8月2日、スペインのバスク地方で山岳コースのワンデーレース、ウルキオラ・イゴエラ・スビダ・ウルキオラ(UCI1.1)が行われ、ラスト1kmでアタックしたイゴール・アントンが優勝した。EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインは、ギヨーム・ポンが10位の好成績でゴールした。

ウルキオラ・イゴエラ・スビダ・ウルキオラ2009コースマップウルキオラ・イゴエラ・スビダ・ウルキオラ2009コースマップ duranguesa.com以下はEQA・梅丹本舗・グラファイトデザインのレースレポート。

ウルキオラ・イゴエラ・スビダ・ウルキオラはカテゴリー1級の峠ウルキオラを2度通過する総距離161.1kmの山岳基調のワンデーレース。カテゴリー1クラスのレースなので、スペインのプロチーム、エウスカルテル・エウスカディ、ケースデパーニュ、フジ・セルヴェットの強豪選手たちも顔を見せた。

レースは曇り空の中13時にスタートし、最初の1時間は時速48kmのハイスピードで進んだ。その後2人の逃げができてからは、エウスカルテルが集団をコントロールしてレースが進む。最後のウルキオラの登り手前で逃げを吸収して、上りに突入。

EQA・梅丹本舗・グラファイトデザインは、清水都貴、ギヨーム・ポン、グレゴール・ガズヴォダ、研修生のセバスチャン・イヴァースの4人が集団に残り、最後の上りへ。数々の選手が脱落していく中、クライマーのギヨーム・ポンが本領を発揮し、スペインのクライマーたちに挑み、10位の好成績を出した。

ギヨーム・ポンのコメント
チームメイトのためにいいポジションを保とうと、最初のウルキオラは集団の前で上った。そこからゴールまでまだ60キロほどあったので、最後のウルキオラに備えた。最後は頂上ゴールだったので、僕の得意なコース。50人くらいの集団でウルキオラを上りはじめ、一流クライマーたちと互角に走れたことは、嬉しかった。2年前に出場した時は18位で、2度めの出場で10位の結果が出せるなんて。先日のゲッチョのレースではチーム賞を獲得したし、今回のレースでもこの成績で、とてもうれしい。

ウルキオラ・イゴエラ・スビダ・ウルキオラ2009結果
1位 イゴール・アントン(スペイン、エウスカルテル・エウスカディ)3h48'58"
2位 サビエー・トンド(スペイン、アンダルシア・カハスール)+08"
3位 フレディー・モンタニャ(コロンビア、ボヤカ・エス・パラ・ビビルラ)+09"
4位 ダビ・アローヨ(スペイン、ケースデパーニュ)+10"
5位 ベニャト・インチャウスティ(スペイン、フジ・セルヴェット)+17"
・・・
10位 ギヨーム・ポン +55"
39位 グレゴール・ガズヴォダ +2'31"
40位 清水都貴
46位 セバスチャン・イヴァース +2'43"
74位 増田成幸 +5'00"
福島晋一 +16'32"
菊池誠晃
リタイア 宮澤崇史、ミカエル・ダミアン、パク・ソンベク

■参加チーム:14チーム
Caisse d'Epargne
Euskaltel-Euskadi
Fuji-Servetto
PSK Whirpool
Andalucía-Cajasur
Contentpolis-AMPO
Xacobeo Galicia
Burgos Monumental
Orbea
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