宇都宮ブリッツェンの2014体制プレゼンテーションの場で、廣瀬佳正氏と栗村修氏から3月23日に開催されるJプロツアー開幕戦「宇都宮クリテリウム」と、ツール・ド・栃木の構想が語られた。
ゼネラルマネージャーの廣瀬佳正氏 (c)Makoto.AYANOこれは宇都宮ブリッツェンの運営会社であるサイクルマネジメント株式会社としての事業で、念願のホームレースとして宇都宮クリテリウムの開催にこぎつけた。また、まだ構想段階ながらも計画を立ち上げるステージレース”ツール・ド・栃木”。ジャパンカップとチームの成功もあり、佐藤市長はじめ自治体としてサイクルスポーツの振興に前向きな宇都宮および栃木でのレース開催計画には現実味を感じることができる。
宇都宮クリテリウム
Jプロツアー開幕戦となる宇都宮クリテリウムは宇都宮清原工業団地内周辺道路を使用した、1周2.7kmのコースを使い距離67.5km、約1時間半ほどのレースとなる(資料参照)。
宇都宮クリテリウムコースマップ 廣瀬佳正氏は言う。「地域密着型のチームとしてはホームでレースを開催するということは非常に大事なこと。今まで様々な活動を通じてファンの獲得を目指してきたが、年一度のホームゲームであるジャパンカップだけでは限界がある。ジャパンカップを観た後で『選手たちの走りを今度は何処で観られるの?』ということが常にあった。なんとしても宇都宮でのホームレースを増やしていかなくてはいけない」。
「宇都宮クリテリウムは宇都宮で開催するJ開幕戦。Jプロツアーは選手にとっての参加型レースだが、観戦する人の立場にたったレース運営を心がけたい。観て楽しめるような雰囲気作りのレースを心がけたい。例えば試乗会や飲食ブースの出展、地元の味などの提供で、観戦しに来た人たちにも楽しんでもらいたい。これから実業団車連とすりあわせて、エンターテインメントを取り入れて、地元ファンが増えたり、グッズが売れたりなど、運営会社のメリットも追求したい。これから全国に地域密着型のチームが増えていくと思うが、その雛形になるようなものを目指していきたい」。
ツール・ド・栃木
続くプレゼンのなかで、日光をスタートして宇都宮にゴール。日光いろは坂、茶臼岳のヒルクライムなど、栃木県内をくまなく巡るステージマップとともに、ツール・ド・栃木の構想も語られた。
廣瀬氏「今回お見せしているステージマップ等の資料はただイメージしているもので、正式なものでは一切ない。1週間をかけて、栃木じゅうを巡るレースをしたい。まだ実行員会も立ち上がっておらず、下準備を進めている段階。自転車ロードレースの観光として経済効果をしっかり生み出せるようなかたちを生み出していきたい。栃木県全土を巻き込むことでロードレースというものが観光の促進につながるスポーツだということを打ち出していきたい」。
テクニカルアドバイザーの栗村修氏 (c)Makoto.AYANO昨年までの宇都宮ブリッツェンの監督職を離れ、チームのテクニカルディレクターとして携わる栗村修氏は、現在ツアー・オブ・ジャパンの副イベントディレクターなどの仕事をスタートさせている。
栗村氏は語る。「自分は今、チームが輝く場所を作っていく立場で、多くの自転車関係者とコンタクトを取って仕事をすすめている。国内ロードレースの発展という大名目や、選手強化につながる動き。そしてサイクルスポーツマネジメント株式会社としてはツール・ド・栃木の構想や宇都宮クリテリウムの開催。それらのレース運営、リーグづくりなどの仕事はお互いリンクしていると考えていただきたい」。
text&photo:Makoto.Ayano

宇都宮クリテリウム
Jプロツアー開幕戦となる宇都宮クリテリウムは宇都宮清原工業団地内周辺道路を使用した、1周2.7kmのコースを使い距離67.5km、約1時間半ほどのレースとなる(資料参照)。

「宇都宮クリテリウムは宇都宮で開催するJ開幕戦。Jプロツアーは選手にとっての参加型レースだが、観戦する人の立場にたったレース運営を心がけたい。観て楽しめるような雰囲気作りのレースを心がけたい。例えば試乗会や飲食ブースの出展、地元の味などの提供で、観戦しに来た人たちにも楽しんでもらいたい。これから実業団車連とすりあわせて、エンターテインメントを取り入れて、地元ファンが増えたり、グッズが売れたりなど、運営会社のメリットも追求したい。これから全国に地域密着型のチームが増えていくと思うが、その雛形になるようなものを目指していきたい」。
ツール・ド・栃木
続くプレゼンのなかで、日光をスタートして宇都宮にゴール。日光いろは坂、茶臼岳のヒルクライムなど、栃木県内をくまなく巡るステージマップとともに、ツール・ド・栃木の構想も語られた。
廣瀬氏「今回お見せしているステージマップ等の資料はただイメージしているもので、正式なものでは一切ない。1週間をかけて、栃木じゅうを巡るレースをしたい。まだ実行員会も立ち上がっておらず、下準備を進めている段階。自転車ロードレースの観光として経済効果をしっかり生み出せるようなかたちを生み出していきたい。栃木県全土を巻き込むことでロードレースというものが観光の促進につながるスポーツだということを打ち出していきたい」。

栗村氏は語る。「自分は今、チームが輝く場所を作っていく立場で、多くの自転車関係者とコンタクトを取って仕事をすすめている。国内ロードレースの発展という大名目や、選手強化につながる動き。そしてサイクルスポーツマネジメント株式会社としてはツール・ド・栃木の構想や宇都宮クリテリウムの開催。それらのレース運営、リーグづくりなどの仕事はお互いリンクしていると考えていただきたい」。
text&photo:Makoto.Ayano
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