ジャンル)